まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

元厚生労働省事務次官への政治テロ事件?の中、民主党、参議院で審議全面ストップ!

2008年11月18日 | ニュース・関心事
「政局の人」・民主党小沢代表の麻生首相へのカウンターパンチ!「景気対策優先で解散しないなら、臨時国会中に第2次補正予算を提出すべき。提出するまで審議は全面ストップ」という「脅かし」。

 社民党・共産党は同調しないとのこと、全野党共闘体制ではないようです。今日の各新聞社説でも意外に冷ややか。「どっちもどっち」。というのも、小沢代表は党首討論を拒否している「弱み」があります。

 私自身は、なかなかの作戦と言う風にも思うのですが、党首討論は是非やってほしいものです。今日は、川田龍平参議院議員事務所に引継ぎ、やり残しを片付けるために国会に出かけました。

 写真は、夕方、参議院議員会館前からの国会です。元厚生労働省事務次官への政治的テロ事件?がおきているようです。交通担当警視庁警察官がよっぱい運転で交通事故。嫌な事件が続出です。

 政令市議会議員選挙がどのような形で有権者に意識されていくのか。衆議院解散が限りなく任期満了説に近づく中での難しい選挙戦になりそうです。争点設定をどこにおくのか、頭を悩ましています。

柏崎市長選挙、原発慎重派の会田洋市長、1000票僅差で再選

2008年11月17日 | ニュース・関心事
きのうの柏崎市長選挙、1000票の僅差で会田洋市長が再選しました。経済産業省、東京電力の7号機だけでも稼動させ中越沖地震の被害は「回復」という既成事実を狙った動きに歯止めがかかります。

 本当に良かったと思います。柏崎市民の良識に感謝です。この柏崎刈羽原発の再稼動は、日本国内ずのみならずタイやインドネシアなどの原発をめぐる反対運動の人々からも注目されてきました。

 今日の瀬名環境グループの皆さんとの懇談会でも報告させてもらいました。昨日の静大祭でも報告させてもらった「温暖化対策と原子力」のパワーポイントも活用しました。

 さすがに、最近、自分の家にソーラーを取り付けたというメンバーの方もいらっしゃり、これからの自治体の温暖化対策と自然エネルギーについて議論が盛り上がりました。政令市のエネルギー政策も注目です。

 それにしても久しぶりに顔を合わせる方々が大半で、昨年の県議会議員選挙でお世話になった方々ばかりでした。心に残る申し訳なさと新たな決意をどのように伝えられるか、大きな課題です。

『ECOカフェ』in静大祭

2008年11月17日 | ニュース・関心事
 写真は静岡大学の生協前のたて看板イチョウ並木通り、久しぶりに歩きました。静大祭での「環境を考える会」企画で「温暖化対策と原子力」の講演を依頼されていたからです。

 あいにくの雨と昨日はあったというフリーマーケットがお休みで観客は10人くらいでしたが真剣に聞いてくれました。始まる前に食べた「玄米オニギリ」とてもおいしかったです。

 「環境を考える会」大学パワーはどこに向かうのでしょう。楽しい1日でした。

日本語教育センターの感謝祭

2008年11月15日 | ニュース・関心事
私が理事を務め、ベトナム留学生の保証人となっている日本語教育センターの留学生のみなさんからの感謝祭が今日の昼に会館で開催されました。留学生、保証人合わせて7、80名でしょうか、楽しいひと時でした。

 ベトナム、ミャンマー、インドネシア、バングラディッシュのそれぞれの国の伝統的な料理が各テーブルに並び、1ヶ国づつ食べても結構なボリュームなのに、4ヶ国全部食べたのでもう満腹状態そのものでした。

 彼らの学習環境は、リーマンブラザースなどアメリカ発の金融危機の中、祖国の経済状態も厳しいこともあり、大変な状態です。ここまでしながらの学資の確保のための生活状態の中での勉強です。

 彼らの夢をかなえさせたあげたいと素直に思ってしまった感謝祭でした。

麻生首相の漢字の読み違い

2008年11月15日 | ニュース・関心事
 麻生首相の漢字の読み違い、人のことを笑えるほど私自身のレベルが高いわけではないけれども、思わずホント!ってのけぞってしまいそうなホントの話のようです。詳細、踏襲、未曾有、頻繁の読み、ウーン。

 原稿を渡されて、多忙な毎日、全部を全部「予習」は出来ないのかも知れませんが「単に読み違いだ」といいきれないような感じもします。一応読んで、わからなかったら側近に聞いておけばいいと思うのですが・・・・・。

 しかし、怖いのは「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」、「わかったふり」して政治が進められたのではかないません。空気を読めない人をKY、現場を見ない人をGMと昨今の流行言葉がありますが、首相は「現場」を見ているのかしら、です。

「定額給付金」の「ばらまき」の愚挙

2008年11月13日 | ニュース・関心事
 マスコミ各社の世論調査でも、「定額給付金」に対しての納税者の過半数は「愚挙」として認識していることが明らかになっていますが、その「愚」を重ねるように、1番大変なことは「自治体に丸投げ」という事態ですから呆れかえるばかりです。

 そもそもが選挙対策であった、実際の支給方法などは検討していなかったことにより、提案した公明党は「早期の実現」を迫り、さすがに自民党内にはもともバラマキ」への慎重論もあったことにより、総務会長の「最後は鉛筆転がしで決めては」記者会見状態。

 ばかげた「究極の選挙対策」ですが、財源が財投積立金の取り崩しである為法改正が必要となり、また「2年後の消費税アップ」ということで野党が反対にまわると衆議院の優先規定60日ルールを使うために通年国会も予測され「解散」ぶくみでもあります。

 これと並んでもっと困難な「道路特定財源の一般財源化」をめぐりの麻生首相の「1兆円を地方に交付」政策が、自民党道路族の反対を含め税制制度は先行き不安状態です。これはまさに地方政治の側の「一般財源化」認識の中身が問われます。

 環境、格差、社会保障の危機的な現状をどのように打開するか、09年政令市議会議員選挙は、国政との関係で政策レベルが問われる今までとは違った意味での選挙選になります。争点設定をきちんとせねばなりません。

環境省 07年度温暖化ガス排出量90年比で8,7%増加を公表

2008年11月12日 | ニュース・関心事
 環境省の発表によると、07年度の温暖化ガス排出量は13億7100万トン90年12億6100万トン比で8,7%の増とのことです。主な原因に柏崎刈羽原発の完全停止による火力発電による2800万トン増があります。

 京都議定書による90年比6%削減を守ろうとすると14,7%の削減となり、1週間に1日真っ暗な日がないと達成できない数字です。『月刊 自治研 11月号』の中で島根県中山間地研究センター藤山浩さんの構想です。

 「現在総人口の9割を占める都市から、2050年までに総人口の5割を中山間地へ還流させ、食糧とエネルギーの国内自給率8割を確保した上で、国全体としてのCO2排出8割削減に寄与する新たな田園文明」。

 静岡市が環境省から委託された「都市と森林のCO2地産地消のリンケージ」調査が始まりつつありますが、CO2問題だけに限定されない「都市と農村」の対立関係の解消に向かう方向に持っていってほしいものです。

『月刊 自治研』11月号、「限界集落」特集を読む

2008年11月12日 | ニュース・関心事
『月刊 自治研』11月号の特集は「『限界集落』へのまなざし」で5つの論文やルポ、早速全部を読み通しました。政令市議会議員選挙に挑戦する身としては、非常に刺激的で、これだ!の実感です。

 特集の第1は、「限界集落」に熱いまなざしを インタビュー 第2は、「限界集落」でなく「文明の限界」を見据えて 第3は、山に人が住むということ 第4に、小金稼ぎが地域の元気を作る

 第5が、「限界集落」に見た地域の力 で、この著者は大江正章さんですが「虹と緑の500人リスト運動」のバイブル本である『地方から政治を変える』を出版してくれた出版社「コモンズ社」の創設者です。

 彼がルポの最後に書いている言葉「農山村の高齢化・過疎化だけが問題なのではない。人と人とのつながりがきわめて希薄な、都市部の出現しつつある「限界団地」のほうがずっと大きな問題を抱えている」。

 「限界集落」と「限界団地」、「限界自治体」、「限界国家」。今、医療の世界の「後期高齢者医療制度」が問題になっていますが、75歳以上の方々のこれまでの「人生」が全て問題だと言うことだと思います。

麻生政権のマスコミ世論調査結果

2008年11月11日 | ニュース・関心事
歴代内閣で支持率が不支持率を下回る一番早いのが麻生内閣とのテレビ番組を見て、ますます遠のく衆議院解散の様相。もう、ここまでくると任期満了解散しかないような情勢となっているようです。

 それにしても定額給付金、支給方法をめぐって閣内不統一。一体何の目的で給付金なのかが、経済対策から社会対策と揺れ動き、結局、やっぱり「選挙対策」でしかなかったという底の浅い麻生首相の政策。

 緑の党を目指す「虹と緑の500人リスト運動」、「緑のテーブル」の合流が11月22日に予定されています。解散前に、静岡政令市議会議員選挙を「党形成の一大選挙」の位置づけという政治関与もありです。

 11月29日に「きよしとこの夜」23回目の選挙イベント。多くの皆さんに参加していただきたいと思います。

第11回外国人のための健康相談と無料検診会、140名の受信者

2008年11月09日 | ニュース・関心事
 外国人の増えている全国でもトップクラスの浜松市で始まった外国人のための無料検診会、その意味は二つありました。健康保険証を持たない外国人、持てない労働環境、異国の世界で健康については安心できる環境を、これが一つです。

 二つ目は健康保険証があっても、母国語で自分の健康を語れる医療環境を。この浜松市の取り組みに、20年前に静岡市の駒形で餓死したフィリピン人の死をきっかけに結成されたアジアを考える静岡フォーラムが、静岡でもと始まりました。

 会場は厚生病院。検診会実行委員会の代表の榎本信雄医師、現在は開業していますが、厚生病院の勤務医であったことから第4回目以降はずっと検診会会場として厚生病院を提供してもらっています。本当に感謝です。

 今回、受信者は142名、ボランティアは医療チーム、通訳チーム、一般ボランティアチームあわせた140名余、午前中の受付は予想超える30名以上が待ち続ける問診テーブル前の行列。正直驚きました。こんなのは11回の中で初めて。

 今回はいろんな意味でターニングポイントです。あれだけ外国人住民が多い浜松市の検診会NGOが今年は開催を中止した中での静岡開催であったこと。そして、今回、142名の中で特定企業からの受診が多かったこと。

 アメリカ発の金融危機の中で労働環境の劇的変化がこうした事態を導き出しているのか、これからの検診会のあり方をどう展望するのか、いろんな意味での討論材料を得ることが出来た検診会でした。大いに希望が持てました。

※ 西武が巨人を破りました。興奮しています。