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立憲民主党はブレない限り二大政党の一つになる 2018.1.06 Economic.News

2018-01-07 23:07:46 | 政治 選挙 

 立憲民主党はブレない限り二大政党の一つになる

エコノミックニュースhttp://economic.jp/?p=78717

2018年01月06日 09:49

 

立憲民主党は総選挙で訴えた立ち位置からブレずに、公約実現のために、ひたすら前に進むことに専念することこそ必要だ

 立憲民主党は民進党から、希望の党と3党による統一会派を提案され、希望の党とは理念・政策が異なるとし「3党の統一会派は検討できない」と答えた。当然だ。昨年の総選挙で立憲民主党を選んだ有権者は3党統一会派に反対こそすれ、賛成しないだろう。

 民進党が統一会派結成で呼びかけた文面では「3党が統一会派を結成し、安倍政権に結束して対決していくことは、国民の大きな期待に応えるものであると考える」としている。この認識こそ、民進党が国民の意識からブレている、と言わなければならない。

 自公政権(自公候補)対野党4党(民進・共産・自由・社民)の統一候補による総選挙(小選挙区)の戦いの構図をぶち壊し、愚策を演じたのは民進党の当時の代表と保守補完勢力で小池百合子都知事率いる希望の党だった。

 そして政権交代能力を有する政党になるよう期待され、生まれた政党が「立憲民主党」だった。筆者にはそのようにみえる。今も、他の野党に比べ、高い政党支持率を保っていることが、そのことを裏付けている。

 立憲民主党は総選挙で訴えた立ち位置からブレずに、公約実現のために、ひたすら前に進むことに専念することこそ必要だ。国民はその姿勢にエールを送るだろう。地方組織を作ってほしいという声も地方から上がってくるはずだ。

 国会論戦がどのような展開になるのか、新年度予算審議を通し、野党の論客がどこまで政府与党に迫れるか、注目したい。

 立憲民主党は政治的立ち位置を、このほど発表した「基本政策」で、より明確にしている。主なものを拾った。

 まず、憲法改正への姿勢については(1)立憲主義に基づき権力に歯止めをかけ、国民の権利を守る観点から、憲法及び関連法について議論する。国民にとって真に必要な改定すべき事項について検討するとしている。

 (2)民主主義を担保する「知る権利」については「情報公開制度の運用の透明化、手続の簡素化などにより、国民の知る権利をより強く保障する。行政文書の記録のあり方と定義を見直し、公文書の対象拡大、保存期間(最長30年)満了後の原則公開など、公文書管理を強化する」。森友・加計問題などで浮上した情報管理の在り方を改善するために必要な措置をあげている。また「特定秘密保護法を廃止し、政府による情報の恣意的・不適切な秘匿を防止した上で、適切な情報管理を実現する」とある。

 (3)信頼される司法制度を確立するために取り調べの可視化などを進める。国民のプライバシーを侵害し監視社会につながるおそれの強い『共謀罪』を廃止する、と明記。

 (4)企業団体献金禁止(パーティー券購入含む)と個人献金の促進策を法制化する。所得税・消費税・資産課税など税制全体を抜本的に見直し、税による再分配機能を強化する。

 (5)在日米軍基地問題については、地元の基地負担軽減を進め、日米地位協定の改定を提起する。辺野古移設について再検証し、沖縄県民の理解を得られる道をゼロベースで見直す。非核三原則を堅持する。防衛装備品移転三原則を規制強化の方向で見直す、とある。

 (6)多様な個性や価値観が認められ、基本的人権が尊重される「共に生きる社会」を実現する。社会全体ですべての子どもの育ちを支援し、子どもの貧困、特に親から引き継がれる貧困の連鎖を断ち切る。

 (7)年金については「持続可能で、暮らしを下支えする、国民に信頼される年金制度を確立する」。働き方では長時間労働を規制し、過労死ゼロを目指す。誰もが「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」が可能な社会を実現する。ワーキングプアをなくし、安心して働き暮らすことのできる賃金を確保。全国どこでも誰でも時給1000円以上になるように最低賃金を引き上げる。

 (8)原発ゼロを一日も早く実現するため、原発ゼロ基本法を制定する。原発の新増設(建設中、計画中を含む)は中止する。原発の40年廃炉原則を徹底し、急迫かつ真の必要性が認められず、国の責任ある避難計画が策定されないままの原発再稼働は認めない。

 (9)ギャンブル依存症を拡大させるなどさまざまな社会コストが生じるカジノ解禁は認めない。農業者戸別所得補償制度を法制化する。

 これら、基本政策からも、自公政権との対峙が明確になっている。民進党は希望の党を選択した有権者と立憲民主党を選択した有権者の意識や目指す社会への期待の違いを認識したうえで、自らの党のあり様を見つめ直す必要があるだろう。総選挙の結果を踏まえれば、3党での統一会派を提起すること自体、政治判断を誤っているとしか思えない。

 一方で、立憲民主党はブレない限り二大政党の一方に育っていくだろう。今年と来年が礎を築く重要な年になることは確かだ。(編集担当:森高龍二)

 

 【関連記事】

 立民 枝野代表「多くの国民が望む改憲項目はない」 | NHKニュース
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「私の顔を忘れていただきたい」 官僚トップから民間人に、前川前事務次官が明かすいま 2018.1.06 abemaTIMES

2018-01-07 22:52:29 | 紹介

「私の顔を忘れていただきたい」 官僚トップから民間人に、前川前事務次官が明かすいま

abemaTIMES https://abematimes.com/posts/3488098

2018.01.06 08:00
 

 安倍総理の友人・加計孝太郎氏の獣医学部新設を巡る総理の関与疑惑。昨年、野党から連日激しい追及が続き、安倍総理はその弁明に追われた。きっかけは前文部科学省事務次官・前川喜平氏による発言だ。

 「あったもの(文書)をなかったことにはできない。公正公平であるべき行政のあり方が歪められた」

 一躍時の人となった前川氏は、いま何を思うのか。今まで数千人のインタビューを行った吉田豪氏を相手に、3日放送のAbemaTV『ニュースの渦中にいた人物たちが語る真実と本音』でその本音を語った。

 

■退官後は「夜間学校」で高齢者を対象に教師

 自身を「自由人」と表現する前川氏。昨年1月に文部科学省事務次官を退任し、現在は自主夜間学校と呼ばれる学校で高齢者に勉強を教えている。

 

 「夜間学校を文部科学省がほったらかしにしてきたという責任を感じている。本来非常に大事なものなのに、文部科学省はきちんと教育行政の対象として捉えてこなかった」

 自主夜間学校の生徒は今まで学びたくても学ぶことができなかった人たちだ。読み書きができない人も多く、最近では引きこもりだった人の参加も増えてきている。前川氏は昨年3月から福島県福島市と神奈川県厚木市で勉強を教えており、「教育の場と言ってもここは学習の場。一人ひとりの生徒さんが自分で勉強したいことを勉強する場。そこが1番いい。(公務員時代と比べて)こっちの方がずっと楽しい」という。

 そんな前川氏について、生徒たちからは「ああいうところ(文部科学省)にいる人は話の分からない、(いい)学校を出た頭でっかちの人だと思っていたけれど、全くそうじゃなかったので本当にびっくりする」「非常に気さく」といった声があがる。

 福島では新聞を使った勉強も行うが、読みたい記事を選んでもらった中に前川氏の名前が出てくることがあるという。「私を前文部科学省事務次官だと知っている人はいまや多い」と話した。

 授業はボランティアで行い、他にも講演などを行うというがほとんどお金にはならないそうだ。「交通費はもらうけれど、講演料はこっちからくれとは言わない。ゼロということもあった。私を呼んでくれる組織には草の根で地道に活動している人たちが多いので、1回に10万円~20万円という講演料を払えるような人はいない。だからたまに『こんなにもらっちゃっていいのかな』ということもある。くれるものはもらいますよ。私は今、基本的には無職ですから(笑)」

 

■前川氏「安倍総理は逃げ続ける意外に道はない」

 そんな中、野党が追及を続ける加計学園問題。前川氏は「文書は存在していた」と発言し、政府と対立した立場だが、今はどうみているのか。

 

 「提供できる情報は全て提供してしまった。私も今は一国民として後から出てくる情報をそうだったのか、なるほどと見ている。この前の特別国会でも、自由党の森ゆうこさんや共産党の田村智子さんなど女性の国会議員が活躍している。あの人たちが新しく突いているポイントを聞いていると、私の見えないところが段々見えてくる」

 また、追及を受ける安倍総理については「安倍総理は加計学園問題については逃げるしかないからお気の毒だと思う。だけど通常国会が始まって、2~3月に連日予算委員会が開かれると、森ゆうこさんとか田村智子さんみたいな人がきっとガンガンいく。森ゆうこさんの質問ははっきり言って面白い。森ゆうこさんは民主党政権時代に文部科学副大臣だった。私もお支えする立場で色々と接触があったが、ある意味すごく猛烈な人で、だから役所としては手こずるところがあったけど、前進する時の破壊力があって味方にしたら頼もしい人。敵にしたらものすごく手強い」と言及した。

 前川氏が文部省(当時)に入ったのは1979年。入省時から個人と組織の考えがかみ合わないことを予期していたという。

 「自分が組織の中でできることはできるんじゃないか、できないことはできないだろうと。自分でできることはしてきたつもり。集団主義的、国家主義的、ファシズム的な力というのは常にある。それに対して個人の自由を守る側に押し返すような、そういうせめぎ合いは文部科学省の中に常にあった」

 さらに、教育に矛盾があると指摘。「来年(2018年)から検定教科書を使った道徳教育が始まるが、今回検定で通った教科書の中には相当ひどいものがある。文部科学省は『特定の道徳的価値を教え込むような授業をしてはいけない』『子供たちが自分たちで考え議論する道徳が必要』と言っている。道徳においても、無条件に価値あるものとして覚えるものではないんだと。そう考えれば、『本当に国を愛する心は必要か』というところから議論すればいい。『国とは個人が存在する前にあるものなのか。そうではなくて一人ひとりの人間が集まって作っていくのが国なんじゃないか』とか。だから政治家たちが言っている『こういう道徳を教え込むんだ』という話と、文部科学省の現場に伝わるレベルの話ではかなり食い違っている。これは一種の面従腹背」と訴えた。

 

■前川氏「私の顔を忘れていただきたい」

 前川氏が会見を行ったのは昨年5月。当時のことを次のように振り返る。

 「読売の(出会い系バー通い)記事が出てから3日くらいでの会見だった。記事が出た時に法的に自分の身を守る必要があると思って、代理人弁護士を依頼した。その弁護士が記者会見の時に随行してくれて、彼が用心のためと買ってきた防刃シャツを着た。弁護士会館で記者会見をやったが、空調のスイッチを入れてなくて部屋の中がものすごく蒸し暑くて。防刃シャツを着ているから尚更暑くて汗がダラダラ出てきた。そんななか出会い系バーについて聞かれた(笑)」

 

 また、加計学園と森友学園の問題には似ていると指摘。「規制改革という名のもとで、特権的に特定の学校法人にだけ便宜を図って、ハードルを下げて設置認可を認めるというのはよく似ている。そういうことが、この政権内で相当行われているということの一端だと思う。他にもあると思う」と考えを述べた。

 最後に、前川氏に「世間に伝えたいこと」を聞くと「もうあんまり派手にメディアに出るつもりはないので、私の顔は忘れていただきたい。あとは安倍政権のおかしいところはおかしいとちゃんと言う他のメディアや言論人、あるいは政治家の方々に追及していってもらえればと思っている。私の顔は忘れてほしいというのがぜひ伝えたいこと(笑)。道で見かけても声をかけないで、勝手に行きたいところに行かせてほしい」と語った。

(AbemaTV/『ニュースの渦中にいた人物たちが語る真実と本音』より)

 

 

 

 


安倍首相が極右ネット番組に登場! 沖縄ヘイトの我那覇真子などネトウヨ女性陣におだてられ信じがたい暴言も 2018.1.05 リテラ

2018-01-07 22:32:41 | 外交 国際 国家

安倍首相が極右ネット番組に登場! 沖縄ヘイトの我那覇真子などネトウヨ女性陣におだてられ信じがたい暴言も

2018.01.05
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極右女性論客からヨイショの嵐を受ける安倍首相(インターネットテレビ「言論テレビ」より)


 元旦に発表された年頭所感で〈明治維新から150年の節目の年〉と切り出し、明治時代の日本を手放しで称賛、明治の精神をこれからのモデルにしようと国民に呼びかけた安倍首相。さらに昨日4日には、政教分離も無視し、伊勢神宮参拝後にそのまま現地で記者会見を開催するなど、その極右ぶりを全開にしている。

 そして本日は、歴史捏造とヘイトを繰り返す女性論客たちと大はしゃぎするという醜悪な姿をさらしたのだ。

 それは、本日21時から放送されたインターネットテレビ「言論テレビ」の『櫻LIVE』なる番組でのこと。この「言論テレビ」は櫻井よしこが取締役会長を務める会社で、安倍応援団を総動員した番組づくりをおこなっている。今回は新春スペシャルとして『安倍首相に華やかさくら組が迫る!』と題されていたとおり、櫻井を筆頭に、「言論さくら組」なる〈櫻井よしこが見込んだ魅力的でアクティブな8人の女性たち〉(言論テレビHPより)のうち、気象予報士の半井小絵、沖縄の活動家である我那覇真子、産経新聞の田北真樹子記者という3人が顔を揃えた。無論、この3人は粒ぞろいのネトウヨ論客だ。

 総理大臣が新年早々わざわざ極右チャンネルに出演する……それだけでもうんざりとさせられる事態だが、安倍首相は登場するなり、着物姿の女性4人に「きょうは華やかで」などと笑顔を浮かべ、櫻井から「いまほど日本が(国際社会で)存在感をもったことって、総理、過去の歴史でないんじゃないですか?」とヨイショされると「過去の歴史で見ていちばんというほど傲慢ではありませんが(笑)」などと言いつつご満悦な様子。……まさに“安倍喜び組”による安倍首相をただただ慰撫するための番組だったのである。

 それも当然だ。櫻井が集合させたこの“喜び組メンバー”は、揃いも揃って安倍首相を擁護し、思想で一体化してきた面子だからだ。

 まず、産経の政治部官邸キャップである田北記者は、昨年2月におこなわれた安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談や11月の来日時の共同記者会見で質問の指名を受けるなど、安倍首相に食い込む記者のひとり。2016年11月の安倍・トランプの初会談の席上で「私は朝日新聞に徹底的にたたかれたが勝った」「俺もニューヨーク・タイムズに勝った!」と意気投合したという会話を独占で伝えたのはこの田北記者で、このことからも安倍官邸との親密ぶりが伺える。さらに産経紙上では、教育勅語について「教材として用いることまでは否定されるべきでない」とした政府答弁書に批判が集まった際には〈教育勅語を完全に否定するやり方こそが言論統制ではないか〉と言い出したり、ユネスコの記憶遺産に「慰安婦」関連資料が登録された場合は「脱退すべきだ」と主張するなど、安倍首相の極右政策を後押しする役割を担っている。

極右ヒロイン・半井小絵と沖縄ヘイトの我那覇真子のヨイショに喜ぶ安倍

 

 また、半井は、もともとは『NHKニュース7』の気象予報士だったが、2011年に不倫発覚で降板。すると今度はタレントとして『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)のコメンテーターを務め、安倍政権擁護と偏向報道批判を展開。いまでは日本会議の集会にも参加するなど、すっかり極右界のニューヒロインと化している人物だ。

 そして極めつきは、我那覇だろう。我那覇は「琉球新報・沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表で、例の『ニュース女子』(DHCテレビ)の沖縄ヘイト回にもインタビュー出演。沖縄ではコミュニティFM3局で「沖縄防衛情報局」という番組を放送しているが、ここでも「沖縄の反戦平和運動はほとんどが偽物」「朝鮮人や中国人はどうして平気でうそをつくのか」などというデマや差別発言を流布。コミュニティFM3局は番組審議会を開催し、我那覇らに「放送の改善がなされない場合は12月末で終了する」と伝えたという(沖縄タイムス1月5日付)。つまり、沖縄デマと差別を喧伝するネトウヨ中のネトウヨ活動家である。

 こうした面子なのだから、ヨイショの嵐になるのは必然だろう。たとえば半井は、「プーチン首相ですとかトランプ首相ですとか(編集部注・正しくはいずれも首相ではなく大統領)、インドのモディ首相……かなり癖のある、そういう方と親しくされていて、“猛獣使い”とも言われているとお聞きしたんですけれども、そういう方と親しくされるコツがあるんでしょうか」と質問。猛獣使いも何も、現実はプーチン訪日では北方領土の返還が何一つ進展しなかったばかりか3000億円にものぼる経済協力で貢ぐだけという外交で大惨敗、トランプにもひたすら尻尾を振っているだけなのだが、安倍首相は「米国は何と言っても日本が海外から攻撃を受けたときに日本ともに戦ってくれる唯一の同盟国です」などと回答。攻撃される前に外交での解決を図るのが政治の仕事だというのに、恐ろしいことに戦うことを前提に語り出したのである。

 だが、安倍喜び組はただ頷くばかり。田北記者にいたっては「(北朝鮮情勢が緊迫化するなか)安保法制、特定秘密保護法、テロ等準備罪、こういうのを成し遂げてきたというのは、アメリカとの関係を強くする上で不可欠だった」と讃美。日本国民のためにではなくアメリカのための法案成立だったことを暴露してみせたのだった。

沖縄にたいして“いざというときのために迷惑を受け入れろ”と

 

 なかでも、聴くに堪えない質問を連発したのが我那覇だ。我那覇は「人相のよい、かっこいい首相」「秋葉原の演説もたいへん感銘を受けた」とはしゃぎ、「沖縄の新聞ではいつも怖い顔で登場するんです。私たちは印象操作されてるなと思いまして」などと発言。その上、「安倍首相は日本国のタブー破りの先頭を切って強いリーダーシップを発揮してくださっている」「言論空間の歪んだ沖縄で、ほんとうに勇気を頂戴しておりますが、次にやらねばならないタブー破りは何になるんでしょうか?」と質問したのだ。

『ニュース女子』をはじめとする沖縄のデマを発信しつづけ、言論空間を歪めているのは間違いなく我那覇のほうだが、驚いたのは安倍首相の回答だ。安倍首相はもっともらしく「日本を守るため、国民の命と幸せな暮らしを守るために何をやるべきかを真剣に考えること自体が、タブーといえる領域だったのでしょうね」などと言い出し、挙げ句、「(在沖米軍の)訓練はときとして迷惑になることもありますが、それを受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」と語ったのだ。

 これは沖縄の人たちに向かって“いざのときのために我慢して受け入れろ”と言ったのも同然ではないか。ヘリの墜落や保育園・小学校への部品の落下という国民の命の安全を脅かす重大事故が連続して起こっているというのに、こんなセリフを躊躇することもなく公言する。──新年のはじめから、怒りしか込み上げてこない。

 いや、そもそも、国会では約束していたはずの「丁寧な説明」もせず、「頼りにしています!」などと自分をもちあげてくれる女性たちに囲まれ、悦に浸って自分の主張を展開する総理大臣など、過去にいただろうか。もう恥ずかしすぎてとても直視できるような番組ではなかったが、年初からモリカケ問題などなかったことのように振る舞い、極右であることを隠そうとしない言動を繰り返しているのは、安倍首相が改憲に向けて振り切れた証拠だろう。

 今年、このように安倍首相がプロパガンダに邁進し、応援団を総動員することは必至。一体どんな年になってしまうのか……1年がはじまって1週間も経たないうちに頭が痛くなってくるが、だからこそ、安倍首相の動向には注意していくことが必要だ。


南北対話の動きを素直に喜べない日本は1億総安倍化している 2018.1.05 天木 直人のブログ / 戦争屋政権

2018-01-07 09:53:53 | 平和 戦争 自衛隊

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南北対話の動きを素直に喜べない日本は1億総安倍化している

新党憲法9条http://kenpo9.com/archives/3091

2018年1月5日  天木 直人

 何度でも書く。

...

 なぜ安倍首相はいつまでっても金正恩のメッセージにコメントしないのか。

 それに呼応して動き出した南北対話の動きを歓迎すると言えないのだろう。

 もちろん金正恩のメッセージを額面どおり受け取る必要はない。

 南北対話がこのまま一気に進むとは思えない。

 しかし、うまく行って、核戦争の危機が回避されるほうがいいに決まっている。

 トランプでさえ、二転、三転した上で、うまく行けばいいと言い出した。

 それなのに、なぜ安倍首相は語らないのか。

 伊勢神宮参拝後の年頭所感でも、バカの一つ覚えのように対北朝鮮強硬論をくり返すだけだ。

 なぜだ。

 それは、語れないからである。

 南北対話が進めば安倍外交が破綻するからだ。

 だから、安倍首相が沈黙するのは、恥ずべきことだが、まだわかる。

 しかし、メディアは安倍首相に聞こうともせず、野党は沈黙したままだ。

 メディアと野党がこれだから、世論もまた歓迎しない。

 これを要するに北朝鮮問題になると、日本は一億総安倍首相になってしまったごとくだ。

 1億総安倍化である。

 どんなにダメでも、安倍政権が続くはずである(了)

 

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2017年1月11日記事

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