マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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神殿町・とんかつ屋まるかつの日替わりヘレカツミンチ定食

2019年06月10日 09時33分42秒 | 食事が主な周辺をお散歩
診察結果が良好のご褒美にやってきた食事処はとんかつ屋まるかつ神殿店

先月の1月23日の通院後も食事したとんかつ専門店である。

便宜上、立地が754号線沿いにある奈良市神殿町が所在地なので神殿店としたが、“とんかつ屋まるかつ”はフランチャイズチェーン店でもない個人店である。

ここが本店であるのだが、一店舗しかない。

店主の夢は全国展開であるが、まずはご近所の皆さま方に喜んでいただける味作りが専決事項。

将来は「あのとんかつ屋は奈良から始まったんだよ」と云わせて見せたいと、ガンバッテおられる。

店主の頑張っている「気持ち」はFBにアップされている。

そのことは食後に知ったのだが・・。

この日に訪れた目的はご褒美。

なんのご褒美であるのか。

つい先ほど通院して診察してもらった結果にご褒美である。

不完全な身体であるが、今、生きていることのご褒美。

揚げたての美味しいカツを食べたくてやってきた。

前回は厚切りロースカツ定食だった。

熱々、揚げたて、できたてカツがとても美味しかった。

その前に食べたのは平成29年11月16日

注文したのは三元豚ロースのソースカツ丼である。

カツ丼も美味いところに、特別サービス券でいただいた揚げたてのカキフライである。

肉厚あるカキフライは極上の味だった。

とにかく、注文したものはどれもこれも美味い。

いやしくもまた口がまた欲しがる。

そこへもって次回の楽しみにサービス券をくれはる。

いずれもミンチカツ一枚をただでいただけるサービス券。

厚切りロースカツ定食を食べたときのサービス券は今月の28日までが賞味期限。

前々回のソースカツ丼を食べたときは期限なしのミンチカツサービス券。

つまり2枚もおまけにいただける。

これこそがご褒美なのだ。

ワクワクする食事時間はお昼の12時半。

診察もスムーズに終ったから心はウキウキでやってきた。

入店して席に着く。

今日はどのカツにするか。

悩ましき選択肢である。

女店員さんに提示する2枚のサービス券。

どうぞ使ってたっぷりカツを愉しんでくださいと云われて、そんなにガツガツ、じゃぁなくカツカツは食べられない。

お腹は空いていても食べきる自信はまったくない。

2枚のミンチカツは家人に食べてもらおうと思って持ち帰りを選択した。

そして注文は・・。

当初はカツ丼にミンチカツを店舗で食べようと思っていたが、持ち帰りするならこれだと思って決めた日替わりランチ。

ロースカツミンチ定食かヘレカツミンチ定食のどちらかを選ぶ。

前回は厚切りロースカツ定食だったので、今回はヘレカツミンチ定食に決めた。



頼んでから10分後に登場したヘレカツミンチ定食。

配膳皿の置き方を入れ替えて撮った写真では美味しさ、大きさ、厚さが伝わり難いのが申しわけない。

手前の丸っこいのがミンチカツ。

平たい2枚がヘレカツである。

どちらもサクサク感。

噛んだらジュワーっと美味しいのが舌に混ざり込む。

歯ざわり舌触りが絶妙。

たまらん上に味は美味、美味・・・とても美味――い。

香物は大阪黒門市場から仕入れたそうだ。

毎回が違う香物。

今回はしば漬けにダイコン漬け。

ほんの少しが良いのである。

小鉢は山葵を添えたごま豆腐。

これも仕入もんであろうか。

飯は白飯か今回頼んだ十五穀米のいずれか一品が選べる。

汁椀は今回も、しじみ汁。

ほどよい量であるがしじみ味感がなんとなく薄いように思える。

カツが美味いもんだから十五穀米にガツガツ行ってしまう。

美味い時はガツガツ。

早く、と云いたいがそうでもない。

カツを味わっていたいから、いつもよりは遅い方。

サクサクジュワっち感がたまらん。

ソースを付けなくても美味しさがあるカツ。

何口か食べる。

1/3程度を食べたところで店内にある壺ソース味に替えてみた。

これもまた美味いのである。

それよりも美味いのがキャベツの千切り。

私の好きな胡麻ドレッシングでいただく。

はっきりいって、キャベツが美味いからご飯にも口が行く。

甘味のあるシャキシャキ感が嬉しい。

隣で食べてはったお客さんは白ご飯もしじみ汁もキャベツもお代わりをしていた。

そう、とんかつ屋まるかつはおかわり自由。

私が食べていた十五穀米の飯椀が空っぽになったのを見かねて女店員さんが、お代わりしましょうかの声かけ運動に、つい、お願いしますと答えてしまった。

ただ、量は半分をお願いしたのだが、配膳されたお代わり十五穀米は最初に配膳されたときの同じ量。

こりゃたまらんわ。

残してはあかんやろからなんとか食べきったが・・。

大きくて厚いヘレカツにミンチカツにも難儀しているのに・・・あ~ぁ、である。



別袋に包んでもらった牛ミンチカツは2枚。

温もりはまだまだある。

それを手にしてレジ支払い。

そう思って腰をあげようとしたときに入店した男性。

懐かしい顔である。

手を振れば気が付いた男性はほぼ15年前に初めてお会いした施設長だった。

施設は平成15年7月にオープンした大和郡山市市民交流館。

私は臨時職員としてその年の8月に採用されて職に就いたときの所属長。

初めての施設にパソコンを駆使してさまざまな諸表を作った。

所属長の期待に応えるようにせっせと作ったことを覚えている。

臨時職員の契約満了でやむなく施設を離れたのは平成23年3月末。

施設長はそれよりもっと早い段階で本庁に戻っていた。

それ以来のご対面だから13年前。

ほんまに久しぶりの元施設長は数年後に満了を迎えるそうだ。

で、なんでここに。聞けば通院帰り。

それも私と同じ心臓関係。

服用する薬はワーファリン錠。

4錠というから私より0.5錠も多い。

手術もできないから内服薬で治療されているが、私が通う病院と違っていた。

それはともかくここ「とんかつ屋まるかつ」に来るのは初めてだが、ご褒美にということで足を伸ばしたそうだ。

で、サービスに持ち帰ったミンチカツは我が家の夜食に登場した。

写りはピンボケであるが、スーパーラ・ムー京終店で買った大きいネタのゲソ天とともにいただく。



豚が嫌いなおふくろだが牛ミンチカツなら食べてくれた。

かーさんは思っていた以上に美味しいわ、と云う。

冷めてもまた美味しいミンチカツがたらふく。

ミンチカツは値段以上の美味しさが味わえた。

ところで店主、金子友則さんの気遣いはサービス券の発行だけでなく驚くことをツイッターで呟いたそうだ。

今冬に発生した豪雪福井県に居ても経ってもおられなくて、福井県に行かずとも県民になんとかしてあげたいと思って5月末まで「福井県民割引」を発表した。

奈良県に居りながら福井県民に喜んでもらえることはすごい発想と実行力に惚れ惚れする。

(H30. 2.14 SB932SH撮影)