まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【妖怪】 枝葉(えだは)惑わし(まどわし)

2022-08-29 08:52:06 | 今日のひとり言


登山の旅を惑わす妖怪。

 人生とはハイキングや登山を含む旅に例えるなら
 「私は今どの山に向かおうとしているのか」という目標は大切です。

 ここに道の分岐点がある。
 片方はA山に向かう。片方はB山に向かう。
 私が向かう山はA山だから。こちらの道を行こう。
 もちろんこの道は直線じゃない。いくつもの峠や小さい山を経由する道だけど、
 でも私が向かう山はこちらだ。

 人はそのようにして、人生の選択。大きな選択から小さな選択まで。
 進んで行きます。



枝葉末節で惑わす。

 場合によってはその枝分かれの道の両側に生い茂る枝葉が方向を惑わそうとするかもしれません。
 そっちは草木が生い茂って通りにくいよ。だからコチラ側においでよ。と。
 本来向かうA山の道を隠して、B山に誘導する。枝葉惑わし。



 でもほとんどの人は、自分の進むA山を心に留めておりますから、
 枝葉が惑わそうが、枝葉が誘導しようが、枝葉が邪魔をしようが、
 自分の心の羅針盤に従って、A山を目指します。



「短期的に危険じゃない」と「長期的に安全」は全く違う。

 話は変わります。
 薬の安全基準って二段階あるそうです。
A:長期的に安全であることが証明されている
B:短期的に危険ではないことが証明されている

 たとえば癌の薬の場合はBでもやむを得ないです。対象がもう癌にかかっていて、他の代替治療も効果が薄い場合。少なくとも短期的に危険ということでなければ、処方する意味はあります。
 たとえばmRNAワクチンという新しい医療技術があります。これは癌細胞の拡散を食い止めるために、身体の免疫にその癌の特徴を覚えさせる技術です。
 もし私が癌にかかったら、このmRNAワクチンというプライベートワクチンの医療技術を試せるのであれば、試してみたいと思います。

 しかし健康な人、特に子供たちも広く大勢接種することになる場合は、単に「短期的には危険じゃない」だけじゃ不十分です。「長期的に安全」が証明されていなえればワクチンとしては認められません。

 それは今でもそうです。
 医療従事者であればどなたでもご存知です。
 健康な大多数の人たち(子供含む)に広く接種させるワクチンは「長期的に安全だ」という証明が必要です。医療従事者製薬関連従事者なら誰でも知っている当たり前のことです。



人を惑わせることに快感を感じる。

 もし今後、世界的な感染症が流行した時、その時新薬のワクチンが開発されることがあっても、その山は変わることはないでしょう。

A山:長期的に安全と認められる必要があります
B山:短期的に危険じゃなければ大丈夫です

 ワクチンを社会で広める時、その社会が目指すのはA山です。当然です。
 健康な大勢の人たち(子供含む)が接種するワクチンを打つ時。今までの数多くのワクチンと同様にA山を目指すべきです。



 でもその未来に、枝葉惑わしが現れるかもしれません。
・このワクチンが危険なんてフェイクです。
・これこれこういう論文にはこう書いてあります。
・危険の可能性があるという論文はフェイクです。
・相手が素人だと専門用語で惑わすかもしれません。



枝葉惑わしを見破る方法。

 その人物が枝葉惑わしかどうか。
 それを確認するのは簡単です。
 「あなたが私達を誘導しようとしているのは、A山ですか?B山ですか?」
 その人が誘導しようとする山を尋ねれば良いです。

 もし
・B山だと答えると間違っていることがバレてしまいます。
・A山だと答えると自分の誘導が矛盾していることがバレてしまいます。

 だから枝葉惑わしは「山の質問には答えず」
・無言か、はぐらかし。
だから旅人はわかります。

ああ、やはりあの声は「枝葉惑わし」だったのか。と。



迷う道でも決してぶれない。心の羅針盤。

 これから私達の進む世界は、混迷困惑の景色になるかもしれません。
 でもその時でも、私達は、自分の中で目指す山(マクロのゴール)をしっかりぶれないように心の羅針盤としたいです。

 もし枝葉惑わしの声が聴こえたら、自分が目指す山は何だったのか。その山にたどり着くための道は、直線ではありません。曲がりくねったり上り下り、いくつもの峠や小さい山を経由することでしょう。

 枝葉が道を塞ぐこともこれから多くなるでしょう。
「ほら、そっちの道を行くと枝葉が生い茂って通りにくいよ。
 こちらの道を行きなさい。」

「この道はどの山に通じているの?」

「そんな失礼なことを訊くものじゃありません。
 あなたの行こうとしている道の枝葉はいかに通りにくいか。
 専門家の先生が述べています。
 とうとうとう・・・・」

「わかりました。で、この道はどの山に通じているの?」

(無言)



私はその妖怪を「枝葉惑わし」と呼びます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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車椅子の動画を観て、おどろきました。「これは凄い。自分自身で動かして筋力もつきますしね。」
いろんな並行世界がありますが、温かい世界ですね。
まるぞうさんのブログもずっと温かいです。いつもありがとうございます。

→ お送り頂いたコメントも温かいです。ありがとうございます。

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分かっていても善い選択ができなかったり。なんだかなー、モヤモヤしました。枠にしても同じく。モヤモヤする。せめて後悔しないようにしたいです

→ 私はこの人生で最終的に目指す山はどこなのだろう。(死んだ時に後悔しない生き方は何だろう)

人生の無数の選択肢。でもそれはその一つの山に通じているか。無数の枝葉惑わしに惑わされないように進んで行きたいです。

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このお子さんがワクチンを打っていたとすれば助かる確率はあったと言うことなんでしょうか。子供へのワクチン接種推進にならないでしょうか。いずれにしても打つことでこのケースでない場合、他の発病されることもありうるわけですよね。人間が誠意で作ったものかどうなのかその辺が今回のワクチンに関しては謎です。

→ このワクチンは免疫力を抑制するという事実を大勢の人(親御さんたち)が知ることが大切です。
免疫力が抑制されると、稀に起きるサイトカインストームは抑えられる可能性は高い。
その代わり免疫力が抑えられると、その他の無数の病気の発症や感染の可能性も高い。

ワクチンはダメ。ワクチンは良い。のゼロイチではなく、このワクチンは何が起きるのかという事実を全員が知るべきと思います。
もちろん「長期的な安全」は世界の誰も確認していないということ。最も重要なことです。

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いつも記事をありがとうございます。亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りいたします。

天秤の傾きを再考ということですので、再考してみます。私は
年齢別慎重派です。2021年に鹿先生が仰っていた70歳以上推奨、50−60歳は個別、40以下は様子見、は今も変わっていないと思っています。鹿先生のコロナ発信卒業は私の誤解でして、今もちゃんと発信されています。

今の厚労省のホームページも確認してみました。WHOさえも子供には慎重派論です。https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0119.html
「【1】小児(5ー11歳)の新型コロナワクチンの接種について(1)小児(5-11歳)の新型コロナワクチンに関する科学的知見等小児を対象とした新型コロナワクチンの諸外国の状況
5-11歳の小児に対するファイザー社ワクチンについて、米国、カナダ、フランス、イスラエル、EUではすべての小児に対して接種を推奨しており、英国、ドイツ、WHOはより限定的な推奨をしている。※主要国においては、日本のように努力義務の規定は設けられていない。」

そして、NEJMに載った最近のシンガポールからの報告です。結論だけを見るとワクチン推奨と書いてありましたが、数値を見ると果たして効果ありますか?有害事象の方が多いです。

子供たちへは長期の副反応が未知のもの、生殖への影響が未知の新薬は、恐れたいです。

https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2203209
5歳から11歳の小児におけるオミクロンに対するBNT162b2ワクチンの有効性
N Engl J Med 2022; 387:525-532
DOI: 10.1056/NEJMoa2203209

「SARS-CoV-2感染および入院に対するBNT162b2ワクチンの有効性。
1,790 万人日が危険にさらされている間に、53,429 件の感染があり、そのうち 5,342 件 (10.0%) が PCR で確認された感染でした (表 2 )。入院転帰の危険にさらされた 1,640 万人日以上で、288 人の入院がありました。入院した子供のうち、5 人だけが酸素補給を受け、そのうち 4 人は集中治療室に入院しました。これら 5 人の子供のうち、1 人は予防接種を受けておらず、2 人は部分的に予防接種を受け、2 人は完全に予防接種を受けていました。研究期間中、Covid-19に起因する死亡は観察されませんでした(保健省に報告された死因によって決定されます)。」

「2022年2 月 28 日の時点で、5 歳から 11 歳の子供の間でワクチン接種後に 22 件の重大な有害事象 (投与された全用量の 0.005%) が健康科学局に報告されました。」

→ このワクチンは一体どっちの山に向かっているのでしょう。

A山:健康な大勢の人たち(特に子供たち)に接種させるなら、今までの他のワクチンと同じ様に「長期的に安全」が保証されないと広めるべきではない。

B山:今回のワクチンに限っては例外的に「短期的に危険が証明されなければ」大勢の人たち(特に子供たち)に接種させても大丈夫。

B山に誘導しようとする惑わしはたくさんおります。しかしなぜ今回のワクチンだけ従来の安全基準とは異なるのでしょうか。ということを説明できている人は一人もおりません。惑わし妖怪だから

・はぐらかし
・無言無視

のいずれかです。
「短期的に危険じゃない」=「長期的に安全」とすりかえるトリックが通用していると我々は侮られているのです。人類も舐められたものです。

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さて、読者様の質問で携帯電話の充電器を紹介されてました。私もその方と同程度の使用頻度です。キャリアはドコモ、ギガライトの契約ですか毎月1ギガ未満です。
何日の記事をみたら、わかりますか?

別件ですが格安携帯電話もありますが災害時には、やはりドコモが最強ですよね?

→ こちらのおまけコーナーをご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/e/ac7914bb4bc30b85b5862d12c9b239e9

ドコモも万全じゃないですし、携帯の無線基地も48時間の停電で使えなくなるので、そうなるとどのキャリアでも通じないのですが。それでも私はドコモです。

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年齢別慎重派でしたが、今は4回目、全年齢慎重派に変わりました。

→ 武漢株の時のワクチンの効果は特定の層に対しては意味がありました。
しかしそれ以降の変異株については今のワクチンはもう意味がないと思います。数ヶ月の抗体と引き換えに、免疫の低下抑制はデメリットが多いと思います。

このワクチンが重症化を抑制するのは、免疫が強くなって抑制しているのじゃなくて、免疫が弱くなっているから重症化も抑制しているのよ。ときちんとお医者様たちは一般人に伝えるべきと思います。

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あと違うウイルスも変異している?強くなってる?人間が弱くなってる?

→ とにかく一人ひとりが自分の免疫を守って維持することが求められる時代が更に強まっていると思います。

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今後記事にするかもしれないししないかもしれない。気になる情報は、とりあえずここに放り込んであります。
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