言い訳の弁。

　本日１月２０日は、鎌倉幕府が評定衆を設置した日で、イギリスが香港を占領した日で、マサチューセッツ州スプリングフィールドのＹＭＣＡ訓練校で同校講師ジェームズ・ネイスミスが考案したバスケットボールの初の公式試合が行われた日で、第一次国共合作が成立した日で、日ソ基本条約が締結された日で、ヴァンゼー会議でホロコーストが最終決定された日で、イギリス空軍がベルリンを空襲した日で、将棋の王将戦で升田幸三が大山康晴名人を相手に香を引いて勝利した日で、東京大学が入学試験の中止を決定した日で、奈良市で『古事記』の編者太安万侶の墓誌が出土した日で、ジミー・カーター米大統領がモスクワオリンピックボイコットの方針をアメリカオリンピック委員会に伝達しやがった日で、イランアメリカ大使館人質事件の人質５２人が４４４日ぶりに解放された日で、ズ・ダン号事件が発生した日です。


　本日の倉敷は晴れのち曇りのち雨でありました。
　最高気温は十度。最低気温は三度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇り。夕方から雨となっております。お出かけの際はお気を付け下さいませ。






　　ネタが無いので今年の抱負とやらを考えてみた。

　　君はやればできる。長らくそう言われ続けてきた。
　　裏を返せば何も出来てはいないということである。

　　今年は「君はやればできる」と言われないようにする。残念な奴という汚名を返上する。
　　それが今年の目標である。ぼんくらでぽんこつの私にはとても大きな目標であると思う。
　　今年新年早々に誰かにもうすでに言われたけどそれはカウントに入れないことにする。
　　具体的な目標ではないところが狡くて、実に私らしい今年の抱負であると思ったりする。




　と２０１３年１月１１日の記事に書いてある。
　むむむ。
　残念な奴といふ汚名は返上できていない。
　今だぼんくらでぽんこつのままである。
　２０１３年の私と２０１４年の私はいったい何をしていたのか。
　断固として責任を問わねばなるまい。
　そして汚名は返上せねばならない。

　しかし。しかしだ。２０１３年の私と２０１４年の私が成し遂げることができなかった抱負を２０１５年の私が成し遂げることができるだろうか？
　無謀な挑戦は人を駄目にするという。
　高望みはいけない。今年は地に足をつけて歩んでゆきたいと思っている。

『掟上今日子の備忘録』／西尾維新

　昨日の夜は、西尾維新の小説『掟上今日子の備忘録』を読んでいました。


　隠館厄介は事件に巻き込まれては犯人に疑われてしまう奇妙な人。
　犯人役ができる悪人ではないし事件を解決できるような有能さも無い。
　事件に巻き込まれて犯人扱いされてしまう不幸な人。
　何度も何度もそんな目に遭っているので警察関係者や探偵に多くの知り合いがいる。

　隠舘君はまたしても事件に巻き込まれて犯人扱いされてしまう。
　彼は知っている探偵の中から掟上今日子を呼んで事件を解決してもらおうと依頼する。

　探偵業をしている掟上今日子は、眠るとほぼ全ての事を忘れてしまう特異体質。
　それ故、彼女は引き受けた事件を（ほぼ）一日で解決してしまう。
　今日子さんは今回も事件の概要を忘れる前に事件を解決することができるのか？？


　ミステリです。

　儚くて切ないお話となっております。
　掟上さん自身の謎が提示されたまま終わっていてシリーズ化されるみたいですね。
　「物語シリーズ」のような会話のやり取りの面白さや雑談の楽しさはありませんでしたが、ぐいぐい読ませる展開で面白かったですよ。
　続きが楽しみです。