まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

吉津のダイオキシン現場を久しぶりに訪ねる

2006年10月31日 | 環境
 今日の街頭演説は羽鳥橋のたもとでした。スピーカーの調子が悪いのか、しゃべっている内容が良く聞き取れないとの声が最近、多く聞かれるようになりました。スピーカーのかえ時なのかもしれません。

 羽鳥地区に来たのだからと、吉津地区のダイオキシン現場を久しぶりにたずねました。草ぼうぼうでどういう状態になっているのか、よくわかりません。住民グループの皆さんの所で聞こうと考えましたが、次の機会にしました。

 5月に静岡県公害審査会は、住民からの調停申請を全員一致で受け入れています。住民グループ「清流ネット」のホームページをのぞいてみましたが、最新情報は読み取れませんでした。明日、事務局に聞いてみたいと思います。

男女が共に創るしずおか議連の研修会に遅刻

2006年10月30日 | イベント
 本日、ホテルセンチュリー静岡で「男女が共に創るしずおか議員連盟」が開催をした1、あおぞらキンダーガーデンの子育て支援施設視察と2、静岡銀行の女性登用などの取り組みに関しての研修会が開催されました。

 昼食から参加の予定でいたのですが、手帳が月終わりと月初めのところでダブっており、発生した急用をダブルブッキング、昼食に行きませんでした。県の事務局からの事務所への連絡で、はっと、気がつきました。

 あわてて、センチュリーに向かいましたが、ついたのが13:40、既にホテルでは会場の後片付け、それなら見学施設「わとと・あおぞら」が13:50となっていることとホテルから近いので歩いて出かけました。

 13:45頃に静岡銀行交差点で、滝田光男議員と篠原太議員がばったり、あれ?「どうしたんですか」と尋ねると「立った今、バスはでてしまったよ」、お二人は用事かなんかで、視察参加を終わった所、はたと考えてしまいました。

 次の視察地、静岡市内の北地区の「あおぞらキンダーガーデン」を追っかけようか、どうしようか、大いに迷いましたが、「わとと・あおぞら」だけ視察しようとバイクで出なおしました。

 昼間のフリースペースで、子育て途中の若いお母さんたちが3歳児くらいのお子さんを連れて遊ぶにくる所のようです。6組くらいの親子がいました。小さな子どもさんは自由に、それをみまもるお母さん、なごやかな雰囲気です。

 以前は乳児のこどものあづかりもやっていたとの事ですが、やはり、スペースと保育環境の問題で、親子一緒の憩いの場との位置付けのようです。参加費は200円、行政からの補助の仕組みもあるとのことです。

 若い世代の子育て、私達の時代と違った環境でどんな事を考えているのか、ゆっくり話もしたかったのですが、今日はまず、概況だけの把握にして、北地区のキンダーガーデンに後日いってみることで、今日の失敗を反省しました。

オーマイニュース・韓国巡航ミサイルの配備の衝撃

2006年10月29日 | アジア諸国関連
 オーマイニュースで次の見出しのニュースが配信されています。「韓国、日本全土を照準に入れた巡航ミサイルを配備 防御策なし、原発が攻撃受ければ国土壊滅 」というものです。

 「親北・反日政策を強めている韓国・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は、射程1000キロの巡航ミサイルを実戦配備、同1500キロの巡航ミサイルを開発中であることを韓国主要メディアの朝鮮日報、中央日報が25日までに相次いで伝えた。1000キロ級ミサイルは北海道と東北の太平洋側を除く日本のすべての原子力発電所と東京、それに北京、上海など中国沿岸部を射程に収めている。対北朝鮮への配備としては過剰な射程距離で、極東の軍事バランスに大きな影響を与えそうだ。これについて日本の主要マスコミは沈黙を守っているが、安全保障関係者の間には衝撃が走った。」

 事実とすれば、現在の北朝鮮核実験をめぐる北東アジアの安全保障議論の枠組みを大幅に変えることになります。当然にも、日本の「核保有議論」の肯定にもつながり、アメリカでの自民党中川政務調査会長発言に根拠を与えます。

 まずは事実関係の確認から始まります。韓国ノ・ムヒョン大統領に米韓条約の解消の動きがあるとの報道は数年前からありましたが、その裏づけになってしまいます。こうした事態を受けて非核平和勢力がどう発言するか。

 昨日、第11回アジア・太平洋学術フォーラムの案内があり、メインテーマが「アジア再考」とあります。その第1セッションが「アジアの安全保障と日本の役割:時間・空間軸と比較軸から」とあります。

 参加したいのですが、12月9日は、ゲストに山本コータローさんをお招きしての私の県政報告会の日に重なります。残念です。10日の「世界経済システムの変革と日本立場」という県民フォーラムには参加したいものです。

ねんりんピックの開会式の帰りに

2006年10月28日 | イベント
今日は、地元城北町内会の防災訓練、中央高校をお借りしての2回目の訓練で、220名もの方々がが参加しました。町内会の役員の皆さん、防災委員会の皆さん、連日の準備で大変な御苦労を重ねています。

 ただ、れんりんピックの開会式がエコパで開催されるため、一部の訓練を終えてすぐさま静岡駅へ。新幹線、在来線を乗り継いで、10:40の開会式にぎりぎり間に合いました。47都道府県の選手など1万人含め4万人の参加者があったとの事です。

 開会式後に牧之原市長や空港推進最前線の大石哲司県議にあいました。話題は当然、静岡空港になるわけですが、お互いの本音を隠しながら議会内的に日常会話を交わすわけですが、緊張しながらもそのやり取りは、なかなかです。

 午後から静岡に戻るのですが、静岡駅でバイク置き場に向かう途中に「手押し車」を押すおばあちゃんに出くわします。下を向いたまま、ただただ前進をしてきます。思わず「大丈夫ですか、前を見ないで」。

 うつむいていた顔を上げながら微笑を浮かべて「ありがとう、心配してくれて。だけど、私は死にたいよ。まだ、お迎えが来ないからこうしているけど」。ビックリして「何を言っているんですか、私の母も82歳ですが手押し車を使っています。

 それで気になって、声をかけました。何歳ですか?」。「88歳、家にいてもしょうがないからこうして歩いているんですよ」。そのあと、少しのやり取りをして別れましたが、どうして88歳間でも生きてきた方が「死にたい」なんて言うのか。

 ねんりんピックのはではでしい大会が開催されているのに、一方で、こうした境遇のおばあちゃんがいるということを、どう考えたらいいのか。詳しい事情がわからないので何とも言えませんが、複雑な想いでおばあちゃんの後姿を追いました。

底無しの高校での世界史履修問題

2006年10月27日 | その他
 アッと驚くような世界史の高校での履修問題、あれよあれよと言う間に全国至る所で発覚。底無しの状態です。週休2日制がはじまった頃から全国で行われ、しかも虚偽報告までしていたとのことです。

 ただ、この情報はそもそも何の意図で表に出てきたのか。ゆとり教育の大切さを考える側からすれば、この問題は安倍首相の押し進めたい教育改革、イギリス型の全国統一テストでランキング付け路線が始まれば、この結果になるという事例。

 それとも、学習指導要領を守らない地方の教育委員会、このような所に教育を任せておいていいのか、学力アップのために中央集権的教育が必要だ、いまこそ教育基本法の改正路線に吸収していく為の事実公表なのか。

 ニュースステーションの中で、そもそもこの事実は既に地方紙では報道されていた、との解説がありました。ちょっと、この2、3日の急激な世界史履修問題の情報の出方を理解すればいいのか、もう少し冷静に事態の動きを見ないと行けません。

アジア太平洋グリーンズ・ネットワークの朝鮮半島の核問題への共同声明

2006年10月26日 | その他
 私が共同代表を務める「虹と緑の500人リスト運動」が関与する緑の党と緑の政治運動を担う団体=アジア太平洋グリーンズ・ネットワークで朝鮮半島の核問題に対する共同声明が以下のように合意されました。


 韓国のグループは「太陽政策」の中にあり、日本側との間で北朝鮮の核実験に対する認識の違いがあり意見調整が行なわれていました。

※※アジア太平洋グリーンズ・ネットワーク

朝鮮半島の核問題の平和的解決と核のない世界をめざす共同声明
2006年10月

私たちは、アジア太平洋地域の市民であり、みどりの仲間である。
私たちの平和と非核化への願いが、今、危機に瀕している!

国連安全保障理事会は10月14日、北朝鮮が10月9日に行った核実験に対して、北朝鮮制裁決議を採択した。その結果、朝鮮半島には避けがたい緊張が高まり、北朝鮮の人々はさらに困窮しつつある。

そのような状態ではあるが、私たちは朝鮮半島を非核化し核問題を平和的に解決しなければならないと考える。私たちは以下の通り合意した。

第1に、私たちは北朝鮮の核実験を強く非難する。私たちは、軍事的手段としても外交的圧力をかける手段としても、いかなる核兵器の使用や核実験にも反対する。それはただ朝鮮半島の平和と安全を脅かし、北東アジアと世界の核軍拡競争をあおるばかりである。北朝鮮は核兵器計画を放棄しなければならず、また、これ以上核実験を行なってはならないと思う。

第2に、私たちは北朝鮮への軍事行動や、北朝鮮の一般市民を苦しめる国際社会による経済制裁の実施に対して断固として反対する。米国、韓国、中国および日本を含む関係国は朝鮮半島の核問題に対して平和的解決の原則を堅持すべきである。これを達成するため、これらの国々は、予測不可能な衝突につながる可能性があり、北朝鮮の一般市民を苦しめる可能性のある威圧的な経済制裁および、あるいは軍事制裁ではなく、米朝2国間対話を含むあらゆる交渉手段を模索すべきである。北朝鮮が強硬路線をとることについては、米国の「敵視政策」にも大きな責任があることは明らかである。

第3に、私たちは、核兵器に関する核保有国のダブルスタンダードを強く非難し、多国間の軍縮を強く求める。

私たち、アジア太平洋地域のみどりの仲間は、「いのち」と「平和」というみどりの価値を信じる。私たちは朝鮮半島を覆う緊張の暗雲を払い、平和の虹をかけるために力を尽くすものである。

以下連署

韓国緑の政治連帯 
クォン・サンミ(運営委員)

オーストラリア緑の党 
ジャニータ・ウィーラー(キャンペーン部)

フィリピン緑の党
コラソン・ヴァルデス・ファブロス

ネパール・ヤング・グリーン・フォーラム
ヘマンタ・ルインテル

モンゴル緑の党 
ダバージーン・バサンドリ(党代表)

みどりのテーブル
小林一朗(スポークスパーソン)

虹と緑の500人リスト運動
渡辺さと子(スポークスパーソン)

バングラディシュ緑の党
ローソン・アラム(事務局長)

「世界は一つの家族」インド
スレシュ・ナウティヤル

パシフィック・グリーンズ
ソロモン・フィフィタ

パキスタン緑の党
リアクアット・アリ(議長)

ニュージーランド緑の党
キース・ロック(国会議員)

台湾緑の党
イェンウェン・ペン

障害者自立支援法・激変緩和を求めて再び集まる

2006年10月25日 | 福祉・医療・障害者
 10月完全実施となった障害者自立支援法に対して障害者と自治体議員会のメンバーが、再び、県内の各自治体の激変緩和措置の情報共有と今後の運動の進め方についての意見交換の為に県議会403会議室に集まりました。

 どれくらいの方々が来てくれるのかなと思いきや三島市、藤枝市、静岡市、牧之原市、吉田町、沼津市など20名ものメンバーが参加しました。協議のあと、障害者プラン推進室、障害福祉室と改善の為の話し合いを行ないました。

 県からは、実態調査結果の報告、4月からの利用サービス量について話を聞く事になっていましたが、集計がまだ終わっていないの後日に、利用サービスは概算払いで正確なサービス量が計算できないことなどの回答がありました。

 サービス量の数字は、会が求める5%の緩和措置実施した場合の費用を知るために必要な数字でした。非課税で分類した場合、おそらく、その費用はそれほどに高額にならないことを確認したいわけです。

 障害者の方々から訴えは本当に深刻な内容で、県としても「実施後の様子を見て」来年の予算編成に反映すると言う姿勢がありながらも明言はありません。会としては、県議会への働きかけを行なう必要があることをが確認しました。

 県内自治体の緩和措置の実体についてはかなり把握ができました。何としても県の激変緩和措置を実現したいものです。次回は、11月24日(月)の議会運営委員会の開催を活用して各会派に陳情することにしました。10:00モニター室集合です。

福島県知事逮捕

2006年10月24日 | その他
福島県知事が逮捕されたと言うニュースが各マスコミメディアで大きく扱われています。予測はされていましたが長期政権のゆがみでしょうか。佐藤知事は、原子力政策では極めてラジカルな政策を展開されていました。

 水谷建設という静岡空港にもかかわりの深い企業を通じてダム建設で収賄の疑いという事です。水谷建設とダム工事の主企業の前田建設の間のやりとりが大きなポイントになるとのことです。

 今回の事件は静岡空港にどう影響するのか、これがマスコミ含め県民世論の大きな関心事です。石川知事が今回の事件をどう見ているのか、その本音を聞いてみたいものです。

市民派議員の意義と展望

2006年10月23日 | その他
 今日は、月刊自治体雑誌『都市問題』から依頼された「市民派議員の意義と展望」原稿の締切日、5000字原稿ですがきのうから悪戦苦闘しています。毎日の活動に追われていて自らを振り返る余裕のない中では貴重な経験です。

 明日からは街頭宣伝もはじまります。雨が降らないことを祈っています。

母国語で自分の健康を語れる幸せ

2006年10月22日 | 外国人
今日は、恒例第9回外国人無料検診会が厚生病院で開催されました。受診者は97名、国籍内訳はブラジル36名、ペルー16名、フィリピン14名、中国12名、台湾2名、メキシコ3名、アルゼンチン2名、オーストラリア2名、モンゴル2名など。

 実行委員会の方は、医師16名、看護師、保健師、ソーシャルワーカー、栄養師など80名、通訳25名、一般ボランティア23名、社会保険庁1名、静岡市国民保険課1名など146名の体制。本当に毎年大勢の若いボランティアが参加してくれます。

 通訳チームのジャンジーラ前山先生の言葉「今日の検診会は1年に1回ですが、母国語で自分の健康を語れることの幸せを感じたと思います」に何かジーンと来るものがありました。苦労も報われます。

 マスコミ関係も朝日テレビ、静岡、朝日、読売、毎日など多くの社から取材をしていただきました。JA関係からも。今年は受診者の人数が例年に比べ少なかったのですが、「来年も頑張りたい」との実行委員会代表の榎本先生の挨拶でした。


 食事や飲み物は使い捨て食器は使わないというゴミゼロネットのメンバーから提案があり環境対応は抜群でした。実は、検診会の途中、静岡空港の収用委員会裁決決定に対する抗議の街頭キャンペーンに。当然ですが、雰囲気は別次元でした。