狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

体の動きは背中に一番よく現れる。全ての動作は背中からスタートするのよ。

2015年12月26日 18時17分28秒 | VSの日記





 本日12月26日は、スコットランド王アレグザンダー3世とイングランド王女マーガレットが結婚した日で、ウィリアム・シェイクスピアの『リア王』の初演があった日で、鍵屋の辻の決闘があった日で、デカブリストの乱が起こった日で、保安条例が公布・施行されて中江兆民ら570人に28日までに東京市外への退去が命令された日で、マリー・キュリーがフランス科学アカデミーの研究報告でラジウムの単離に成功したと発表した日で、製紙会社における労働争議の際に組合員の不法行為に対する検挙をおこなったことへの報復で日本共産党北部地区軍事委員長の指示の下で10人が手分けして巡査をおびきだして集団で襲い掛かかって古鉄管や棒杭などで殴りつけ死亡させた練馬事件が起こった日で、シベリア抑留からの引揚げ船の最後の一便である興安丸が舞鶴港に入港した日で、インドネシア・モロタイ島で台湾出身の中村輝夫(李光輝)元陸軍一等兵が救出された日で、ルーマニアの共産党政権が崩壊して救国戦線が政権を樹立した日で、ソビエト連邦の最高会議がソビエト連邦の消滅を宣言した日で、イランのケルマン州バムでマグニチュード6.3の地震が発生した日で、インドネシア・スマトラ島沖地震・津波が発生した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は三度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



 ダイエットを行っています。
 運動量を増やしてエネルギー摂取量の制限もはじめました。
 私の細胞どもが勝手に溜め込んでいた脂肪はゆっくりと燃焼されはじめているようです。
 この時期、クリスマスや忘年会やお正月や新年会とカロリーの大量摂取の機会が増えますが、クリスマスは華麗なステップを駆使して回避することに成功しました。orz。
 後は忘年会やお正月や新年会で食べては寝て起きては食べるような事をせずエネルギーの大量摂取を回避すれば、私の細胞どもが勝手に溜め込んでいた脂肪を早い段階で燃やし尽くすことに成功しそうです。
 燃・や・し・て・や・る! 
 燃・や・し・尽・く・し・て・や・る・ぞっ! 
 めらめら。と燃えているところなのでございます。

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『サンドラの週末』

2015年12月26日 12時01分40秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『サンドラの週末』のDVDを観ていました。

 体調不良で休職していたサンドラは医師から完治したと診断されて復職を願い出る。
 しかし会社側は業績が業績が悪化していて従業員のボーナス支給のためには誰か1人解雇が必要となったことを理由にサンドラに解雇を通告してくる。
 従業員のボーナス支給かサンドラの解雇か二つに一つと述べる社長に対して、従業員全員の投票を認めさせたサンドラは同僚達にボーナスを諦めて自分の職場復帰を認めてくれと説得して回ることになった。 
 従業員の過半数がボーナスを諦めてサンドラの職場復帰を認めたならサンドラは職場に復帰できる……。
 しかし従業員達はそれぞれ事情を抱えていて……。


 監督は、ジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌ。
 出演者は、マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジョー、オリビエ・グルメ、モルガン・マリンヌ、ピリ・グロワーヌ、シモン・コードリ、など。

 他人の目を通して自分がどのような人間であるのかを再確認するお話です。




 助け合いという言葉は綺麗で心地良い言葉だけれども、人はそれぞれに事情を抱えていて他人を助ける余裕がない場合もあります。お金の問題は切実です。
 それは労働者だけではなく経営者も同じです。会社が倒産すれば多額の借金を背負うことになります。そして、雇っている人も路頭に迷ってしまうのです。切実。
 サンドラの職場復帰の条件は社長のパワハラではあるのですが、これを公的機関に訴えても何も解決しないし人権団体に訴えても誰も救われません。会社の中が混乱するだけです。最悪は会社が倒産して全員が無職になるだけです。
 だからと言って無抵抗でいたなら己がつらい目に遭うだけです。しかし誰かの犠牲の上で生きていくのもつらいです。
 如何に上手く賢くそして誠実に生きていくかが問われているのです。

 物語は、職場に復帰したいなら同僚を説得するか社長を説得するかしかない状況です。
 社長の説得には失敗し、同僚を説得する。
 でも同僚達はそれぞれ事情を抱えていてボーナスが欲しい……。
 己の取り分を減らしてまで仲間を救えるか? 皆で貧乏に耐えられるか? 余裕があるなら取り分を減らすことに同意できるけれども……。

 サンドラも事情を抱えていて職場に復帰してお給料が欲しい。
 同僚達の元に行って「職場に復帰したい=ボーナスを諦めて欲しい」と訴えます。
 仲間を救いたいという気持ちと抱えている事情を量りにかけて同僚達は様々な反応をします。
 サンドラは凹んだり絶望したり勇気づけられたり。自分が必要とされているのか必要とされていないのかは大問題です。

 世の中に理不尽は存在するけれども理不尽なことにどう向き合うかというお話です。
 面白かったですよ。

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