狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

恋愛ってたいていサドンデス方式。

2015年12月18日 19時19分37秒 | 知人、友人に関する日記



 本日12月18日は、トレビアの戦いがあった日で、クビライがモンゴル帝国の国号を元に改めた日で、赤松氏の遺臣らが後南朝の行宮を襲い南朝の皇胤である自天王と忠義王の兄弟を騙し討って神璽を持ち去った事件が起こった日で、日本が国連に加盟した日で、日本と韓国で「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」が結ばれて両国の国交が成立した日で、日本共産党革命左派神奈川県委員会のメンバー3名が板橋区の志村警察署上赤塚交番を襲撃した日で(選挙制度があるのに武力革命を目指すなんてわけわからん)、警視庁警務部長(当時)宅に届けられた郵便小包に偽装した爆弾が爆発して警務部長の妻が死亡・子供1人が重傷を負った日で(犯人は逃げ切った)、オウム真理教が池田大作サリン襲撃未遂事件を起こした日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。




 先日、クリスマスを前にして友人に「どうすれば異性にモテるようになれるのかしらん?」と訊かれました。
 この私にそれを訊くのですか。恋が散ったばかりの孤悲な私にそれを訊きますか。orz。
 「私にそれを尋ねても無駄であろう。ヴァカめ!」とお答えしそうになりました。
 しかしそれではあまりにも自分が惨めだ。

 無い知恵を絞り「とりあえず料理が上手くなれ。食べ物で釣れ」と答えました。
 食べ物で釣れるのかどうかは私は知りません。狩りは難しいです。

 そういえば、数年前にも同じような会話を友人としていたような気がします

 私達は何と進歩がないのだろう。orz。
 思い出せば遙か遙か未来はどこまでも輝いてた。綺麗な青空の下で僕らは少しだけ怯えていた。
 あの頃の未来はもうないのかもしんない。

 でもでも別の未来は作れるもんね。
 多分きっと。

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我々が常に心しておかねばならない事は、どうすればより実害が少なくて済むか、ということである。

2015年12月18日 15時13分23秒 | その他の日記

次の二つは絶対に軽視してはならない。
第一は、寛容と忍耐をもってしては、人間の敵意は、決して溶解しない。
第二は、報酬と経済援助などの援助を与えても敵対関係は好転しない。



 話し合うということは自分の意見も言うが相手の意見も聞くということであって、自分の意見を押し通すということではなく、又、相手の意見を丸呑みするということでもありません。
 そして話し合いの結果、当然、意見が合わないということがあり得ます。全ての事柄で意見が一致することはあり得ません。
 では、その時にどうするのか? 

 価値観が共有されているのならば個々の意見が分かれたとしてもお付き合いは可能でしょう。
 
 しかし価値観が根本的に異なるのであるならば、お付き合いをしてもお互いに不幸を招く可能性があります。
 価値観。倫理観。宗教観。歴史観。道徳観。これらが全く異なり尚且つ自分達の意見を丸呑みしろと述べるお相手とは大喧嘩となる可能性があります。
 その場合は、喧嘩をしないようにっこり笑ってお近づきにはならずに距離を取る、という方法もあり得ます。
 価値観が根本的に異なるお相手と無理矢理お付き合いをして大喧嘩になるよりかはマシです。

 喧嘩になりそうなお相手とはたとえお相手がアクティブに絡んできても距離を置く。これは処世術としては正しいと思うのですが、間違っていますかね?

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『ぼくらは都市を愛していた』/神林長平

2015年12月18日 12時26分39秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、神林長平の小説『ぼくらは都市を愛していた』を読んでいました。

 デジタル情報の破壊現象『情報震』は、人類に相互不信を生み、戦争をもたらした。
 断続的に情報震は繰り返され、都市は正常な機能を失い社会は崩壊して人類は滅亡の危機に瀕していた。

 日本情報軍の綾田中尉は6人の部下と共に情報震の観測任務を行っていた。
 電子機器のデータを狂わせてしまう情報震に耐性の強い観測機器を使っていたが、未知のタイプの情報震に遭遇して電子機器による情報収集が出来なくなってしまった。
 任務続行が不可能となった綾田は本隊に合流する為、本隊本部のあるトウキョウシェルターに部隊を移動させる。
 しかしトウキョウシェルターで……。

 現実とは何か? 情報とは何か? 真実とは何か? 意識とは何か? そして都市とは何か?
 それらを描いた作品であります。

 同時進行で別のお話が入ります。
 2つの物語が交互に展開されます。
 接点があるようだけれども全く別の世界のお話。
 この2つのお話が1つに収斂されていきます。アクロバティック。


 人は体中のセンサーから入ってくる情報を脳で統合・処理した情報を認識しているだけで、現実を理解することは出来ない。
 脳で(或いは体中で)情報処理された仮想現実の中で人は生きている。
 我思う。故に我在り。は真ではあるけれども、どのように存在しているのかなどは分かったものではない。思うだけで実体などないかもしれない。疑い出せばきりがない。
 結局は何かを信用せざるを得ない。問題は何を信用するか、となる。
 現実感を揺さぶるようなお話。


 面白かったですよ。
 楽しめました。

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