まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「ギョーザ」をめぐる日中の対立

2008年02月28日 | アジア諸国関連
 最初の報道でこれは明らかに「中国の中で起きた問題」と受け止めましたが、その後、様々な地区での農薬の検出で日本国内の可能性もあるのかと、ちょっと複雑な想いで冷静な判断が必要と、様子を見ていました。

 日本の捜査当局も出来るだけ予断を排して、事実関係の究明を、とおそらく自らに言い聞かせながら、心の中では「中国国内に違いない」という声が喉まで出かかかっても、ぐっとこらえて、ではなかったのか、想像がつきます。

 そして、今日の日中の捜査当局の「見解の違い」報道は、これは長引くのか、という印象です。幸いに死者は出ていない段階なので、事実関係をクールに科学的に捜査をしてもらいたいという気持ちでいっぱいです。

 それは、何せ、イージス艦「あたご」衝突問題では、自衛隊と大臣のトップが虚偽の国会答弁、記者会見をやっている国ですから、中国から見たら、どこまで信用できるかと、思われても仕方ありません。

 しかし、一方で、東京新聞報道で、開発に伴う農地の強制収用で農民暴動が全国各地で激化し、黒龍省では農民による「土地私有化宣言」、しかもこの闘いへの全国の民主化グループの支援がある、と。こうした国の捜査当局の姿勢、に成程。

 双方で客観的科学的冷静な捜査を願いたいものです。

石破防衛相のイージス艦「あたご」衝突事故、無断事情聴取

2008年02月27日 | ニュース・関心事
 防衛省の捜査当局を差し置いての「密室」での事情聴取の事実が明らかになりましたが、驚くべき防衛省感覚です。誰が考えても、そのような行為が「口裏合わせ」と受け止めてしまう事態を予測できなかったのでしょうか。

 それとも、絶対に秘密が守れると思ったのか。あれだけ、事実関係の公表が求められ、民間漁船のGPSによる衝突現場の状況が次々に確認されている事態の中で、この「密室」での事情聴取は、大臣の責任問題に発展するレベルものです。

 これまでは客観的にシビリアンコントロールの頂点に立つ大臣として、事実関係の解明に努力していると思われてきた、だけに今回の事態は、背広組も制服組も政治家も組織防衛のための隠ぺい体質は全く同質だったということになります。

 それにしてもロス疑惑、この時期にアメリカ司法当局の三浦和義氏逮捕は、米軍の少女暴行事件直後だけに、何か情報操作的要素が潜んでいるのではないかと、疑いたくなるような事件の進展です。事態の進展を目を凝らしたいと思います。

韓国ー李明博大統領の時代

2008年02月27日 | アジア諸国関連
 韓国に李明博大統領が就任し朝鮮半島の一時代が始まりました。「実利」政権と評されていますが、いったいどんな内政・外交を展開するのでしょうか。ソウル市長時代のあのチョウゲーチョンを復活したパワフルな政治家です。

 日本は、北朝鮮外交において李政権歓迎の姿勢ですが、果たして望みどおりの政権となっていくのか、まだまだわかりません。先日、地方参政権に関する民主党の政策研究会を傍聴する機会をえました。

 姜尚中さんが講師で、新しい時代の日韓関係を熱っぽく語っていました。姜さんが語る韓日関係と福田首相が考える韓日関係、どこでどう違うのか、それはやはり、草の根の人間一人一人の関係構築の中に現れます。

 インターネット時代を象徴するように日本に上陸したオーマイニュースは、現段階では決して成功しているといえません。先達のジャンジャンのゆっくりとした歩みと比較して、政治的成熟度の違いを前提に日韓関係をどう構築するか、です。

柏崎駅から見える米山山

2008年02月25日 | 趣味・その他
 きのう、今日と久しぶりの柏崎の雪化粧に、身にしみる寒さに震えながら、故郷を感じ入っていた1日でもありました。会田柏崎市長の表敬訪問の帰り、タクシーの中で、このことを話をすると当たり前の答えが返ってきました。

 「お客さん、ちょっと来て雪景色を見ている分にはいいけど、生活は大変なんだで」。おっしゃるとおり、雪は旅の気分で楽しむようなことでなく、闘いの対象である、と。それが嫌で静岡という暖かいところにきてしまった自分。

 もう、その自分が静岡人になってしまっている、のか。写真は柏崎駅からの米山山ですが、携帯写真からか、雲にしか見えませんが、実際はすごく雄大で「柏崎の富士山」といわれてきた山なのです。
 

これでいいんかね 柏崎刈羽原発ーいのちとふるさとを守るために

2008年02月25日 | 原発
 24日はブログを書く環境にありませんでした。

 24日は、柏崎市で開催される標記の集会に川田龍平参議院議員の代理で参加しました。雪と突風の影響で静岡駅で新幹線が50分遅れ、東京でも遅れ、柏崎市についたのが14:30でした。近藤正道参議院議員と一緒に紹介されました。

 集会では、地盤や地殻変動問題を原発反対地元三団体から武本和幸さん、機器など構造物の損壊問題を原子力資料情報室共同代表の山口幸夫さんの二人の報告の後、質疑、そして西川バンド、連帯アピール、最後が「故郷」を合唱でした。

 それにしても、武本さん、山口さんの提起は何回か聞いていますが、隠されていた活断層、一度損傷した金属のひずみと、大変な問題であることを改めて認識しました。浜岡原発、東海大地震を前に空恐ろしくなります。

 地元4自治体の知事訪問を受け、プルサーマルの知事同意を明日にも発表するとのことです。日本全国で柏崎刈羽問題と浜岡問題、地震をキーワードにする時、運動団体間の連携が再処理工場問題を含め、その必要性を強く感じました。

 集会後には恩師の佐藤保先生を囲んで全国の脱原発運動の現状や参議院与野党逆転と今後の運動あり方など広範囲に渡っての意見交換をさせていただきました。非常に面白く、有意義な今回の集会参加でした。

 ただ、タクシーで実家に帰り、父母の部屋に二人が居ないことの現実を見て、何故か、とめどもなく涙があふれでました。この家にはいつ戻っても父母が居るものと思ってきた56年間、これがないのだと。

春一番

2008年02月23日 | 静岡~地元・地域~
 強い風吹く中、駿府マラソンを控え、体を風にあずけるように10キロマラソンコースを走りました。結局、前回同様タイムは65分。今回はしんどいレースになりそうす。それにしても春一番、さすがに激しい風の強さです。どうやってタイムを縮めるか。

 今日はまつや清と語る会を2箇所でやりました。地球ハウスでは、太田川ダム建設に反対する住民グループの岡本さんから最近の森町での群発地震と発生根拠と冬季大地震につながる構造的な地盤問題の話を聞きました。

 そして、沼津市での新人議員いじめとしか思えないような質問削除問題、あまりにもひどすぎる主流派からのJR高架化反対へのいやがらせ。沼津市議会の民主主義のレベルが問われます。最後まで市民の声の代弁をし続けて欲しいと思います。

 夜は、私の住居地=城北学区内での報告会でした。25名くらいの参加者でしょうか。久方ぶりに緊張する場面が連続しました。政治に関わるものの宿命です。昨日の山内徳信参議院議員を囲む会の雰囲気とは当然に違います。奮起!

何故、未だに「イージス艦・あたご」の事故実態発表がないのか

2008年02月23日 | ニュース・関心事
 19日の「イージス艦・あたご」と民間漁船「清徳丸」の衝突から3日間が過ぎています。遺族の方々が一番気になる被害者の二人の発見が未だに行われず、そして、一方でマスコミを通じて次々と明らかになる新事実。

 驚くばかりです。「イージス艦・あたご」の周りには何隻もの民間漁船が死に物狂いで衝突を避けようと舵をきっていた事実が朝から「直接の言葉」とGPS技術による航路が視聴者に示されています。

 アメリカ軍とミサイル防衛・最新技術の軍事演習を成し遂げてきた軍艦とは思えぬような「基本ルール」の無視です。交通ルールは守らない「そこのけ軍艦が通る」「この旗が見えぬか」のおごりの姿勢に唖然とします。

 この軍艦が国民を守ってくれるのか。沖縄における米兵による少女暴行事件、自衛隊も結局は同質の物を持っているのではないのか、ということです。暴力装置により他者を威嚇する権限を持つ集団は他者の痛みを理解できない、と。

 とにかく海上自衛隊は早急に事実関係を明らかにすべきです。勿論、衝突後に行く不明になっている親子を探すことが先である、これは間違いありません。しかし、未だに発見できないことに絶望的な気分に襲われます。

 見つかるまではの論理によって見失わされているものが何であるのか。石破防衛大臣はあらゆる意味で情報の公開を第一義的と考えるべきです。

 

参議院秘書協議会ボーリング大会に参加

2008年02月21日 | 政策秘書
 久しぶりにボーリングなぞをやりました。ほとんどが30代前後の若手の秘書群に混じってロートル代表みたいでした。1ゲーム目は50点台で散々、早く終わりたいと思いながら、2ゲーム目はストライクが3つ出て120点台、ホッとしました。

 メンバーや4人、無所属の私と民主党、自民党、公明党からの秘書の皆さん、全部で30チームほどありましたから120名ほどの参加者です。超党派の秘書協議会メンバー、実行委員会形式で若手スタッフの大活躍の場でした。

 秘書と議員、それぞれにさまざまな経験をしながら政治の裏方を担います。28年目という長ベテランの秘書の方に聞きました。「秘書と議員との関係というのは時代的変化がありますか」。「うーん、そうだね」。

 「議員と事務所の雰囲気によるんじゃないんですか。みんなそれぞれですよね」。なるほど、みんな違う、そしてみんな苦労している、のかもしれません。
秘書協議会は環境改善や秘書の地位向上のために頑張る組織のようです。

 因みに、ボーリング結果は男性秘書70名中、60位という最後から数えたほうが早い細ですが、60位、45位とかいう特別賞で一番最初に表彰されてしまいました。この秘書軍団、もっと社会的存在感を示す必要がある、ということを痛感しました。

今日は暖か

2008年02月20日 | 趣味・その他
 春がだんだん近づいています。
 季節の変わりめに肌の感覚がよびさまされます。

 しかし、この感覚は経験しなければわからないものでもあります。
 人間の本能として厳しい環境に直面すれば誰にでも備わっているとも思います。

 この感覚の共有は世代的なのか、世代間に共通するものなのか。
 多いに考えさせられる今日の1日でした。


3月9日は「地域シゴトの学校」公開プレゼンテーション

2008年02月19日 | イベント
 1年間の集大成ともいうべき「地域シゴトの学校」のプレゼンテーションが、3月9日13:30-16:30アイセル21ホールで開催されます。生徒が30名、5つのチームがあります。
それぞれが学んだ「ソーシャル・アントレプレナー」の精神。

 「コドモ★ミカタプロジェクト」、「イイコトe-coto1000プロジェクト『豊かな暮らし』の『不都合な真実』」、ないもの?そりゃアートだよ」、「新世紀・静岡物語」、そして、私が所属する「限界集落の自立支援プロジェクト」。

 案内チラシには、「バリ島の地球温暖化防止会議で温暖化促進貢献をした国として、米国、カナダと共に「化石賞」をいただいてしまった日本、国民一人あたりのgnpが世界18位に後退してしまった日本、若い世代の学力低下叫ばれる日本、

 食料自給率39%、穀物自給率に到っては28%と173ヶ国中124番の日本、犯罪検挙率20%を下回る日本、増え続け、高年齢化するニート、消えていく伝統文化・技術、大きく変わってしまった日本、その中で地方都市も、その先を見失いつつある。

 どうなるNIPPONどうするSHIZUOKA? 今私たちが知恵を出し合い、力を出し合わなければ未来はない」とあります。さて、この呼びかけどおりか、是非とも3月9日は、アイセル21にお出かけください。若者のパワーが炸裂します。