まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

原発メーカー訴訟提訴 国内1000人を超えた原告 アジアには急速に拡大

2014年01月31日 | ニュース・関心事

昨日の30日、島昭宏弁護団長を軸に原発メーカー訴訟が提訴されました。原発事故賠償法に免罪されている日立などメーカー責任を問いただす訴訟です。私も原告ですが、国内だけでなく台湾や韓国、フィリピンなどに原告が急速に広まり第二次訴訟に加わります。

原告申し込みは
http://ermite.just-size.net/makersosho/

<東京都知事選挙候補は「リニア中央新幹線」どのような見解をもつのでしょうか>

2014年01月30日 | ニュース・関心事

下記は緑の党の見解です。東京都のリニア公聴会は知事選挙で遅れに遅れて2月25日。
22日には、原子力資料情報室主催の「電磁波に関する勉強会」、26日(水)13:30より参議院会館にて佐藤博昭先生講師で院内集会が準備されています。チラシできたらご案内します。

【緑の党の見解】リニア中央新幹線は「夢の技術」か? 
-リニア中央新幹線の建設を凍結し、持続可能な社会へ向けての徹底した議論を            2014年1月30日 緑の党グリーンズジャパン運営委員会

 昨年9月、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、リニア中央新幹線の東京―名古屋間の詳細なルートを公表し、本年着工を目指しています。民間企業による大規模事業に対し、政府も建設用地取得に関わる不動産取得税や登録免許税を非課税にする税制改正などで後押ししています。
 この基本計画は40年前に決められたもので、500キロ以上での走行を可能にする超電導磁気浮上技術は、かつて「夢の技術」と呼ばれました。しかし、大都市間の移動を1時間短縮するために、南アルプスの自然破壊をはじめ、地域社会に大きな負荷を伴う事業の推進には、大きな問題があります。

 まず、ルートに選定された南アルプス地域は、ライチョウやクマタカなど、貴重な野生動物が多く住む地域として知られています(注1)。この貴重な原生自然を守るために、これまで多くの人たちの保全活動によって大規模なトンネル工事や道路建設が避けられてきました。今も建設予定ルートにおいて絶滅が危惧されている鳥類や保護対象となっている動植物がいくつも確認されています。しかし、リニア中央新幹線の8割以上を占める長大なトンネル工事によって、白神山地と並ぶ原生の自然と生態系が、22㎞のトンネルと何本もの斜坑建設で破壊されるのです。
 また、これらのトンネルや斜坑は第1級の活断層である糸魚川―静岡構造線をはじめ多くの活断層を横切ります。中央構造線は日本最大の断層線谷で、複数の複雑な地質構造線が並走し、断層破砕帯崩落が見られる地震多発エリアです。日本で1番隆起が激しく、1年で5~6㎜盛り上がっており、このルートのかなりの部分が南海トラフによる地震帯に入っています。工事中も、そして完成後も、地震などによる落下・崩落事故の危険性がつきまといます。工事による残土処分自体も問題です。また、大井川水系においては2トン/秒の減水が公表され、63万人の上水道などに影響するため、静岡県内9市町村長が懸念を公表しています。すでに山梨実験線建設により3集落で地下水が枯渇しており、トンネル工事が山間の住民の生活を脅かすことは必至です(注2)。
 大深度地下(東京では40メートル)に直径15~20メートルものトンネルを通し、一本のトンネルの中で上下線が猛スピードですれ違うことが日常となれば、電磁波や騒音・振動による乗客や沿線住民への健康被害などのおそれもあり、「想定外」の事故は深刻な結果を招きます。建設予定地周辺では建設そのものの中止を訴える声が相次ぎ、自治体の意見書も複数上げられています。
 リニアによって東京・名古屋・大阪の3大都市を1時間以内で結び、世界で類のないメガ都市をつくりだすならば、東京一極集中はさらに進みます。地方の自立性はさらに失われ、中央への従属は一層進み、地方は衰退します。
 JR東海はリニアの消費電力を東海道新幹線の3倍とし、同社の会長・葛西敬之氏は、「原発継続しか日本の活路はない」と発言しています。電力浪費のリニアは時代に逆行しており、原発の再稼働と一体のものなのです。
 名古屋まで5.4兆円、大阪まで9兆円もの建設費はJR東海が自力で捻出するとしていますが、今後の人口減 (特に実際に交通機関を利用する稼働年齢層)社会の中で、維持費なども含めた採算性も疑問です。同社の山田佳臣社長は「リニアだけでは絶対にペイしない」と明言しており、いずれこれらのツケは利用者ばかりでなく広く納税者、そして次世代に押し付けられるのです。

 3.11の大震災と福島原発事故は、環境を破壊し電力を浪費するリニアのような技術ではなく、地域や自然と共生できる、持続可能な社会を可能にする技術の大切さを教えてくれました。私たちはもはや原子力発電に頼る過大な電力を要するような消費生活、速ければよいという交通手段を求めてはいないはずです。
 日本列島の屋台骨である南アルプスに大トンネルを掘ってまで進める大事業が本当に必要で適正なものなのか、疑問です。この計画は凍結し、国土交通省は工事実施計画を認可するべきではありません。その上で、周辺住民や利用者、環境保護団体などさまざまな当事者・関係者、さらに広く市民を加え、これからの持続可能な社会・経済・交通のあり方に向けた徹底的な議論を巻き起こしていくことこそが必要です。


1.リニア中央新幹線の建設予定ルートには絶滅危惧種が今もいくつも確認されている。例えば環境評価書には記載のないレッドリストのミゾコイ(サギ科・長野県)があらためて確認された。静岡県では県条例で保護対象になっているホテイランを含む稀少6種が環境評価準備書で「一部保存されない可能性がある」となっている。
2. 無数の水系・地下水系の切断には渇水と漏洩による影響が予想される。実際に山梨実験線建設により3集落で地下水の枯渇が判明した。環境評価準備書では大井川が毎秒2トンの流量減少とされ問題になっている。

緑の党では宇都宮さんの推薦を継続すると共に、細川さんを応援する緑の党細川勝手連が立ちあがりました

2014年01月30日 | ニュース・関心事

緑の党勝手連のブログから引用。

1/28(火)の20:00過ぎ。ご縁があって事務局をお手伝いしている「脱原発都知事を実現する会」(脱原発勝手連)の会議に、2/9(日)に投開票される東京都知事選候補者、細川護熙さんのご婦人、細川佳代子さんがゲストとして参加。候補者の想いを伝えてくれました。「誰もやらないなら、自分が立つ。ここで見過ごせば一生の悔いとなる。覚悟を決めた。また総理時代に原発について不勉強であったことを申し訳ないと思っていた」。

子ども被災者支援法推進自治体議員連盟 なんと45名もの官僚が居並ぶ交渉

2014年01月29日 | ニュース・関心事

本日は参議院会館で午前中に復興庁、内閣府、文科省、厚労省、総務省、国交省など子ども被災者支援法にかかわる省庁に参列してもらって2014年度予算内容について説明を受けました。ただ、岩手、宮城、福島の被災者の長期化に伴う関連予算tという言うことで議論がなかなか噛み合わず。これだけ大勢の優秀な若手官僚がいらっしゃるのにとても残念です。

ただ、保養事業については、文科省の県外事業について具体的な支援事業を予算化してくれていることは参加者は大きな期待を持ちました。午後は、環境省による被曝に関しての有識者会議の中身についてでした。今も続いていますがあきれるような説明で参加者の怒りが沸き上がって居ます。終了後に3月27日環境省への申し入れを確認して散会。参加者は80名。

真冬の首都決戦 都知事選挙 闘う相手本命は舛添氏陣営 脱原発票の拡大を 「リニア」への姿勢は?

2014年01月23日 | ニュース・関心事


脱原発候補者の一本化は不調に終わり本日から東京都知事選挙。緑の党は「宇都宮氏への推薦」を継続しつつも脱原発票の拡大という意味で細川氏陣営にはせ参じるメンバーも多い。内部抗争でなく闘う相手本命は舛添氏陣営、まずはそこから。

明日は、特定秘密保護法廃止に向けた国会包囲アクション、緑の党で呼びかけている2015年統一地方選挙キャンペーン実行委員会、原発メーカー裁判打ち合わせ、リニア中央新幹線学習会準備会合と全国課題が目白押しで国会周辺での活動中心。

リニア問題でいうと2月25日に東京都の環境影響評価公聴会が開催されるが、その時に知事は誰になっているのだろうか。直接的には関係するのは町田市であるのだが、柏崎、浜岡原発再稼働前提の電力確保で進むリニアに立候補者の姿勢は。

日刊ゲンダイ 「細川首相を追及したキーマンが語る「佐川1億円問題」の真相」写真も記事から。
http://gendai.net/articles/view/news/147419

静岡市長 県知事へのリニア新幹線についての田辺静岡市長の意見書 

2014年01月23日 | ニュース・関心事

<静岡市長 県知事へのリニア新幹線についての田辺静岡市長の意見書 議会は同

田辺市長の意見書は、「リニア新幹線の工事の中止を求めてはいないものの南アルプスエコパーク、ひいては世界自然遺産登録に向けての道程がリニア新幹線工事によって極めて高い障害となる」ことを明確にしています。静岡新聞夕刊が指摘しています。

これからの問題は、3月25日の知事意見書までの間に、国会で関連都県の国会議員の方々による少なくも田辺市長意見書のレベルについて厳しく質疑をしてもらう機会をどのように作り上げられるかです。国会では事業の是非について議論が不十分です。

民間事業といいながら実は国策。原発と全く同じです。南アルプスという日本の屋台骨に長大トンネルを作ることが本当に可能であるのか、大井川の2t/s水量減水を放置していいのか、南海トラフ巨大地震による工事中、完成後の崩壊リスクを回避できるのか。

1月24日の通常国会始まる前に沿線住民のネットワークをどのように世論形成に向けて浮上させることが出来るか。まずは足元の静岡市議会2月補正予算議会初日に、南アルプスとリニア新刊事業について、リニア事業の凍結議会決議をあげることが出来るか、

※静岡新聞1月22日夕刊報道
http://www.at-s.com/news/detail/911082773.html



※静岡市長リニア意見書全文(中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書【静岡県】意見書平成 26 年1月静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000158647.pdf



※写真は静岡新聞夕刊から。

リニア静岡県公聴会 「南アルプス宣言を」 まつや 「リニアで浜岡再稼動なら反対」 西原市長

2014年01月21日 | ニュース・関心事

13人の公述人のうち7番目が馬場利子さん、9番目がまつや、13番目が西原市長。馬場さんは電磁波問題、私は市議会の状況踏まえた「市民、市長、議会のオール静岡でエコパーク実現に全力尽くす。富士山宣言と同様に南アルプス宣言=環境保護条例をの策定」。

西原市長「昨年12月まで大井川の減水について十分に理解していなかった。リニアできるなら空港地下駅くらいはと考えていた。しかし、大井川減水問題は深刻だ。リニアに反対ということではないが減水問題の情報公開がまず必要。減水が起こらない対策をJRにもとめる」。

西原市長の上記の発言もあり、写真は公聴会終了後に全マスコミがぶらさがり取材。
壷阪さんが公述人の動画を撮影してくれていました。
http://www.youtube.com/watch?v=qrKtyWUgq2g&feature=youtu.be

長野間高盛町の中川町議会議員もわざわざ今日の公聴会に参加してくれました。傍聴者は150人くらいだったでしょうか。このことがきっかけで「リニアを考える市民の会」(仮称)が出来るといいですね。13人の皆さんの発言にとても勇気を貰いました。

明日、田辺市長がどんな意見書を提出してくれるのか、注目!

沖縄 名護市長選挙 辺野古への基地移設反対の稲嶺ススム氏の当選確実

2014年01月19日 | ニュース・関心事

すばらしいニュースです。我が静岡の沖縄ウオッチャー富田英司さんとと話しました。とにかく名護市民の決断・選択はすごい。末松陣営、最後は勝てない、逆転するためにとパチンコ屋でも現金入れ封筒を配っていた、中に投票依頼文書、という情報すら。

沖縄の、日本の、アジアの、世界の政治を決する名護市長選挙に「基地ノー」の結果。名護市民の選択に私達が応えなければなりません。東京都民は知事選挙にどのような選択を示してくれるのか。富田さん「静岡で名護市長選挙の報告の機会を作って」。

オクシズ森林の市 バイオマス研究会 小林木工 木藝舎 人の群れ

2014年01月19日 | ニュース・関心事

林業センターに到着するも中の駐車場や安倍川堤防沿い駐車スペースは満車で平安閣第2駐車場に誘導されました。市民の皆さんの森林への関心の高さの表れと思いますが多くの家族連れで賑わっていました。早速バイオマス研究会のブースに直行。

メンバーの鈴木良郎さんからのじっくりとした2時間のレクチャー。真庭市の銘建工業さんの事例は静岡に合わないのではないかとの指摘を受けました。もくペレさんや鈴木林業さんなどペレット工場の可能性について様々な角度から研究しているようです。

足久保地区の里山の活性化に向けての様々なアドバイスもいただきました。そして小林木工さん親子に久し振りにご挨拶。その隣に木藝舎さんのブース。おいしいコーヒーをいただきながら懇談。今度SATOに立ち上げるパン屋さんも紹介いただきました。

じっくりとした地に足の着いた研究と実践が必要ですね。
※写真は、薪割り