みっちーの趣味な日々

美プラ、フィギュア、ガンプラ、マクロス、痛車、アイマス機、艦船といった模型の製作ブログです

1/700 伊201

2022年09月29日 | はいふり

1/700 潜水直接教育艦 伊201です。

「ハイスクール・フリート」に登場する艦を模型で作りたいと思う中で難関の一つが伊201でした。

キットが手に入らないのです。

レジンキットがちらほら存在するらしいですが中古ですら売っておらず事実上入手は不可能。

 

そうこうして6年待っているうちにこの度ビーバーコーポレーションから3Dプリンタ製キットが発売されました。

 

 

キットの指定だと機銃と手すりを付けるのですがはいふり版だと存在しないので付けていません。

洋上モデルにするため艦底も作らないので船体と艦橋のたった2パーツで完成します。

スタンプラリーのパンフレットか何かに描かれてる伊201は手すりが付いておりクレーンも展開していますが

TVアニメや劇場版ではそういった状態になっていないので今回は取り入れていません。

 

識別帯はマスキングしてエアブラシ塗装。

「あおつき」製作時に調色したイエローです。

いつか伊201のキットが手に入ったときに使おうと思って残していました。

 

番号と校章はMDプリンタでの自作デカールです。

 


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1/700 天津風

2022年09月23日 | はいふり

「ハイスクール・フリート」に登場する天津風を製作しました。

2020年8月1日完成。

ベースは艦NEXT晴風で、キットには天津風の艦番号と艦名のデカールも含まれているのでそれらを使えば簡単に作れます。

 

天津風はTVアニメではチラっと映ったりモニターに名前が表示されたりする程度でしたが

ゲーム「艦隊バトルでピンチ」で艦長のちーちゃんこと高橋千華ちゃん共々一気に好きになりました。

 

そして劇場版では短い登場時間ながらもちーちゃんや天津風を出すならここしかないという完璧な場面で魅力を発揮してくれました。

 

ちーちゃんを始め「艦隊バトルでピンチ」のオリジナルキャラが劇場版に登場するのは公開前からの情報で分かっていました。

しかしいざ観てみると同じオリキャラである時津風のつーちゃんときみちゃんが前半パートで早めにセリフつきで登場した割に

天津風のちーちゃんとあゆちゃんは姿こそ見えるものの後半パートになってもなかなかセリフがなく

劇場版の初見時はいつ喋るのかとやきもきしていました。

 

やがて晴風IIが要塞に突入する場面になり盛り上がってきた所で

天津風がドーンと映り、ちーちゃんとあゆちゃんがついに喋りました。

 

 

劇場のスクリーンに「Y459」が見えた瞬間は感激でした…!

そうしてこの天津風は艦やキャラクターへの思い入れを込めまくって製作しました。

 

 

汎用のエッチングやナノドレッド等でディテールアップしつつも艦NEXT晴風のモールドで十分だろうという部分はそのままにしています。

分かりやすい所だと主砲は天面に空中線の支柱を追加しただけで他は何も手を加えていません。

 

ポイントはキットのままだと甲板に直置きするスキッパーを浮かせたことです。

 

浮かせるといっても設定通りにダビットから吊るすのは難しいので

プラ板で艦橋から伸びる台を作ってこっそりそこに接着しています。

スキッパーを浮かせることで一気にアニメの雰囲気に近づきました。

 

「ハイスクール・フリート」をきっかけに艦船模型を作るようになり、

それから数年間で得た技術によってこの天津風は艦船模型を始めたばかりの頃は到底作れなかったものにできました。


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1/700 みくら 完成

2017年09月03日 | はいふり
改インディペンデンス級「みくら」完成しました!









「ハイスクール・フリート」の第11話で武蔵と戦ったブルーマーメイドの艦です。
アニメでは艦名で呼ばれず「1番艦」と呼ばれていました。

改インディペンデンス級はアニメが始まってすぐの頃に一度「さるしま」を作りました。
しかし初の艦船模型だったこともありとにかく完成させることを目標に作っていたので
細かい部分に心残りや今の目で見直すとキツい部分などがあります。

その辺りのリベンジも込めて同型艦の「みくら」に挑みました。

ざっくりした製作方針は、

・ディテールは可能な限りはいふり版に寄せる
・はいふり版よりキットのディテールがカッコよかったらキットを採用

となります。

艦首からポイントをかいつまんでご紹介します。



VLSから艦橋にかけての手すりは
ブルーレイ特典ブックレットに載っている上面図を参考に接着しました。
ただ、アニメとキットではVLSなどの位置が微妙に異なるので
キットに合わせて上手い具合に収まるよう調整はしています。


艦橋や格納庫の構造物。





水密扉や救命浮標などをアニメに合わせて作り替えています。
機関砲や探照灯といったキットに付属しない小物は
自作なり市販パーツなりを使用して配置しています。


真横から。



赤ラインのつながりは寸分の狂いも無く完璧とは言えませんが
十分許容できる仕上がりになりました。


フライトデッキから艦尾にかけて。





バルーンや複合艇など力を入れた自作物が集中しています。
機関砲の後ろの壁に救命浮標を付けたりして
光を当てて覗かないと見えないような部分も作っています。


自作したバルーン。





HGUCガザCのバックパックをゲージにしてプラ板やジャンクパーツでスクラッチしました。
造形やマーキングで省略している箇所もありますが
大まかな雰囲気は出せたかなと思います。

バルーンは改インディペンデンス級の広いフライトデッキを適度に埋めることになり
作品全体の模型としての面白さも高めてくれます。


先に完成させていた「さるしま」と一緒に。


※左が「みくら」で右が「さるしま」です

窓の色が「さるしま」では黒すぎたと思って「みくら」ではグレーにしたものの
比較してみると黒なら黒で引き締まった雰囲気なのでどちらもアリのように思えます。

「さるしま」も「みくら」も私にとっては等しく愛着のある作品ですが
改インディペンデンス級としての作り込みは後発の「みくら」が上回っています。
資料の充実もあってアニメの3Dモデルにより近づけることができました。

もちろんディテールを盛れば模型として格上なんてことはないですし、
「さるしま」のスッキリ感もこれはこれで捨てがたいものがあります。


最後に記念撮影がてらにはいふりカメラ風のコラ画像です。
福内さんと平賀さんに登場いただきました。





海に生き、海を守り、海を往く!それがブルーマーメイド!!


■カラーレシピ
ホワイト:グレートーン4
グレー:グレートーン3+スノーライトグレー
ブラック:ウイノーブラック+グレートーン1(シュペーのホーサーリールと一緒)
レッド:ブライトレッド+ローズディープレッド少量
各部の丸い穴:エナメルダークグレイ
艦橋の窓:エナメルダークグレイ+エナメルライトグレイ
バルーンオレンジ:オレンジ+ハーマンレッド+グレートーン4少量
バルーン赤ライン:シャインレッド(クリアデカールに塗って貼付け)
バルーングレー:ジャーマングレイor莉緒ちゃんで使ったカーディガン色

■スミ入れ、ウェザリング
うすめ液でシャバシャバに薄めたエナメルダークグレイで1回コート
窓から垂れた汚れはウェザリングマスターのススを先が尖った綿棒でこすり付け

■使用ディテールアップパーツ
・フライホーク 日本海軍艦艇用 水密扉
・フライホーク 現用米海軍手すり(5本手すり)
・テトラモデルワークス 海自・手すり セーフティーネット(3本手すり)
・ファイブスター WWII米海軍 フローターバスケット&浮き輪
・ビッグブルーボーイ 米海軍 Mk.38 MOD2 25mm砲
・KAモデルス 日本海軍艦艇用水密扉セット(艦尾の扉、窓を0.3ミリドリルで開口して使用


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1/700 みくら その18

2017年08月30日 | はいふり
バルーンの残りの作業を進めていきます。

小さい羽を6枚接着しました。





0.3ミリプラ板を切り出して縁を薄く削っています。
プラ用接着剤で接着しているだけなので強度が不安ですが
真鍮線を仕込んで補強なんて出来る厚みも無いのでこうするしかありません。


ホワイトとオレンジでおおまかに塗装。





先にホワイトを塗ってからマスキングしてオレンジを塗りました。
ブルーマーメイドのマークの下地となる円形部分もついでにマスキングしています。


細部を筆塗りしたりデカールを貼ったり。





ブルマーのマークはMDプリンタで印刷した自作デカールです。
赤ラインはクリアデカールにエアブラシでシャインレッドを塗装し、
それを細切りにしてマークセッターで強引に曲げて貼りつけています。
裏側の赤ラインはちょっとキビシイ仕上がりですが
「みくら」の甲板に置けばほとんど見えないので良しとしましょう。

あとはツヤ消しを塗れば「みくら」と合わせて完成となります。

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1/700 みくら その17

2017年08月26日 | はいふり
空中線をつけました。



いつも使用しているメタルリギング0.1号です。
アニメの3Dモデルだともう少し本数が多くてゴチャっとしているのですが
線がどこからどこへとつながっているのか不鮮明なのと
再現しようとしたところで作業が難しくなりすぎるのでほどよい本数に抑えています。

今回は空中線とツヤ消しトップコートの順番を従来と少し変えています。

これまでは空中線を付けてからツヤ消しを吹いていたのですが
それだと空中線にツヤ消しが乗り過ぎて白くなってしまうことがありました。

なので今回は空中線の接着前に艦全体にツヤ消しを吹いてから空中線を接着しました。
でもそうなるとメタルリギングや瞬着の跡がテカってしまうので
接着後に空中線だけを狙うようにして再度ツヤ消しを薄く吹きます。

ツヤ消しが二度手間にはなってしまうのですが思い通りの仕上がりには出来ました。


んで、ツヤ消しまで行ったということは「みくら」自体は既に完成しております。
ただし甲板に乗せるためのバルーンがまだ出来ていないので
本当の完成はまだ少し先となります。

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