狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

年賀状は筆ペンでいけ!

2015年12月08日 21時24分55秒 | 知人、友人に関する日記





 本日12月8日は、マレー作戦が開始された日で、真珠湾攻撃が行われた日で、GHQが日本全国の新聞へGHQの宣伝記事・太平洋戰爭史を掲載させた日で、シベリアからの引揚げ船第1号が舞鶴港に入港した日で、ロナルド・レーガン米国大統領とミハイル・ゴルバチョフソ連共産党書記長が中距離核戦力全廃条約に調印した日で、ロシア・ベラルーシ・ウクライナの代表がソビエト連邦の消滅と独立国家共同体の創立を宣言した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十四度。最低気温は四度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れなっております。






 先日、知人から年賀状の印刷の依頼がありました。
 去年のことを考えると2011年のようなこと2013年のようなことはあるまい。と思って「安いプリンターでの出力になりますが、ようござんすか?」と訊いたところ「うむ」と答えたので承諾いたしました。
 それが運の尽き。

 少し時間がかかります。年賀状の原画をお借りします。と述べたら、「いやあ。2014年版の評判が良くてね」と知人は仰せになる。
 それはようござんした。年賀状の原画を貸してください。と述べたら、「いやだからね。君が裏面の原画を作った2014年版の評判がとても良くてね」と知人は仰せになる。
 それは分かりましたよ。年賀状の原画を貸してください。と述べたら、「いやだからね。無いよ」と知人は仰せになる。
 小ボケはいらないです。年賀状の原画を貸してください。と述べたら、「だからそんなものは無いのだよ」と知人は仰せになる。
 ……。
 はい???
 知人は「君に作ってもらった2014年版の年賀状の評判が良くてね。だから今回も君に原画を作ってもらいたいのだよ」と仰せになる。

 し、しまったぁぁぁぁぁ!!!
 安請け合いをしてしまった! 油断して安請け合いをしてしまった!
 無理無理無理無理! そんなの無理! 異様に時間がかかるし面倒だしそもそも人様の年賀状の裏面の原画なんて無理無理!
 「君は私の年賀状の印刷をすると言ったよね? 承諾したよね?」と知人は仰せになる。
 いやいやいやいや、印刷は請け負いましたよ。でも人様の裏面の原画なんて無理です。勘弁してください。後生ですから。
 「原画が無いのだよ。君に原画を作ってもらいたいのだよ。原画が無いと印刷ができないであろ?」
 いやだから原画は自分で準備してください。私には無理です。
 「ほほう。では君は印刷をすると言ったのにやっぱりやらないと言うのかね?」
 印刷はします。原画は無理です。無理ですってば。
 「印刷をするには原画が要るのだよ。君は印刷をしないというつもりなのかね?」
 いやだから……。
 「人の世ではやると約束したからにはやらねばばならないのではないのかね? 君は一度やると言ったことを平気で翻すような人間なのかね?」
 お願いですから勘弁してください。お願いです。後生ですから。
 「原画は無い。君が作るのだ」
 嗚呼。
 「酒の席での約束であろうと乳の席の約束であろうと血の席の約束であろうと口約束であろうとピロートークでの約束であろうと体の約束であろうと約束は約束なのだよ。分かっているのかね? 君は約束を平気で破るような人間なのかね?」
 嗚呼。条件を確認して返事をすべきであった。愚かであった。
 我が一族に私が約束を踏みにじるような人間であると認識されたら、私は我が一族達に細切れにされて鯉の餌にされてしまう……。私はまだ鯉の餌にされたくないです。
 嗚呼。

 前に使った画像を流用しては駄目ですか? と知人に訊いてみました。知人の答えは「勿論、駄目!」でした。orz。

 現在、人様の年賀状の裏面の原画を作成中。orz。
 はっきり言って面倒です。物凄く面倒です。
 こんな面倒な作業はお空の彼方に放り上げたいです。

 しかし、人の世ではやると約束したからにはやらねばばなりません。
 我が命我が物と思わず、武門の儀あくまで陰にて己の器量伏し、ご下命如何にても果すべし。なお死して屍拾う者なし。
 安請け合いをしてしまった。油断して安請け合いをしてしまった。
 愚かであった。莫迦莫迦莫迦莫迦、私の莫迦。



 安請け合いはしてはいけない。と反省しているところなのでございます。
 皆様もご注意くださいませ。
 安請け合いは怪我の元であります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『天才スピヴェット』

2015年12月08日 16時39分41秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『天才スピヴェット』のDVDを観ていました。

 天才少年のスピヴェットは様々なことに興味を持ち周囲を観察している。
 しかし周囲はスピヴェットの才能に興味が無く単なる変わり者だと思っている。
 ある日、スミソニアン学術協会からスピヴェットに連絡が来る。
 最も優れた発明家に贈られるベアード賞の受賞者にスピヴェットが選ばれたという。
 家族にそのことを告げると授賞式に出席できないと考えたスピヴェットは授賞式に出席する為、家族に内緒でワシントンに旅立つことにした……。

 監督は、ジャン=ピエール・ジュネ。
 出演者は、カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム=カーター、ジュディ・デイヴィス、カラム・キース・レニー、ニーアム・ウィルソン、ジェイコブ・デイヴィーズ、ドミニク・ピノン、など。



 家出同然にワシントンに旅立つ少年のハラハラする冒険の物語。
 一緒に暮らしながらばらばらになってしまった家族を取り戻すお話でもあります。

 スピヴェットの両親は物凄く問題があるのです。
 でも完璧な人なんてこの世には(多分)いません。
 問題があるとはいえ両親は両親。健気です。

 少年であるスピヴェットの視点での物語となっていて、彼の独特な考え方が上手く表現されていて楽しかったです。
 面白かったですよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする