狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

人生をコントロールしたいなら、まず自分の考えをコントロールすること。

2015年01月04日 17時29分37秒 | その他の日記




 本日1月4日は、イングランド王チャールズ1世が反国王派の5人の議員を逮捕しようとして失敗して議会派と王党派の内戦が始まった日で、中国共産党の新四軍を中国国民党軍が攻撃した皖南事変が起こった日で、GHQが「公務従事に適しない者の公職からの除去に関する件」で指定された者の公職追放を指示した日で、中華人民共和国軍と北朝鮮軍がソウルを再占領した日で、アメリカ政府が在日米地上軍の削減を発表した日で、アメリカ証券取引委員会でグラマン社が自社の早期警戒機の売り込みのため日本の政府高官に不正資金を渡したことを告発した日で、ソ連のアフガニスタン侵攻に対してカーター米大統領が報復措置・穀物輸出削限等を表明した日で、オウム真理教信者によるオウム真理教被害者の会会長VX襲撃事件があった日です。


 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。





 先日のことでございます。

 「和尚さん、お正月に三重県に行ってきたんだって?」
 「うむ。津市に用事があってな」
 「ほほう。お正月に和尚が津! ですな」

 というボケを新年の挨拶抜きに友人にかましたところ、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」と新年の挨拶をされ、見事にボケをスルーされて忸怩たる思いを噛みしめている狐でございます。


 もう今年はボケるのは止めよう。
 私のような路傍に転がる石っころ如き存在がボケたところで極低レベルなボケしか生まれない。

 先日、お醤油の入れ物とお酢の入れ物を間違えてお醤油をお酢の入れ物にお酢をお醤油の入れ物に入れてしまいました。
 冷奴にお醤油をかけようとしたらお酢が出てきて吃驚してしまいましたよ。
 お正月にお醤油が酢!




 もう今年はボケるのは止めよう。
 私のような路傍に転がる石っころ以下の存在がボケたところで極低レベルなボケしか生まれない。

 新年早々に仕えはじめた小姓が茶道に詳しくて吃驚しましたよ。
 お正月に小姓が通!

 もう今年はボケるのは止めよう。まぢで止めよう。
 私のような路傍に転がる石っころを崇め奉らねばならない最低の存在がボケたところで極低レベルなボケしか生まれない。
 寒いギャクを述べる方も聞かされる方もどちらも不幸だ。


 「ボケない」を今年の目標にしたい と思っているところでございます。

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『ルルドの泉で』

2015年01月04日 11時12分54秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『ルルドの泉で』のDVDを観ていました。

 聖地ルルドは奇跡が起こると信じられていて、病気をしている人や怪我をしている人が奇跡を願って巡礼に訪れている。
 首から下が全く動かないクリスティーヌも聖地ルルドの巡礼のツアーに参加した一人。
 巡礼のツアー中に動かないはずの体が動くようになり……。

 監督は、ジェシカ・ハウスナー。
 出演者は、シルヴィー・テステュー、レア・セドゥ、ブリュノ・トデスキーニ、エリナ・レーヴェンソン、ゲアハート・リーブマン、リンデ・プレロク、ハイディ・バラッタ、フーバート・クラマー、ヘルガ・イリッヒ、など。



 この映画は、意図的に観ている人の心をいらつかせ不安定にさせるように仕向けています。
 そして、観ている人の中に潜んでいる欺瞞や醜い部分を直視させようと仕向けています。

 と、この映画を観て上記のように感じてしまう私自身がたまらなく嫌。
 私の魂がもっと大きかったならまた別の感じ方をしたのかもしれません。

 ラストがあのようなラストであったのは、製作者側が誠実であったからなのでしょう。
 あのような終わり方だからこそ救いがあるのだと思います。
 「奇跡であって欲しい」という想いを残した終わり方です。

 人の醜い部分をさらっと描いた映画。
 感慨深い映画でありました。

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