心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

噂は怖い

2010-11-20 | 日記
先日のバスハイクの車中に電話が・・・。友人のお孫さんが亡くなったと。
しかも、いじめを受けての自死という。

噂とは怖いものですね。

まさかと思いつつも亡くなったことは真実・・・。
友人母娘の心情を思うといてもたってもおれず。私に出来ることは・・。
もしかしたら、寝込んでいるかもしれないと思い、
何とか一口でも食べてもらおうと「アワビがゆ」を作って届けました。

友人母娘はげっそり痩せてはいましたが、何とか立ち直りつつありました。
死の原因は、自宅の廊下で滑って頭の後ろを打ちつけ、打ち所が悪かったことらしい。
救急車で運ばれた時は24時間の命と宣告されたらしいのだが、家族の願いが通じたのか
ICUで3ヶ月のお別れの期間が与えられたという。
その間、何回か会ったのに何も教えてくれませんでした。誰にも話せなかったと言う。

葬儀を終えて今日は5日目でした。
涙もかれ尽くしたのでしょう。少し食事も出来るようになったと言いました。
中2の彼は短い人生の中で沢山の花を咲かせ多くの人を楽しませていました。

彼が望んでいることは、残された家族が元気で過ごすことだと思います。
先に逝って家族の場所を整えていてくれるのかもしれません。

何の慰めにもなりませんが、「気が済むまで泣いて後は元気で過ごすことが彼への供養だ」
としか言えませんでした。

でも、人の噂とは・・・・・・むごいものです。
彼の祭壇には、14年間の短い人生なのに彼の生き様がいかに豊かなものであったかを忍ばせてくれるものがありました。
人生は、年齢ではないということを教えられたような気がしました。
安らかに。
コメント (6)
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