まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

田中康夫さん、比例区それとも東京地方区

2007年05月31日 | その他
今日の夕刊を見ると各誌で新党日本代表の田中康夫さんの参議院選挙出馬のニュースが取り上げられています。ただ、報道内容からは比例区軸にというものと、東京地方区での出馬もありうるとの、2つの情報が織り交ぜられており、はっきりしていません。

 正式には6月4日の記者会見で明らかになるようですが、さてどっちに。東京地方区で川田龍平さんが既に出馬表明をしており、全国比例区では、前国立市長の上原公子さんが社民党から出馬表明、いろいろな関係の中で注目しています。

 私の選挙では、田中さんにも、上原さんにも、菅さんにも応援に来ていただきました。全国的流れとしては二大政党での政権交代の観点から民主党が相当に伸びそうですが、少数政党の躍進に期待を持つ立場としては、目が離せません。

防災船「希望」の廃船責任は誰に?

2007年05月30日 | その他
 6月14日に市民団体「県政ウオッチングの会」が6月県議会に向けての勉強会を開催します。そこでの講師を依頼されています。そこで、選挙戦の最中でも有権者の関心の高かった防災船「希望」を取り上げようと、今日は情報公開請求に行って来ました。

 実は、私は県議会議員の間は情報公開請求を「自粛」してきました。というのも、県議会には知事部局をチェックする権限を与えられており、必要な情報は情報提供されるべきである、との立場をとって来たからです。

 これからは、県民の立場で必要な情報は情報公開請求で入手するというスタイルに変えます。改造して22億円で購入した防災船「希望」は110億円を使って、出動は1回、毎年赤字のカーフェリー事業、売却方針は2回の入札不調で頓挫、結局解体。

 とにかく、14日(13:30から15:00、地球ハウス)までにエー!というような面白い報告を準備しますので多くの方が参加してくださることを期待しています。

 

「あらためて採算性を問われる静岡空港」原稿を書いていましたが・・・・。

2007年05月29日 | その他
 選挙戦準備にあわただしかった2月予算議会のさなかに『自治研静岡 2007春号』への原稿依頼をいただきました。県職員組合の研究雑誌でしたので期待を込めて[あらためて採算性を問われる静岡空港」を書きましたが、今日その完成版が届きました。

 研究センターの研究員である栗田正志さんが編集後記で「今回、松谷清さん(元県議)から特別寄稿をしていただき、「空港はいらない静岡県民の会」の反対運動に関わった議員活動を紹介しました。県が土地強制収用と行政代執行までして空港建設を邁進する姿勢について問題提起をしています」と触れています。

 もう少し早く完成していてくれたら少しは選挙に・・・・・。まさか石川知事の五選はないと思いたいところですが、まことしやかな五選説もでています。松岡農相の自殺でいやがおうなしに盛りあがる参議院選挙ですが県政改革と連動して考えたいものです。

 原稿を読んで見たい方はご連絡下さい。井上さんの抗議の焼身自殺についても触れています。

松岡農相の自殺に驚く

2007年05月28日 | その他
 松岡農相の自殺は、午後2時頃、遅い昼食を外でとっていた時に知りました。毎日新聞朝刊で、参議院選挙で投票したい政党の一番に民主党が踊り出たという世論調査を読んでいただけに、この死がもたらす政治的影響に頭が向かいました。

 あれだけ「居直り」を徹底していたのに何故?です。緑資源機構の談合問題がきっかけなのか。熊本県の虹と緑のメンバーに電話してみたところ、地元紙はきのう1面トップが談合報道とのことで、逮捕はいつ、という雰囲気だったそうです。

 自殺で記憶に残っている国会議員は、中川一郎氏、新井将敬氏、中島洋次郎氏くらいですが、インターネットで調べて見ると秘書、妻含めると少ない人数でないことがわかりびっくりしました。中島氏とはNHK静岡放送局時代に一緒に仕事をしていました。

 1人の人間の死、しかも自殺、そう簡単に論じきれません。政治的立場が異なるとはいえ、やはり生きて自らの政治信条に基づく政治姿勢を貫き通すべきではなかったのか、と思わずにはいられません。

 とはいっても1年間に3万人も方ヶが自殺しています。その方々をとりまく人のつながりが「和」となっていない現実があります。松岡氏もそうだったのだろう、と思うと安倍総理大臣の責任も大きいはずです。

 これは他人事でなく、私たちの仲間の井上英作さんの死を食いとめる事が出来なかったその責任、これもまた自分に問わなければならないからです。その意味で、まだ私の中で彼の死は、整理がついていないのです。 

 

引っ越し2日めが終了

2007年05月27日 | その他
 新事務所に移動すべきものは7割ほど運びこむ事ができました。残りは不用となった机やテーブルなどです。5月中にメドをつけたいものです。引き続きボランティア募集のお願いです。

 実は、NTTとの連繋がまだきちんとしていなくて、インターネット関係は6月に入り、肝心要の事務机は元の事務所に残っています。というわけで変則的状況がしばらく続きます。事務所にお越しの際には3階においで下さい。

引っ越し1日目は何とか終了

2007年05月26日 | その他
 今日は朝から支援者の皆さんが引っ越し手伝いに来て下さいました。感謝感激です。昨日は、女性スタッフが床を綺麗に磨いてくれたとのこと、ありがたいことです。何とか1日目が終わりました。明日も10:00からやります。ボランティア募集です。

家族

2007年05月25日 | その他
 母が脳内出血で入院しリハビリ中、今度は父が転倒し骨折するという事態に。実は母の入院後に畑仕事をしていて足をねじらせてしまい松葉杖歩行、それが原因の今回の入院。手術は成功しましたが父の精神的ショックは相当。

 世情は参議院選挙ですが、敗戦後の事務所移転、家族の大きな環境変化、それにともなう私自身の身動きへの制約。しかし、私の気持ちの中では、父、母、家族の苦難の中で、何かがみつかりつつあるような気がします。

 それにしても涙が自然に頬を流れていきます。

 

久しぶりに外国人のための無料検診会実行委員会に参加

2007年05月24日 | その他
 この1年間、選挙モードで実行委員会にはあまり参加できませんでした。今年で10回目になります。外国人の受診者は120名前後ですが、ボランティアは130名も集まっています。極めて専門性が高い分野での活動です。

 ですが、今回は大変な財政難。6月24日に県立大学のアジアンサークルWPASと実行委員会の共催でコンサートとエスニック料理企画が準備されています。10:30から16:30までのロングラーなお楽しみイベントです。

 是非とも注目してください。そして、参加してください。チケットは1枚1000円。チケット扱っています。

『スピリチュリアルにハマまる人、ハマらない人』(幻冬舎新書)を読む

2007年05月23日 | その他
 何の気なしに本屋さんで立ち読みで思いつき的に購入した本です。著者の香山リカさんはしばしばマスコミに登場し、諸事件にいろいろコメントをしているのを読んだり見たりしていて、どんな人なんだろうと以前から関心を持っていました。

 本書は、テレビで大人気のスピリチュアル・カウンセラーである江原啓之「分析書」です。何故、彼があんなに人々に受け入れられているのか、それは、格差社会のなかで「癒し」を求める現代人の非歴史的非社会的内向き現象にあると。

 「いまのあなたのままでいいんですよ」。そして、ウイニコットの指摘する幼児の「ぬいぐるみ」への愛着は「内的世界から外的世界までの中間領域に存在する特殊な移行対象」論。江原氏にはまさにトトロにも似た中間領域的雰囲気が漂っている、と。

 江原氏の書籍をたどりながらのオウム真理教比較は、実証的で説得力があります。意外にも江原氏が「靖国神社」への批判をもっている、しかし、江原バッシングが起きない、何故?とも問いかけています。エハラー現象が少し理解できそうです。

はしかの流行を考える

2007年05月22日 | その他
 東京中心に、はしかが流行し、上智大学、早稲田大学など休講措置をとっているというニュースが報道され、新聞・テレビでその解説がなされています。この流行はどう考えたらいいのでしょうか。基本的には、ワクチン接種をきちんという中身です。

 はしかは、高熱が長期間続き、肺炎など合併症を起こして命を無くしてしまう、こわい病気です。昔は、はしかを「命定(いのちさだめ)」といって、幼児が育っていく過程での大きな関門でした。そのかわり、一度かかれば免疫は一生、です。

 私は、予防接種だけが全て対策でなく自然感染も一つの対策と考えています。いのちの大切さは、命の危うさを実感してこそ養われます。私自身、3人の子供にはしかの予防接種はせず、その代りに「親学」として、はしかについてかなり勉強しました。

 長女は、高熱ではしかか?とガンマグロブリンを接種(これが正しかったか、どうか?)。次女はかかってしまい「親の責任」と3周間ほど看病に必死でした。長男は、おそらくかかっていないのでは、免疫検査で何らかの対策が必要と考えています。

 私自身、全ての予防接種を否定はしませんが、静岡市で種痘ワクチンで重篤な副作用事故にあった藁科夫妻が起こした訴訟支援に加わっていたこともあり、感染症と子供の健康について「子育て時代」にいろいろ考えさせらました。

 感染症は全て無くすることだけが人類にとっての対応なのか、ウイルスと共存する地球環境の視点は?子供の健康について若い世代が「人間の持っている本来の力」をどこまで信じることができるか、どうか。ここに基本線をおいて議論をすべきと、考えます。