ttp://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=142505&f=iより転載
東京大行進 2015 Tokyo Democracy March
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#差別のない世界と民主主義のために!
♦東京大行進2015 11/22(日) 14:00 新宿中央公園
メッセージ
安保法制を巡る地方公聴会が行われた新横浜駅周辺で響き渡った「ノーパサラン(奴らを通すな)」のシュプレヒコール − 2年前の2013年6月、その言葉は東京・新大久保でヘイトスピーチを繰り返し、我が物顔で街を蹂躙していたレイシストたちへ向けられていました。
「レイシストを通すな」 そして 「レイシズムを許すな」
私たちの行動はシンプルで、ダイレクトであり続けました。シングルイシュー/ワンイシューであるということは、問題に対して常に明快で、根源的な姿勢を取り続けることでもあります。
その姿勢は<3.11>以降の日本の社会運動を力強く育み、東京で、大阪で、そして全国で日々続けられている路上のデモクラシーとして大きな流れを形作ろうとしています。
<3.11>は巨大な自然災害であると同時に、今もなお日本の社会そのものを激しく動かし続けています。
<3.11>があぶり出した矛盾、不公平、不寛容は、いまだに<アンダーコントロール>とは言えない原発事故の形で、または特定秘密保護法、防衛装備移転三原則から安全保障関連法案へと至る、安倍政権による<戦争法案>の形で、現在私たちの目の前に現れました。
私たちの日常に潜むレイシズムは、そんな<3.11>以降の社会の空気を象徴するものです。
人々を分断し、挑発し、互いを憎悪と恐怖の中に巻き込むレイシズムは、今、安全保障に名を変え、また経済の名のもとに、この国のデモクラシーの根幹を激しく揺さぶっています。
人々が平和に、そして安寧に暮らす権利が揺さぶられているのです。
その一方で、シングルイシュー/ワンイシューに支えられた3.11以降の社会運動は多くの人々の背中を押してきました。
一人ひとりが路上に出て、プラカードを掲げ、声を上げるということが、近年これほど意味があり、リアリティを持った時代はありません。今、私たち一人ひとりが<デモクラシー>を体現しているのです。
3回目の東京大行進、平和と安寧の為に私たちは今年も新宿の街を歩きます。
まだ見ぬ新しい人よ、共に歩き、その一歩をこの路上に刻み込め。
そして街に声を響かせ続けよう。
そして歩き続けよう。
差別のない世界と、この国のデモクラシー、民主主義のために。
(原案: @Bong_Lee 構成・文:ライター 和田彰二)
コマちゃん@masao_komai
またまた、ナンバで二人のおばちゃんが手作りチラシをまいてました。 「ウチは、自民党でも、共産党でもあらへん。維新橋下の言論弾圧が我慢できひんのや!」と気迫の訴え。 大阪から民主主義をとりもどそう #1122ALLOSAKA pic.twitter.com/zhaUPIlNV7
日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170074/1より転載
安倍政権は倒せる!/小林節
共産党の組織票があれば国会の構成比を変えられる
2015年11月21日
小林節氏(C)日刊ゲンダイ
しかも、その論争回避の口実に使われた中国と北朝鮮の脅威は冷静に考えれば被害妄想に等しく、事実、政府自身、その「脅威」に緊急の対応を何も行っていない。その上で、防衛力を高めると称して、海外で米軍と共戦し、イスラムのテロを招く引き金に手をかけ、米国に続く戦費破産の道を歩み始めた。
主権者国民から許されて一時的にこの国の運営を託されているにすぎない安倍政権が、主権者国民の意思(憲法と世論)を無視して、勝手にこの国をどこに連れて行こうというのか? 少なくとも、今、わが国は、立ち止まり、今回の「戦争法」について公正に再検討すべきであろう。
それに続く全く機能しない国会を体験した共産党が憲法(議会制民主主義)の回復の一点に絞ったあらゆる政党と組織と個人の選挙協力を党議決定した。あの頑固に全小選挙区に候補者を擁立して落選を重ねてきた組織政党が他党との選挙協力を提案した。これは、公明党が自民党との選挙協力を決定したことに匹敵する歴史的決定である。
これを他党が受け入れれば、次回総選挙は与野党が互角な戦いになる。これまでは、自民党側に公明党の組織票が自動的に加算されるために、いわば一方的なハンディ付き競争であった。しかし、野党に共産党の組織票が自動的に加算されることになれば、今後は、世論のいわゆる「風向き」次第で、野党にも大勝の機会が訪れることもある。
確かに共産党は変わった!以前の共産党ではない!!
http://dot.asahi.com/wa/2015111800061.html?page=1より転載
日本共産党大研究 吉良ちゃんの“路チユー”で党は変わった
(更新 2015/11/20 07:00)
アイドル議員として人気の吉良佳子参院議員 (c)朝日新聞社
結党から93年という日本の政党最古の歴史を持つ日本共産党。共産主義といえば「赤」「左翼」をイメージしてしまうが、最近は“革命”に成功し、野党第2党へと躍進。安保法案に反対し、国民連合政府構想をぶち上げたり、大阪W選挙でも鍵を握る存在だ。いったいなぜそんな“革命”を起こせたのか。
最近の共産党の勢いは、とどまるところを知らない。昨年の衆院選では、獲得議席数を2012年衆院選の8から21に増やした。維新の党の分裂騒動もあり、いまや共産党は衆参で民主党に次ぐ野党第2党となった。
地方選でも連戦連勝だ。10月25日に投開票された宮城県議選でも、前回の4議席から倍増となる8議席を獲得。2議席減の5議席となった民主党を抜いて、野党第1党になった。党内では、今の勢いを1960年代後半から70年代の第1の躍進、90年代の第2の躍進に続く「第3の躍進」と位置づけ、さらなる党勢拡大を狙っている。13年の参院選で初当選した辰巳孝太郎議員(39)は言う。
「2000年代に入って新自由主義的な経済政策がスタートしてから、共産党の生活相談に来る人が明らかに増えた。特に、高齢者や母子家庭からの相談が多くなった。生活相談は選挙活動が目的ではありません。ですが、党員が親身になって相談にのるなかで、『住民が困っているところに共産党がある』という認識が広がったのでは」
お堅いイメージが先行する共産党だが、イメチェンにも力を入れる。その象徴が、13年の参院選で初当選した吉良佳子議員(33)だ。
吉良氏の選挙戦を支えたのは、従来の党組織だけではなかった。脱原発や反TPPの活動に共鳴した支援者が、勝手連の「キラキラサポーターズ」を結成。フェイスブックなどで選挙活動を宣伝していった。
当選後も、これまでの共産党の常識では考えられないことが起きた。吉良氏は昨年3月、恋人と路上でキスしているところを激写され、週刊新潮に掲載された。だが、その対応に古手の共産党員は驚いたはずだ。共産党関係者が言う。
「週刊新潮で報道されることがわかった後、党幹部の集まりでは党のイメージを損なったとして、厳しい意見もあったそうです。それが、雑誌の発売日前に吉良さんがツイッターで交際宣言をし、雑誌が本屋に並ぶころにはネット上で祝福ムードになっていた。独身の男女が路上でキスするぐらい、健全じゃないかと。祝福ムードに押されて、党内でも処分なし。昔の共産党では考えられないことです」
各党が苦悩するネット選挙でも、共産党は他党の一歩先を行っている。
ネット選挙解禁となった13年参院選では、共産党の政策を伝える「カクサン部!」を発足させた。共産党らしからぬ「ゆるキャラ」を次々と生み出し、他党のPR担当者の度肝を抜いた。なかでも人気を集めた「雇用のヨーコ」は「ブラック企業にお仕置きよ!」というフレーズとともに雇用問題を訴えた。宣伝局長の田村一志氏によると、「アクセス数は10~20倍に増えた」と話す。05年に約85億円をかけて建設した共産党の本部ビルは、1階部分は自由に出入りできて、「開かれた党」のイメージを打ち出している。
もちろん、共産党への支持が増えているのは、時代背景もある。特に、安倍政権になってから、共産党を支持する人たちの層が変わってきているという。
共産党は政党助成金を受け取っていないことで知られるが、それができるのも「しんぶん赤旗」などの党機関紙や書籍の販売収入があるためだ。その額は13年度で約196億円で、全収入の87%を占める。ちなみに、赤旗の購読者数は約124万人で、うち週刊紙の「しんぶん赤旗日曜版」が約100万人。週刊紙では日本最大の発行部数だ。共産党の党員は約30万人だから、共産党関係者以外の購読者も多い。日曜版の山本豊彦編集長は言う。
「安倍政権が発足してから、紙面に登場してくれる人に変化がありました。自民党の古賀誠元幹事長や元自衛隊員などが実名で登場しています。良心的な保守派の人たちは、今の安倍政権は、これまでの自民党政権と比べて異質なものだと認識しているのでしょう」
紙面には芸能人も登場し、俳優の藤原紀香さんのほか、笑福亭鶴瓶さんが憲法9条について語ったこともある。
(本誌・西岡千史)
※週刊朝日 2015年11月27日号より抜粋