昨年のブログを見ると驚く。
夏風邪をひき最悪の状態になっている。
おまけに、目が霞む・腕は痛いと文句ばかり言っている。
医者にもずいぶんかかっていた。
これが今年でなくてよかった。
実は、女房と二人で夏風邪に患っていた。
昨冬にはインフルエンザにも二人ながら患ってしまった。
本当に今年でなくてよかった。
朝、猫の所に行くと
サンタが廊下に横たわっている。
何時もなら駆け付けてくれるのに、どうした？
トトも心配してか、サンタの背中を舐める。
私が「どうした！？」と頭を撫でると、私の手を舐めた。
トトと違い、サンタには珍しい行動だ。
ますます心配した。
「腰が立たないのか？」
腰を支えるように立たせようとすると、おもむろに立った。
そして、いつも通り尻尾をピンと立てて歩き出した。
餌も食べた。
そうか、ひんやり冷たい廊下が気持ち良かったのかな。
小気味よく階段を踏んで二階に上がる最後の一歩で、
踏み外してしまい両の脛を思い切り打ちつけてしまった。
痛い！！
自分の不注意なので仕方ないと思いつつも、痛い。
仏壇でお参りをしながら、両手を向う脛に当てた。
手当で痛みは少し和らいだのだろうか。
中学の時、怪我をしたことを思い出した。
毎日掃除のとき、教壇に飛び乗る遊びをしていたのだが、
それを知っている一人が意地悪をした。
踏切る場所にろうそくを塗りたくったのだ。
まんまとその術中にはまり、見事に右の脛を打ち付けた。
傷は今も残っている。
その時の痛みを思い出した。
傷口を見るのもはばかられる。
内藤君、覚えている！？
お地蔵様の前掛けづくりの報告をしたが、
今度は帽子づくりの挑戦を開始した。
何も参考にせず型紙を作成し、前掛けと同じ赤の木綿地でテスト品を作成。
明日までには一つを完成させて試着にまで漕ぎ着けたい。
「まさかおじいさんが作ったとはだれも思わない」
日本サッカー協会から自粛明けの練習方法についてビデオが届いた。
子どもたちの体力が落ちているので注意するように、と。
具体的なメニューなどもあった。
こうした情報を共有できることは本当に良いことだ。
精神論だけで育った私達だったが、
運動にも科学的なメスが入り格段の進歩を遂げた。
全てが一流のアスリートを目指しているわけではないが、
科学的な意識を持った子どもたちを育てたいな。
今回のコロナウイルスはどうやら私の生き方その物を変化させそうだ。
このウイルス騒ぎが終わったら昨年の私に戻れるだろうか。
目に見えない恐ろしい敵に対して私は先頭を切って戦えなかった。
ひたすら手を洗い、マスクをして、外出をできる限り控える守りだけだった。
ワクチンが出来たとしてもすぐさま戻るとは思えない。
ウイルスを意識しない生活が戻るとしたら、それは数年後になるだろう。
いや、もう戻らないかもしれない。
そんな気がする。
