まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

個人情報保護条例の改正に静岡市は「地方自治の本旨」に基づいて対応するのか! 現行条例では目的外利用・外部提供など「個人情報保護審議会」で審議されていたが改正法で大きな制限!

2022年06月30日 | 市政

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個人情報保護条例の改正に静岡市は「地方自治の本旨」に基づいて対応するのか!

現行条例では目的外利用・外部提供など「個人情報保護審議会」で審議されていたが改正法で大きな制限!

議会はこの法の縛り受けず独自に条例制定できることになっているが静岡市議会はどうするのか!

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静岡市が、国の定めた「共通ルール」に従うのか否か。

来年2・3月議会に改正案提出に向け、個人情報保護審議会で審議されパブリックコメントを経て確定されます。

市民の皆さん、議会の対応が大きな役割を持ちます。

一緒に考えましょう。

7月26日(火)18:00~労政会館にて市民集会が計画されています。

※質問原稿※

個人情報保護の現状と改正個人情報保護法への対応について 

 

 情報化・デジタル化の進展により「個人情報保護」「データ流通」の両立が要請される中、2021年5月、民間、行政機関、独立行政法人の3つに分かれていた個人情報保護法を統合し、来年5月までに自治体の個人情報保護条例も共通のルールに改めることを法制化しました。これにより自治体の条例制定権の不当な制限、個人情報保護制度が後退することが懸念されています。国会審議においては、自治体の条例改正については地方自治の本旨に基づいて自治体を尊重することとする付帯決議が付きました。市総務局は、総務省から4月28日付ガイドライン通知を受け6月6日情報公開・個人情報保護審議会に法改正の説明しています。今後条例改正案を諮問することになります。

《1回目》

  • 基本姿勢

4月28日ガイドラインは、地方分権一括法により中央政府と地方政府は対等、「通達」でなく「通知」つまり「技術指針」の性格を持つ、一方でガイドラインにおいて「しなければならない」「してはならない」「許容されない」とする項目があり、従わなかった場合法律違反の「可能性がある」とあります。個人情報保護法の改正に伴う本市の条例等の整備について、どのような姿勢で臨むのか。また、どのような条例等の整備を進めていくのか。

《2回目》

「2」個人情報保護審議会の現状と基本姿勢

市の条例改正への基本姿勢によっては、個人情報の匿名加工情報としての活用という流れの中で、個人情報コントロール権、国による個人情報の一元管理につながるなど、現行の個人情報保護条例は大きく変わります。現行個人情報保護条例は、個人情報の本人外収集、目的外利用・提供の制限、オンライン結合の禁止となっています。例外として実施機関が「個人情報保護審議会」に意見を聴いた上で「公益上の必要があると認められるとき」があります。つまり、自治体で判断をしていました。

  • 個人情報の利活用について、現行制度における個人情報保護審議会の目的外利用の審議案件はどのようなものあるか。
  • デジタル庁と個人情報保護委員会事務局から「先行自治体における論点整理」が資料として提出されています。お手元資料で箕面市では「生活保護世帯を特定した上で、その子どもに限って、学力・体力や非認知能力に関する情報」を目的外利用しており、こうしたことが公共政策において日常化します。法改正移行後における個人情報の利用についてどのように判断し、どのような配慮をしていくのか。
  • 法改正により行政機関等匿名加工情報制度が開始されるが、その点に関し条例の整備はどのように行っていくのか。

《3回目》

  • 基本姿勢

改正個人情報保護法の対応については様々な論点があります。その一つが個人情報審議会の役割をどうするかがあります。地方自治の本旨に基づき従前どおりに条例制定を行うか、個人情報審議会の役割を定めた法律第129条を柔軟に解釈し法の「横出し」「上乗せ」する条例制定権を行使するか否か、の判断が問われます。

  • 改正法移行後の個人情報の目的外利用等の可否判断について審議会の役割はどのようになるのか。

 

 最後に、議会は国の個人情報保護法の傘下になく独立しています。議長会からも参考通知がありますがまさに私たち静岡市議会の分権自治及び個人情報保護に対する見識が求められことを述べて質問を終わります。

 

 


「生態系・有識者会議にどう臨むのか」に田辺市長「環境と成長の観点で課題に向き合う」! 60年前の被圧地下水による大井川上流域の地下水年齢認めるも「更なる調査はしない」!

2022年06月29日 | 市政
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「生態系・有識者会議にどう臨むのか」に田辺市長「環境と成長の観点で課題に向き合う」!
60年前の被圧地下水による大井川上流域の地下水年齢認めるも「更なる調査はしない」!
生態系保持のために「全量を減水付近に戻す」を求めながら「ルート変更案を前提せず」!
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二元代表制の原則からすれば議員の質問に市長は答弁すべきにも関わらず、この間拒んできた田辺市長がようやく答弁しました。
今回の質問の準備過程で、担当職員の知的レベルの高さを再確認できたことはこれからの南アルプスリニアトンネル工事ストップに向けた活動の基盤形成に有意義なものになりました。
答弁自体は、期待したものと程遠かったです。
答弁全体については後日アップします。
質問原稿をアップします。
 
※質問原稿。
2022年6月議会市長の政治姿勢について 南アルプスとリニア   
 田辺市長は、4月26日JR東海が示した「山梨県側に流失する大井川の水、全量戻しのA案、B案」特に今回新たに示されたB案「工事の一定期間、東京電力が発電のための取水を抑制し、大井川に還元する方策」=言い換えれば田代ダム水利権の目的外「また貸し」案に、6月7日定例記者会見で「議論進展のきっかけになる」と述べています。私は、非常に疑問です。
《1回目》
「1」 南アルプスとリニア中央新幹線について 
1, 市長が評価するB案について伺います。
① 旧川根3町における「水返せ運動」等の末、東京電力田代川第二発電所の水利権における河川維持流量等について合意に至った歴史を、市長はどのように認識しているか。
② JR東海が示した、田代ダムB案は、お手元資料、6月5日静岡新聞に渇水期に維持流量0.43t/s+凍結防止1.62t/s=2.05t/s下回り「実現に課題多い」旨の記事があるが、この取水抑制案について市長はどのように考えるのか。
2、 一方、6月8日第14回国交省有識者会議において「生態系」に関する議論が開始しました。
① 市の受け止めはどのようなものか。
② トンネル湧水について市はこれまで「全量を減水付近に戻すこと」を求めてきたが、「生態系」に関する議論にどのように対応するつもりか。
《2回目》
「1」 南アルプスとリニア中央新幹線について 
1、 B案についての答弁いただきました。6月議会で島田染谷市長は300t、500tの範囲なら「評価する」、牧之原杉本市長は「維持流量の観点で疑問がある」と述べています。大井川水利流量調整協議会委員でもある静岡市、慎重さが求められます。JR東海は、山梨県側に流失する水量をJRモデル、静岡市モデルを活用して、透水係数を10の-6乗、-5乗で300t、500tと推測しています。超高圧突発湧水を有する破砕帯の透水係数の設定によっては、更に多量の湧水が発生する可能性があります。
① 山梨県側に流失する湧水量が予測値以上のものとなる可能性があることについて、市の認識はいかがか。
2、 静岡市は南アルプスの環境保全は椹島下流域にトンネル湧水が戻されるだけでは問題は解決しないことを強調してきました。2021年12月の水資源に関する中間報告書で溶存イオン濃度やトリチウム等による解析で上流域の地下水は60年以上以前の被圧地下水で構成されていることを明らかにしました。
① 国有識者会議において、大井川の地下水等により、中下流域の「水資源」について整理されたところであるが、市として大井川の水循環について、更なる調査を行う考えはないか。
3、 川勝知事は6月6日、国交省に対して「巨摩山地の高圧湧水の発生のおそれを受け山梨県側ルート変更」が行われたことを踏まえ、静岡県側にも地質・地形に問題があるのに大井川流域ルートを回避しなかったことについて「計画決定過程の公表」を求めました。実は、静岡市はJR東海に2011年に知事同様の説明を求めていていますが回答は「施工可能、今後更に検討する」と極めて曖昧でした。4月26日山梨県巨摩山地よりさらに厳しい破砕帯を示す地質図が示されたことを踏まえると生態系観点からも県知事の対応は適切です。①南アルプスルートの変更することについて、市はどのように考えるか。
《3回目》
「1」 南アルプスとリニア中央新幹線について 
1、 「全量戻しの新たな案」「静岡県側の破砕帯のある地質の存在」「大井川の科学的水循環の把握」「南アルプスの生態系保持するためのルート変更」など新たな課題が明確になり、国での生態系の議論がはじまったところです。
① 静岡市中央新幹線建設影響評価協議会の委員1名が、国交省有識者会議の委員に選任されたが市として早急に協議会を開催する考えはないのか。
 
 
 

明日29日、15:00前後(早まるかも)まつや質問、傍聴(オンライン有)にお出かけ下さい! 質問テーマ1、市長の政治姿勢 ①リニア、②脱炭素 2、改正個人情報保護法改正!

2022年06月28日 | 市政
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静岡市議会総括質問、会派代表質問から始まりました!風間議員の質問がTVニュース!
明日29日、15:00前後(早まるかも)まつや質問、傍聴(オンライン有)にお出かけ下さい!
質問テーマ1、市長の政治姿勢 ①リニア、②脱炭素 2、改正個人情報保護法改正!
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リニア問題、4月26日JR東海と水資源地質構造専門部会→6月2日の南アルプスリニア市民ネット+大井川の命の水を守る62万人運動による政府交渉→6月6日 川勝知事の南アルプスルート決定過程の公開質問状→6月8日「生態系」国交省有識者会議 の流れを踏まえての質問です。
 
https://www.fnn.jp/articles/-/381595
 

あまりの暑さに夕涼み、なんと本県含め梅雨明け宣言とか、まさに異常気象! 田植え終え梅雨がありそのあとにカーッと暑くなってコメは育つ、父が言っていた!

2022年06月27日 | 市政

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あまりの暑さに夕涼み、なんと本県含め梅雨明け宣言とか、まさに異常気象!

田植え終え梅雨がありそのあとにカーッと暑くなってコメは育つ、父が言っていた!

明日は第6回地球ハウス学校、テーマは気候危機、ゲストは山田久美子さん!

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*要事前申込み 

このフォームから申し込みが必要です。
https://forms.gle/6t6cYmz3V8LL2oHU7

主 催/申込み:地域政策研究所・地球ハウス学校 054-209-5676

お知らせいただいたメールアドレスにZOOMミーティングのIDをお知らせします。

 


56(自公、非改選含む過半数)、63(自公、改選過半数)、83(改憲4党、3分の2)が勝敗基準! だったが、「自公 改選過半数の勢い」(毎日世論調査)に沸き起こる危機感!

2022年06月27日 | 市政

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56(自公、非改選含む過半数)、63(自公、改選過半数)、83(改憲4党、3分の2)が勝敗基準!

だったが、「自公 改選過半数の勢い」(毎日世論調査)に沸き起こる危機感!

昨日ポスター依頼、比例区で個人名を書く意味の説明に相当な時間、朝「見に来て」でいくと!

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比例区選挙での個人名を書く選挙の仕組みがなかなか伝わりません。

予測されたとはいえこの選挙の厳しさ、毎日新聞世論調査で再確認。

投票率、どうなるのだろうか。

とにかく一人一人の方々に語り掛けることが基本中の基本です。


ウイスキー工場が見えるボスコ―、出がけに夏日の空に土砂降り、異常気象そのもの! 河原では釣り人、お店は予約で満席、一席だけ空いていて何とか美味しいパスタに!

2022年06月26日 | 市政

 

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ウイスキー工場が見えるボスコ―、出がけに夏日の空に土砂降り、異常気象そのもの!

河原では釣り人、お店は予約で満席、一席だけ空いていて何とか美味しいパスタに!

シェフ大忙しでデザートはあきらめ「うしづまチーズ工場」でソフトクリーム、牛乳たっぷり!

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総括質問前の議運、まつや質問の順番は6月29日最後(15:00前後か)に決定! 1、市長の政治姿勢1)リニア、2)温暖化対策、2、改正個人情報保護法への対応

2022年06月24日 | 市政

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総括質問前の議運、まつや質問の順番は6月29日最後(15:00前後か)に決定!

1、市長の政治姿勢1)リニア、2)温暖化対策、2、改正個人情報保護法への対応

自民党・ウクライナ避難民支援意見書案に「避難民」の難民条約、入管法の位置づけ資料要望!

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総括質問におけるリニアについては、JR東海が示した4月26日「全量戻し」A案、B案、特にB案―田代ダム「また貸し」問題について市長の姿勢を問いただします。

温暖化対策については2030年50%超える高い目標の具体的中身について問いただします。

改正個人情報保護法については、静岡市の個人情報保護法改正に向かう基本姿勢を問いただします。

 

ウクライナ「避難民」は難民条約における難民規定とどう違うのだろうか。

ミャンマー軍事クーデター後の祖国に戻れないミャンマー人はどう位置づけられるのだろうか。

自民党の皆さんが、その辺をどう整理されているのかが重要になります。


「梅ヶ島くらぶ」代表の辻美陽子さんが美味しい紅茶を持って現れた! 7月2、3、9、10日の黄金の湯での「紅茶体験イベント」プレゼン!

2022年06月23日 | 市政
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「梅ヶ島くらぶ」代表の辻美陽子さんが美味しい紅茶を持って現れた!
7月2、4、10日の黄金の湯での「紅茶体験イベント」プレゼン!
パワー溢れる辻さんにはいつも圧倒されるが、参院選挙中「選挙割り」募集を提案してみた! 
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早速、試飲!
香り、最高!
市政記者室への情報提供についてもアドバイス。成功を期待しています!

第6回地球ハウス学校 6月28日(火)19:30~21:30 タイトル:「気候変動」をめぐる運動の今 ゲスト:山田 久美子さん(気候アクション 静岡・緑の党グリーンズジャパン運営委員) 

2022年06月22日 | 市政

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第6回地球ハウス学校 6月28日(火)19:30~21:30

タイトル:「気候変動」をめぐる運動の今

ゲスト:山田 久美子さん(気候アクション 静岡・緑の党グリーンズジャパン運営委員) 

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静岡で様々なことに取り組んでいる「人」をゲストにお招きし、お話を聞きみんなで考える会です。

日 時:2022年6月28日(火)19:30~21:30
参加費:無料
会場 :Zoomによるオンライン配信

  •  タイトル 「気候変動」をめぐる運動の今
    ● ゲスト: 山田 久美子さん(気候アクション 静岡・緑の党グリーンズジャパン運営委員) 

ついこのあいだまでは「気候変動」は「SDGs]とともに多くの人の関心を集め、
私たちが待ったなしに考え、取り組まなくてはならないテーマでした。
ところが「新型コロナウイルスの感染拡大」や「ウクライナ危機」などによって
関心が薄れていっているようにさえ感じます。

とはいえ「気候危機」をめぐる事態が改善されたわけではありません。
多くの人の目が他所に向けられている今だからこそ、もう一度「気候危機」の今を皆さんとお話ししたいと思います。

*要事前申込み (申し込み締め切り 6月27日(月)18時)

このフォームから申し込みが必要です。
https://forms.gle/6t6cYmz3V8LL2oHU7

主 催/申込み:地域政策研究所・地球ハウス学校 054-209-5676

お知らせいただいたメールアドレスにZOOMミーティングのIDをお知らせします。

 

 


川勝知事「県内選挙区争点は浜岡とリニア、候補者は自分の意見を明確にすべき」だ! 補選で知事支援を受けた山崎新之助候補の第一声を聞きに行ってきました!

2022年06月21日 | 市政

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川勝知事「県内選挙区争点は浜岡とリニア、候補者は自分の意見を明確にすべき」だ!

補選で知事支援を受けた山崎新之助候補の第一声を聞きに行ってきました!

「流域住民に寄り添い大井川の水を守る」「岸田総理に県の立場を説明し質問しているのは自分一人」「国会の中にリニアを議論する環境を作る」!

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本日から参議院選挙。

山崎候補、ルート変更までは踏みこまず、この後の8市2町での演説に注目です。