改めて来し方を振り返ると、というほど大げさではないけど、執行草舟の本を読みながら、私の人生観を振り返ってみたくなった。
20代前半の頃から、「文化文明の発展に貢献したい」と思うようになった。特に何の本を読んだから、というきっかけがあったわけではない。
司馬遼太郎とか城山三郎程度の歴史小説を読んだりして。松永安左エ門の全集とかも読んでいた。
30代になったころから、より端的に、「私の幸せは、人を幸せにすること」といえるようになった。30代後半からかもしれない。
この頃から、ほとんど座右の銘と言える To live in hearts we leave behind, is not to dieという言葉を好きになった。
生きているうちに幸せになるだけではケツの穴が小さいな、死後に遺らないとだめだなと。
40代になって、より解像度を高めて、「単に人を幸せにするだけではなく、より多く、よりたくさん」幸せにすることを目指すようにしてきた。
それで歴史を遡ると、「人類史上最も人を幸せにした人」はイエス・キリストじゃないかと気がついた。遅すぎ、、
それで、聖書を勉強するようになった。アメリカ人牧師から、週一で半年くらい。マタイ伝を読んだりして。
そうやってキリスト教とかから生き方を磨き、イエスをライバルとして、「今の世の80億人を相手にするだけでは少ない。死後に何かを残せば500億とかの数を対象にできる」って考えるようになった。
そして今に至って、執行草舟とかを知って、要するに四の五の言わず「死ぬ気で眼の前の運命に体当りする」だけかななんて考えている。
「死ぬ気で体当たり」は、禅も修めているような執行草舟さんの言葉。この言葉についてはおって。
↑ この本はなかなかいい。執行草舟の本で一番いいかも。
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