まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

第3回清水庁舎検討委員会 基本理念「まちづくりをリードする日常に溶け込み感動をもたらす庁舎」めぐり当局と審議会委員との激しく鋭い論戦

2017年11月07日 | 市政

「経済成長時代」の「お城に出て来い」的発想の庁舎機能と「人口減少時代」の街の中に広がる庁舎機能という差異が歴然としてしまった。庁舎機能としてまちづくりの拠点、行政サービスの拠点、安心安全の拠点が示されたが、まちづくり拠点としての交流・コミュニティスペースやレンタルサイクルステーションやカフェテリアなどの店舗が商店街や民間の喫茶店スペースが奪って来たとして、富士山眺望ロビーは平地や日本平の方がより美しいとして、次回に全面的に作り直すことになった。

安心安全の拠点として、一時的津波避難場所としてはいいが通常の避難所にすべきでないとの指摘もされた。ただ、当局と批判的委員の間を取り持とうとする宗田好史氏にはがっかりした。最後に庁舎規模の説明がなされたが一人当り21.9㎡の総務省基準に対しては必要な面積はどのような機能を果たすためか積み上げ方式で算定すべきとの寺沢弘樹委員からの鋭い指摘は大いに納得できた。次回の検討委員会が楽しみだ。それにしても傍聴者の多さに関心の高さを伺い知ることができた。