まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

国ー県ー政令市の行財政改革の水準、明日の麻生首相の所信表明に注目

2008年09月28日 | ニュース・関心事
 麻生内閣5日目で中山国土交通大臣、ごね得、日教組、単一民族発言で辞任。解散戦略をも左右しかねない大ハプニングに野党攻勢強まるTV報道番組、まさに政治は一寸先は闇、波乱の幕開けです。

 午前中は久しぶりに私が住んでいた柳新田県営団地含め町内会の防災訓練、午後は静岡市の行政改革審議会の傍聴でした。青葉公園では、地元温泉団体の連携キャンペーンと反・貧困全国キャラバン。

 市役所17回の会議室で第7回行政改革推進審議会、座長は静岡鉄道社長・静岡県商工会議所副会頭の酒井公夫氏。どこまで浜松市の鈴木修さん率いる行革審の迫力に追いつけるのか、関心が湧きました。

 14:00から17:00までびっしり。静岡市の行財政改革の現状がよくわかる審議会でした。ただ、「行政の事務事業の再構築と民間活力」をめぐる「公共空間」をめぐる議論には落胆しました。

 そして、健全化指標が国の定めた基準下回る数値結果に「健全化は保たれているが厳しい財政状況」との財政課の認識。公募の女性委員から「数値目標を何故かかげないのか」への答弁には、ちょっと待て。

 小嶋市長の「静岡市は財政大丈夫」という認識が背景にあると思うのですが、本当に大丈夫なのか。経常収支比率、公債比率、増え続ける市債。さすがに元静岡市理事の井戸一美委員、鋭い指摘をしていました。

 国のプライマリーバランス、県の財政再建、静岡市・浜松市の行革審にかかわる官僚・職員機構という「国ー県ー政令市」の全部を経験する機会を得ている身としては、その水準比較はどう評価すべきか。

 17階の会議室から階段で1階におり、県議会庁舎見ながら夕闇せまる駿府公園で、明日の麻生首相の所信表明に頭をめぐらしました。我が人生がどこに向かっているのか、不思議な感慨に襲われました。