新型コロナウイルスの感染者が急激に減っている。
そして、緊急事態宣言も週明けには全面解除。
これは本当に良い知らせなのだろうか。
二つのシナリオが脳裏をかすめる。
2週間後に再び緊急事態宣言がなされる。
これは、宣言解除の市中の様子から窺い知れること。
もう一つのシナリオは、この秋に再流行を見せることだ。
流行性感冒のコロナウイルスは湿気と暑さに弱い。
ひょっとしたら、新型コロナウイルスも同様ではないか。
一時、そんなことはないのかもとも考えた。
ブラジルの感染者数の拡大だ。
南半球は冬だろう、そう思った。
ところがサンパウロの気温は冬でも20度以上になるようだ。
高温多湿の東南アジアは感染者が少ない。
この事実を考えると、冬に向けて再び新型コロナウイルスが活発化する。
その時は今回と比べものにならないぐらい酷い物になる。
このシナリオが外れることを祈るのみだ。
スペイン風邪は3年も猛威を振るった。