週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

複雑な思いが交錯したハイタッチ

2016年04月07日 | アルビレックス新潟

昨日も紹介しましたが、ボクら夫婦は今回のナビスコ杯・川崎戦は、「新戦力紹介キャンペーン」に当選して、ピッチサイド砂かぶりシートでの観戦となりました。初めての経験ということでワクワクしながらビッグスワンに向かったのですが、結果としては「0-5」というまさかの歴史的敗退。まぁもっとも、昔は「0-6」とか「0-7」とかってあったように記憶していますが、因縁の川崎相手にホームでの大敗は、なんとも忸怩たる思いでありました。

で、砂かぶりシート観戦者の特権サービスとして、ゲーム後にピッチで選手とのハイタッチがあるわけですよ。ボクらも普段はN席から見ていて、勝ったゲーム後に選手とハイタッチして喜び合う「砂かぶり席」の人たちの姿を羨ましく見ていたことは何度もあります。しかし、負けたゲームの後って、どんな風に選手たちとハイタッチしたらいいんでしょう。しかもホームで大敗した選手たちと。

ゲーム終了のホイッスルが鳴り選手たちが場内を回り始めた時に、「選手とどんな風にハイタッチしたらいいんだろう?」「選手も嫌じゃないかな?」「そっぽ向かれたり、上の空だったとしてもしょうがないかな?」などと、複雑な思いを抱きながら他の皆さんと一緒にタッチの列に並びました。

選手たちは山崎亮平選手を先頭にやってきました。ボクは全員の選手に「次、お願いしますよ」「頑張ってください」と夢中で声をかけました。なんかもう、いたたまれない気持ちになりながら夢中で声をかけていました。隣の女房も、なんかアワアワ言いながら声をかけていました。「選手たちは辛いだろうなぁ…」「悔しだろうなぁ…」「情けない気持ちだろうなぁ…」と思いながら。

ただね。選手たちの中に、気持ちが上の空の選手やそっぽを向いていた選手は1人もいませんでした。みんな、ボクらの目をしっかり見ながらハイタッチをしてくれました。もちろん笑顔の選手はいませんでした。悔しさを表情に滲ませながらのハイタッチでした。そんな中で、きっと口元を引き締め、「次、お願いしますよ」のボクの声に大きく頷いた慶くんの表情が忘れられません。彼のギラギラした気持ち、悔しい気持ちが、ストレートに伝わってきた感じがします。

日曜日のリーグ戦・ジュビロ戦まで中3日のハードスケジュールです。川崎戦の大敗からどのように巻き返しを図っていくか、達磨監督の手腕と選手の大いなる奮起を期待し、楽しみにしています。ジュビロ戦は正念場です。

コメント (3)
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