まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

故金両基先生の遺言となってしまった「ご自宅の木蓮の移植」がやっと実現出来そう!

2018年11月30日 | 市政

12月1日(土)10時30分、つばさ静岡・駐車場にて簡単な移植を喜ぶ会をやる運びになりました。金先生を偲ぶ意味でもご参加を呼び掛けます。ここに至るまで大勢の皆様のご協力をいただきました。感謝申し上げます。

※飯田庭園さんが先ほど「移植を終えて水撒いているよ」との電話がありました。(株)花匠さんからは明日10:30に「人間を原点に考える 金両基 1934-2018」の文字を刻んだ石碑を持ってきてくれます。この言葉は県立大学の金先生ゼミの小幡さんが先生の日頃の言葉の中から選んでくれました。

議員提案「(仮称)がん対策推進条例」パブリックコメント募集!12月14日~1月15日、郵送・fax・持参・電子申請で

2018年11月28日 | 市政

本日の条例検討会においてほぼ全体像が了解され、最後は繁田和三会長、石井孝治副会長のとりまとめでパブリックコメント案を確定することになりました。市議会ホームページで公開されます。

議論になった点は、1、名称は「がん克服条例」から「がん対策推進条例」に変更、2、教育現場に関わる第10条での喫煙・受動喫煙の取り扱いを入れ込むかどうか、調整、3、第20条の計画策定については、静岡県がん対策推進基本計画の趣旨を踏まえ静岡市計画を策定する、で確定。少数会派ですが繁田会長の運営のもと意見が反映されたことに感謝です。



リニア「静岡県有識者会議」メンバーの地質学者・塩坂邦雄さんと「静岡市環境創造課」南アルプス担当の仲村洋之さんのコラボ、そして県環境保全連絡会議の核心とは何か、勉強会

2018年11月27日 | 市政

「南アルプスとリニア新幹線を考える市民ネットワーク静岡」主催の勉強会に30名もの市民の皆さんが参加。今回の目的は、地質学者の塩坂さんの持論と全国でただ一つの自治体での水資源調査結果を解説できる中村さんとの科学的知見の共有場面をつくること、そして河川管理法の権限で大井川の水問題に臨む大胆な静岡県への市民の応援の拡大及び一旦は井川トンネルJR東海全額負担で「豹変したかに見える」静岡市を元の位置に戻すきっかけづくり、市民ネット静岡の新たな展開の足がかりを作るべくの場であったが、どのような結果となっただろうか。参加者に期待!毎日新聞取材あり。塩坂さんありがとうございました。

第11回 地球ハウス学校「ジャーナリズムとプライバシー保護」11月30日(金)19:00~

2018年11月25日 | 市政

11月の地球ハウス学校は、ジャーナリズムとプライバシー保護を考えます。

ジャーナリズムのありかたについてはさまざまな観点から問題提起がなされています。そのひとつに匿名報道の是非があります。プライバシー保護は大きな人権問題です。ただ、政治家報道におけるプライバシーはどう扱うべきでしょうか。一方で19名の命を奪われた相模原市の障害者殺傷事件では、いまだに氏名公表されていません。災害、大事故、誘拐事件や未成年犯罪ではどう考えたらいいでしょうか。マスコミの最前線で活躍され大学でメディア学で教鞭をとる高瀬直樹さんにお話を聞きます。一緒に考えましょう。お気軽にお越しください。


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第11回 地球ハウス学校
ジャーナリズムとプライバシー保護
「報道と人権を考える」

日 時:2018年11月30日(金)
    19:00~21:00(受付18:30~)

お話し:高瀬直樹さん
元静岡新聞記者
日本大学国際関係学部非常勤講師

ファシリテーター:深野 裕士(地域政策研究所)

場 所:地球ハウス(静岡市葵区鷹匠3-3-1井口ビル
→「河喜久」(和食屋)さんの横の通路を2階に)

参加費:500円
主催/申込み:地域政策研究所・地球ハウス学校 054-209-5676

<「南アルプス・リニア」環境保全連絡会議、重要なエポックのはずだが新聞報道が意外に小さな扱いで毎日新聞が一番大きい!

2018年11月22日 | 市政

何故だろうか。

前日の川勝知事の河川管理権を活用したトンネル工事の許認可発言を大きく扱った翌日だからだろうか。JR東海と静岡県との交渉に焦点を絞っているからだろうか。「トンネル内湧水を全量戻す」ということで事態は収束していくという大きな流れを前提にしているからだろうか。

水資源の技術問題の認識の差ではないかと認識しているのだが、27日に有識者会議委員の地質学者の塩坂邦雄さんと静岡市環境局職員の水資源調査報告とのコラボレーションに注目して欲しい。多くの皆さんの参加を期待しています!

JR東海はじめてトンネル湧水量「2.67㎥/s」示す!「南アルプ・リニア」地質構造・水資源部会専門部会そして環境保全連絡会議!

2018年11月21日 | 市政

11月1日静岡県知事の要請に基づきJR東海・国際航業が地質構造・水資源専門部会メンバー・県スタッフに段ボール14箱分の水資源資料の説明会。このことを踏まえて第2回専門部会そして2017年2月以来のリニア新幹線環境保全連絡会議が本日の午後の時間帯に連続して開催されました。JR東海と静岡県、各メンバーとのバチバチの緊張感が漂っていてとても充実。水資源専門部会もそうでしたが環境保全連絡会議でも難波副知事がJR東海の「大井川下流域の地下水には影響はない」との発言に「開発において環境に影響がないなどと発言する姿勢が問題だ」と大喝!拍手!でした。

11月27日(火)10:30~静岡市議会3階会議室において有識者会議メンバーの塩坂邦雄さんからの講演と静岡市職員による大井川水資源調査報告が行われます。関心のある方はご連絡ください。

詳細は後日となりますが今日の会議の気になった点いくつか。
1、連絡会議においてパワーポイントスライドで初めてトンネル湧水量の数値が示されたこと。この2.67㎥めぐり導水トンネルに戻すポンプの力が10㎥/分ではポンプが何台あればいいのか、との疑問が出され、JR東海は1か所ではないとの説明を行い、どの場所での湧水量なのか不明でした。
2、先立つ有識者会議においては、南アルプスの水平ボーリングは何本もあるが垂直ボーリングは山梨県側での3本のみ。これでは大井川の水の減水量分析のために必要な透水係数を確定できない、「2t/s」の根拠はなかったと全委員が確認。環境保全連絡会議で塩坂委員からの質問にJR東海は「二軒小屋地下に250mと300mのボーリングを行ったデータが14箱の段ボール箱の中にある」との発言を行い開示することになりました。
3、驚きは、森下裕一(静岡大学教授)有識者会議座長が「JR東海は全量を戻すと約束したのでこの会議の役割は、先進杭、本工事の中で具体的なデータを出してもらいながら意見を出していくことになる」という工事を容認するかのようなまとめを行ったこと。これにはさすがに、難波副知事が後段に述べる塩坂さんの主張を擁護する形で「事務方としての反論」を明確に示してくれました。
4、環境保全会議では、塩坂委員から「トンネル工事の中で破砕帯にぶつかれば被圧帯水層にあった水が一気に噴出する、それを導水トンネルに戻しても西俣に戻さなければ上流部の生態系は破壊されるし、戻すという2t/sは安定的に担保されない、担保するためには西俣に地下ダムを造る必要がある、そのことなしに工事というわけにはいかない」。これは持越し。
5、生物多様性専門部会メンバーの山田久美子さん、環境保全会議会長代理の板井隆彦さんからも「西俣に水が戻されるとして水温、水素イオン濃度、重金属などにより自然生態系は壊滅的に破壊される」と。難波副知事から「今日は水資源での会合だが、改めて生物多様性についてもJR東海に質問状を出すのでその回答に基づいて対話の機会を作りたい」とまとめました。昨日の川勝知事の河川管理権に基づく対応については「権限ありきの姿勢ではなく誰もが納得できる対応をJR東海にしてもらいたいという意味」との発言もあり。


国会での出入国管理法改正審議にらみながら「外国籍住民との共生社会」11月議会総括質問準備

2018年11月21日 | 市政

静岡市の多文化共生推進計画は「外国人の増加が停滞していた時期」に「2015年~2022年」8年間を射程に入れて策定された。昨年に中間見直しを行ったが「これまで通りでいい」との結論。この3年間に技能研修生は702人から1185人と5割増し、昨年の静岡市人口の社会増を支えた。「日本人が減少し外国人が増加する時代のトレンド」に多文化共生推進計画はどうつくられるべきだろうか。

「市民文化会館再整備・アリーナ」フォーラムの基調は牧之原市生まれ「渋谷天空都市プロジェクト」の建築士・鈴木克哉さん

2018年11月21日 | 市政

鈴木さんの興味深い問題提起。ギリシャ・ローマの時代のコロシアムから始まるヨーロッパには自由空間としての広場があった、日本には広場はなかったが平城京は道が広場だった、大道芸はまさにその表現。まちづくり検討委員会のメンバーであり「アリーナありき」に疑問を示す東京都市大学の坂井文さんは「ヨーロッパの広場は民主主義のシステムと深い関係にある」とする研究者。鈴木さんの提起を受けて永松典子さんの司会で甲賀さん、鳥居さん、中川さん、井上さんによるディスカッション。市民文化会館再整備・アリーナ構想を今後考えていく上で素晴らしいヒントを頂ました。主催者打ち上げは「地産地消」レストラン「成」。鹿肉料理は最高。これからのエネルギー充電できた楽しい時間でした。