スーパーアバンテ。
フェンダーが付いてインボードサスがフロントについて、
スペック見るだけでワクワクするクルマです。
以前、バンキッシュを触りましたが、ギアボックス系はアバンテを意識してると感じました。
モーターが入ってなかったので手持ちの黒缶スポチュンを贅沢に。
デフに付けるスラストベアリングは、
なんと!!
ボールを一個ずつプレートに乗せる手作りです。
”タミヤなのに…”
と、目を疑いました。
説明書はこんな感じ。
とてもメカニカルで、本当に楽しく作れました。
最近はどれも同じようなつくりのラジコンばかりでしたが、久しぶりに作り甲斐がありました。
こういうところ、さすがタミヤです。
塗装は、ホイールが蛍光イエローっぽかったので、
ボディにはメーカー指定のイエローを使わず、蛍光イエローを使いました。
メタリックブルー指定の部分はフロストライトブルーで。
もちろん、ラメを入れてあるのでキラキラ光ります。
パッと見は、いい感じに仕上がりました。
フェンダーの塗装は我ながらシビレます。
窓から見えるインボードダンパーもカッコいいです。
なんですが・・・
実は問題があり・・・
このダンパーステーを固定するビス、
このビスを外さないと、
このようにダンパーを上げてバッテリー交換ができません。
ラジコンマガジンや、メーカーの広告を見てる限り、
上の写真のスナップピンを外してダンパーを上げるとしか書いてありませんでした。
そんな記事や広告を見てて、
”そんなピンだけの固定でダンパーステー大丈夫なのかな。”
と思ってました。
作ってわかりました。
大丈夫なわけがない、だからビスで固定。
ということは、バッテリー交換の度、2ミリの6角レンチが必要になります。
小さなことですが、結構なめんどくささ。
一気に悲しくなりました。
そんなことどこにも書いてなかったし。
それに加えて、
パッと見、綺麗に見えたボディ、
実は大失敗してます。
寒かったというのもありますが、塗装時の裏打ちを少し手を抜いた結果、蛍光イエローがフロストブルーを少し溶かし、蛍光イエローが綺麗に発色してません。
本来なら、ビス止めしてあるリアの蛍光イエローになるはずでした。
スーパーアバンテ、
作っていてこれは絶対よく走るなと感じました。
完成してからも脚は良く動くし、ギアも軽い。
実際、マガジンでも動画でも良く走ってます。
作り甲斐もあったし、いいクルマでした。
ですが、ボディの大失敗、バッテリー交換のめんどくささ、
残念ながら、手放します。
せっかく積んだメカを降ろすのは残念で、なによりもメカニカルさがアダとなり、
結構大変でした。
ちなみに、今後発売予定のアスチュート、
スーパーアバンテとよく似た作りですがこちらはなんと、
バッテリーが縦置きではなくて横置き。
ダンパーステーを上げる必要がない。
シャシーがスーパーアバンテと共用かどうかは知りませんが、
スーパーアバンテのシャシーには、バッテリーを横置きにするらしき穴が開いていて、
そこはパーツで閉じるようになってました。
もしかしてマガジンの人やタミヤの人は分かっていたのかも…
バッテリーの交換は残念でしたが、
スーパーアバンテ、メカニカルで作り甲斐のある楽しいクルマでした。