川塵録

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『それでも人生にイエスと言う』 V.フランクル

2024年02月13日 | 人生
愛する人を喪ったとき。
人生の意味を考えたいとき。
運命とは…と嘆きたいとき。
挫折をした子供を慰めたいとき。

そんなときにまず思い浮かぶのは、V.E.フランクルの本。

『夜と霧』が有名ですが、『それでも人生にイエスと言う』って本の、題名もいいですよね。装丁もいいです。

一節だけ抜粋。

生きる意味は、すくなからず、外面的な運命に対してどのような態度を取るか、もはや運命を形成することができないとき、またははじめから変えられないとき、どうふるまうかにこそあります。

 
人生に意味があるんじゃない。
人生に意味を求めるんじゃない。

人生に意味を与える。
それが我々に投げられているボールなんですよね。

愛する人の死によって、我々は無条件に、唐突に、そのボールを突きつけられる。

私も数年は、そのボールを持て余すことになるのか。
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