まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

市立病院の独立法人化、スケジュール通りに進みそうな答弁でした

2013年11月29日 | ニュース・関心事

独立行政法人化のメリットが強調されていました。病院局が9月議会で示した独法化資料の説明の域は出ていません。下記は原稿ですが、あまり芳しい答弁はありませんませんでした。


2013年11月≪市立病院の地方独立行政法人化について≫

<1回目>
「1」 市長の政治姿勢 
 田辺市長は、小嶋前市長の時代、2010年12月の識者・公募市民含めた病院経営形態検討会で公営企業法の全部適用を決定したにもかかわらず、お手元資料、4つの内的・外的環境の変化をあげ白紙とし、3つの市立病院の目指すべき方向を示し、その実現のための5つの課題がありそれを解決するために、3つのメリットのある独立行政法人化が最善であるとの結論を出しました。それを受け、病院局は9月議会・厚生委員会において経過説明を行い、11月15日にパブリックコメントを終了しております。
1、 前小嶋市長の時代の決定を覆す流れは、市長の指示によるものか、病院局の意思なのか。また、昨年3月の高鳥副市長の全面見直し表明の前、及び2012年5月、2013年8月の市長直属の重要施策検討会議ではどのような議論があったのか。
2、 めざすべき市立病院に向かう5つの課題解決は公営企業法全部適用では実現できないと判断した理由は何であるのか。
3、 パブコメの応募件数、特徴的な意見、そして意思決定に至るスケジュールはどのように想定されているのか、伺います。
<2回目>
「1」 市立病院のあるべき姿
 資料、環境変化の要因として「経営形態を見直した」他病院への対応(スピード感から来る競争の激化)を挙げています。
1、 私は、「他病院とは県立総合病院」としか受け取れず、確かに、県立総合病院とは「高度医療専門医療」で競合関係です。ただ、市立病院の経営形態議論にこのような表現に違和感を覚えます。「スピード感からくる競争の激化」とは何を指すのか。
2、 一方、市立病院は他病院と「競争」しながらも、地域医療の維持・充実のために、独法に移行した場合でも、県立総合病院はじめ日赤、済生会、厚生、桜ヶ丘など公的病院との病院間連携のリーダー責任があります。連携をどのように考えるか。
「2」 独立行政法人
資料、3pの経営形態の比較表が、独法化を先行した自治体病院や先進的全部適用の病院をどのように調査した結果であるのか、です。
1、 県立3病院は、2009年に独法となりましたが移行初年度の評価の状況、また、2010年度以降の年度計画に対する実績評価はどのように評価されているのか、伺います。
2、 静岡県は、県立総合病院は地方独立行政法人、がんセンターは公営企業法の全部適用と二つの制度で医療サービスを行っています。静岡市はそれらの病院に対してどのような評価をしているのか、伺います。
3、 先行する独立行政法人化した自治体病院に関して自治体研究団体、自治総研・南島和久研究員の大阪府立病院機構分析があります。南島氏の懸念は「専門家である医療職が理事長になった場合、高度な医療の専門分野を事務系職員がコントロールできるか、プロパーの人材育成が可能か」です。この点についてはどう考えるか。
<3回目>
「1」 全部適用のがんセンターでも「競争の激化」に十分対応しており、独法メリット論に偏っているように見えます。
「2」 独立行政法人 最後に労働問題と議会関与について。
労働団体は明確に独立行政法人化に反対を表明しております。協議はまだ始まったばかりとのことです。
1、 労働問題
① 独法に移行した場合、職員が非公務員化することにより労働三権が発生することになるが、その点はどのように考えるか。
② 職員の給与、共済、退職金等処遇についてどう考えているか。
2、 最大の問題は、市立病院に対する議会のチェック権が弱くなることにあります。果たして、中期計画や年次報告だけで十分であるのか、大きな疑問です。どのような認識でいるのか。

明日の静岡市議会総括質問 病院の独立行政法人化とリニア新幹線とユネスコエコパーク

2013年11月29日 | ニュース・関心事


明日の10:00から静岡市議会総括質問。何と議員生活20年を超えていますが始めての一番バッター。質問届出の初日に締め切り時間前に届けのあった議員を議会事務局が抽選してくれて順番を決めます。その後の順番は届出の順番となります。

テーマは、1、静岡市立病院の地方独立行政法人化について、2、リニア新幹線とユネスコエコパークについて。静門時間は15分間ですのでそんなに沢山の質問は出来ません。聞いていてくれる人にわかりやすく、市長部局にとって厳しい質問の準備。

インターネットでも中継していますので自宅でも傍聴することができます。写真は、11月5日の超党派による視察風景。尚、12月22日(日)14:30~静岡市民文化会館第一会議室にて千葉商科大学大学院客員教授の橋山禮次郎さんが講師です。 参加費500円。

「特定秘密保護法」 マスコミはなぜ敗北したのか 「週刊朝日」

2013年11月27日 | ニュース・関心事
闘いは終わっておらず参議院での徹底した審議と廃案、継続審議に向かっていく条件がゼロではないのですが、上記の表題の「週刊朝日」。マスコミ陣営の側の「弱腰」と消費税での軽減税率問題が影響していうのではないか、との指摘。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131127-00000003-sasahi-pol






中国「防空識別圏」と日本「特定秘密保護法」 局地戦すら起こりかねない緊張関係

2013年11月27日 | ニュース・関心事
本日の「特定秘密保護法」特別委員会での自民党・公明党・みんなの党による強行採決、衆議院での可決に断固として抗議を表明いたします。政府は、防衛・外交・テロ・スパイ関連情報の漏洩を取り締まるためといいますが本当に必要な法律でしょうか。

中国との対抗上、国家安全保障会議、特定秘密保護法はやむざる措置とする安倍首相。大丈夫でしょうか。確かに、昨今の中国政府の尖閣だけでなく東シナ海でのベトナムやフィリピンとの海洋めぐる軍事的挑発は目に余るものがあることも事実です。

日本政府は東アジアの安全保障戦略をどのように見据えるのか。政権掌握を経験した民主党が対案を準備。国家安全保会議設置に賛成しながら参議院でしっかりと審議が出来るのか。秘密保護法の後に待ち構える解釈改憲としての集団的自衛権論議。

12月6日までは、廃案、継続審議目指してとにもかくにも世論に訴えていきます。東京裁判無効→日本を取り戻すとする安倍首相。「改憲か護憲か」の政治水準から「壊憲か立憲か」の転換をはかりながら「一強他弱」の政治構造打破への道のりを模索します。

特定秘密保護法公聴会 原発震災センター共同代表 佐藤和良いわき市議会議員 意見陳述

2013年11月25日 | ニュース・関心事

※震災センターの同志 佐藤さんからいただいたメール

11月25日10時~13時過ぎまで福島市のホテル辰巳屋で、衆議院の「国家安全保障に関する特別委員会」による福島地方公聴会が開かれました。 額賀団長のあいさつに続いて、各党から推薦された以下の7人の意見陳述者が各10分の持ち時間で意見陳述をしました。

全て「慎重、廃案、反対」と異口同音に、進行中の福島原発事故の悲惨な体験から、秘密保護法案に異議を唱えました。オール福島の「7人の侍」がノーと宣言したのです。

馬場有(浪江町長)、槇裕康(福島弁護士会副会長)、二瓶由美子(桜の聖母短期大学キャリア教養学科教授)、名嘉幸照(株式会社東北エンタープライズ会長)、畠中信義(いわき短期大学と特任教授)、荒木貢(弁護士)、佐藤和良(いわき市議会議員)。

 福島地方公聴会~秘密保護法ourplanetTV ライブ画像 11/24/2013
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1683

 わたくしの意見陳述の趣旨は、ブログに掲載しました。
 http://skazuyoshi.exblog.jp/21374451/

「くらしのこと市」にこんなに若いハイセンス人たち 木藝舎・SATOにて

2013年11月24日 | ニュース・関心事

呼びかけに「静岡市足久保にあります木藝舎・SATOにて開催されるART&CRAFT静岡主催の新たな市。日々食卓を彩る器のつくり手の作品を中心に全21組の作家が出展。」。木魂庵の八木さんからのお誘いを受けて参加しましたが若い人ばっかりの大賑わい。

写真はふじい製作所さんのうるしの汁椀。一番高いのが1万3000円とありましたが購入していく人がいるのだそうです。不景気とアベノミクスの中で「ホンモノ」を求め続ける若者層がいるという現実に驚きました。そして、SATOの資材置き場に100年単位の樹木群。

緑の党の存在形式もこうした層に依拠するという戦略になるのか。30年前の高度成長の中で「高くても安心の食材」を求めた消費者運動。格差拡大の中で「ホンモノ」をどうして提供ー購入していく道を提案できるのか。非常に不思議な刺激受けて帰ってきました。

帰りは木魂庵でこれまた自然を味わう食を堪能。きょうはとても天候がよくすがすがしい1日を過ごしました

静岡市合併10周年  何と「中年もボランティアを市民連合」表彰される!

2013年11月24日 | ニュース・関心事

静岡市・清水市合併10周年式典がマリナートでしめやかに開催されました。静岡市に貢献された方々の表彰者の中になんと、我が誇るべき市民団体「中年もボランティアを市民連合」の名前。今から20年以上前、定例会は駿河区の栗田文房具店での持ち寄りパーティ。

毎年、社会福祉協議会主催のふれあい祭りでは生カラオケ演奏で盛り上げ役。私自身、今年も「故郷」を歌わせてもらいました。団塊の世代をの代表でもあり、うれしいですね。式典では、ノー原稿の川勝知事、望月議員、そして小嶋善吉前市長の発言に興味津々。

「政令市静岡市が目指す特別自治市は県のようなもの。静岡県には三つも県があるが私はどこに行ったらいいんでしょうか」(知事)「確か合併の約束に、サービスは高いほうに料金は低いほうにがあった」(望月議員)。残念ながら小嶋氏は極めてオーソドックスな謝辞。

表彰者の中に、当時、合併に関わった両市の市議会議員の皆さんもあり、佐野けいこ前市議会議員の名前もありましたが欠席。合併に反対であったというスジと通し方だろうと思います。※写真は、中年をボランティアを市民連合の面々と小嶋氏の謝辞場面。

フィリピン台風被害支援 県立大学国際関係学部 学生の募金活動

2013年11月23日 | ニュース・関心事

フィリピン支援をどうやったらと思案。よく考えたら足元でもうどんどん動いていました。県立大学国際関係学部の学生とアジアを考える静岡フォーラムの世話人のマリルー土屋先生と青葉公園でばったり。明日も街頭募金をやるそうです。もし誰か、明日行けたら。

12月1日(日)映画「カンタ!チモール」映画会に、JICAフィリピン支援医療チームの高島和音(私の娘)がパネルディスカッションでくる予定です、の話をしていたら、この集会のチラシを授業で配るから送って、そして、大学で現地報告してくれないかな。確かに。

これは本人に聞いてみないと・・・・。県立大学の玉置泰明先生に連絡したら、レイテ島のタクロバン市の出身者が回りにいらっしゃるとのこと。フィリピン料理コンテストを開催した皆さんも既に募金活動を始めているようです。出来るところから広げて行きたいものです。

全国各地市民デモ! 静岡でも 「特定秘密保護法反対!キャンドルデモ 70名参加

2013年11月21日 | ニュース・関心事

11月16日の「スノーデン事件と秘密保全法」講演会を受けて呼びかけられた本日の「特定秘密保護法反対!市民キャンドルデモ」。70名を越える市民の方々が参加してくださいました。主催は、「市民一人ひとりアクションネット」、県共闘、改憲阻止実行委員会。

それにしても、何故、自民党・公明党、みんなの党、維新の会の修正合意、全く理屈が通りません。第三者機関のチェックは首相権限で。30年で情報公開が60年、しかも7分野での秘密指定の延長ok。60年といえば、戦後68年。時代が逆転した期間と同じ時間。

こんなんでいいの?!今日のキャンドルデモ。全国各地ー東京、名古屋、大阪、広島、富山、沖縄、静岡など10箇所以上。報道ステーションでも国会で修正合意されてもどんどん広がる反対世論という基調での報道。静岡での取材は朝日新聞と第一テレビ。

まだ、チャンスあり。維新の会が修正合意しても継続審議を主張してる様子。12月6日、現段階では26日衆議院通過、12月6日までに参議院通過は問題なくという感じですが、世論も盛り上がりで、実は継続の可能性もあります。あきらめず、残された期間奮闘!!

写真は、今日のデモ出発風景。先頭を歩かせていただきました。