狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

2018年09月01日 23時44分06秒 | 季節の御挨拶




 本日9月1日は、源頼朝が奥州平泉の藤原泰衡追討のために鎌倉を出発した日で、仏師運慶・快慶が東大寺金剛力士像の造立を開始した日で、江戸幕府が豊臣秀吉を祭神として祀る豊国神社の破却を命令した日で、ズールー王国最後の国王セテワヨ・カムパンデが即位した日で、日本の有力新聞各紙がポーツマス条約の内容を不服とした記事や社説を掲載した日で、袁世凱軍が南京を占領(占領時に在留日本人3名を殺害)して中国第二革命を鎮圧した日で、関東大震災が発生した日で、アルバニア共和国で憲法改正が行われてアフメト・ベイ・ゾグー大統領がゾグー1世として国王に即位した日で、第一回芥川賞・直木賞が発表された日で、ドイツが突如ポーランドに侵攻した(イギリスとフランスが3日に宣戦して第二次世界大戦が勃発)日で、ギリシアで人民投票により王政が支持された日で、村上雅則がサンフランシスコ・ジャイアンツで登板した日で、リビアで国王イドリース1世の外遊中にムアンマル・アル=カッザーフィーらが無血クーデターを起こし国王を退位させて共和国を宣言した日で、ソ連の領空を侵犯した大韓航空機をソ連防空軍が撃墜(269人全員死亡)した日で、1912年に沈没したタイタニック号が北大西洋沖で発見された日で、ウズベキスタンがソビエト連邦からの独立を宣言した日で、三宅島の火山活動が活発化して全住民に島外への避難指示が発令された日で、ロシア・北オセチア共和国でベスラン学校占拠事件が起こった日で、防災の日です。

 本日の倉敷は雨が降ったりやんだりしていましたよ。
 最高気温は二十七度。最低気温は二十五度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 今日から9月でありますね。
 木立ちを渡る風も肌に心地良く夏の暑さが嘘のように思われます。
 夏は終わってしまったのでしょうか?

 皆様。季節の変わり目です。
 体調管理には充分お気をつけてくださいませ。
 来る秋を楽しい実りの秋にしちゃいましょう。



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ありもしない土台の上に壮大な殿堂を築き上げようとすることは、愚行である。

2018年09月01日 22時28分37秒 | その他の日記







 豊洲の問題は、沖縄基地問題でアメリカ大統領に「とらすとみー」と大見得を切って基地移転問題を見直すと主張して散々多くの人を引っ掻き回した後に結局は普天間基地を辺野古に移設する元のプランしかないと決定した民主党・鳩山政権と同じ展開となったわけです。
 ノープランで見直しを行って散々多くの人を引っ掻き回して槍玉に挙げて科学的根拠を無視して騒ぎ立てて風評被害をまき散らした挙句に、結局は最初のプランしかないと決定する。
 その結果、膨大な時間と莫大なお金と多くの人力を無駄にしました。

 この一件で主力を務めたのは現東京都知事と日本共産党とマスメディアです。
 膨大な時間と莫大なお金と多くの人力を無駄にし築地と豊洲に甚大な風評被害を与えました。
 そして東京都の都市プランを大きく停滞させました。
 さらに東京オリンピックの準備も大きく停滞しました。
 失ったお金は莫大な金額です。
 この損失はただ単にお金を溝に捨てた行為です。
 誰の役にも立ちません。

 オリンピック開催に合わせていた道路の開通が、オリンピック閉幕の2年後に開通。
 阿呆の極みです。あり得ない事態です。





 他にお金を使うべきだと東京オリンピックに反対した日本共産党は超巨額のお金を溝に捨てる行為を行いました。
 そして科学的な根拠を無視し誤解を与える情報を延々と発し人々を分断し不和と不信を生み出し憎悪も生みました。
 証拠も無しに根拠も無しに他者の吊し上げを行いました。
 失った時間と冨は帰ってきません。
 そして根拠も無しに他者を吊し上げたことで名誉を損なわれた人もいます。
 現東京都知事と日本共産党とマスメディアは、多くの人達が知恵を絞って長い間議論して尽力して決めたことを、根拠も無しに科学的な根拠を無視して攻撃して、多くの人達の努力を無視して蔑ろにしました。
 何かを作り上げるのではなくただただ物事をぶち壊す。
 ぶち壊しておいて一切の責任を取らない。
 超巨額なお金を溝に捨て膨大な労力を無駄にし時間を浪費する。
 混乱を生み出し物事を停滞させ仕組みを破壊する。
 そして何も生み出そうとはしない。

 他にお金を使うべきだという日本共産党の主張は大嘘でただただ反対したかっただけというのがよく分かりましたよ。
 これだけのお金を無駄にしておいて日本共産党は反省も謝罪もありません。



 現東京都知事と日本共産党とマスメディアは一切責任を取るつもりはありません。
 完全に開き直っています。
 馬鹿騒ぎをした挙句に、開き直って一切の責任を取らない。
 無責任の極みです。



 他者を一切信用しない人達が自分の知らない分野に首を突っ込んで散々騒いで揉め事にした挙句に有益なものを何も生み出さずに損害だけを生み出し大勢の人を傷付けるという非常に迷惑な行為を行いました。
 しかし現東京都知事も日本共産党もマスメディアもその責任を取ろうとしていません。
 失った時間と失った超膨大な富は有効に使えば多くの人を救える筈のものでした。
 しかし現東京都知事と日本共産党とマスメディアは自分達だけが利益を得て、貴重な時間とお金を溝に投げ捨てました。




 このような連中が日本の政界の中枢にいたり日本の情報発信の中心にいたりするのです。
 さらに現在、マスメディアの中枢にいる人が科学的根拠を無視すると宣言するに至っています。

 何と恐るべき状態なのであろうか。と思っているところなのでございます。




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『魚舟・獣舟』/上田早夕里

2018年09月01日 17時48分04秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、上田早夕里の小説『魚舟・獣舟』を読み返しておりました。
 六つの中短編を収録しているSF小説集。
 収録されているのは、「魚舟・獣舟」と「くさびらの道」と「饗応」と「真朱の街」と「ブルーグラス」と「小鳥の墓」です。



 物凄いイメージの奔流。
 異世界の描写が凄い。
 ハードだけど繊細で、硬質で暗い文体。
 物語の部分もしっかりしています。

 表題作の『魚舟・獣舟』の舞台は、陸地の殆どが水没してしまっている未来世界。
 海で暮らす人達は巨大な魚の背中の上で生活している。
 その巨大な魚は人によって産み出された生物で人の遺伝子と同じ遺伝子を持つ。
 ラストの切れ味がシャープです。

 中篇の『小鳥の墓』は、
 児童教育のために作られた町が舞台。
 犯罪がなく清潔で美しいその町で暮らす主人公の少年は、苛立ちを抱えながら生きている。
 理想的な教育空間な筈なのに、それ故救われない少年少女達……。



 面白いですよ。
 傑作であります。
 お勧めですよ。


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