狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

弁慶草(ベンケイソウ)その9。

2018年09月09日 23時49分28秒 | お花に関する日記





 本日9月9日は、大宝律令が完成した日で、生後9か月のスコットランド女王メアリーが戴冠した日で、江戸幕府が禁中並公家諸法度を発布した日で、江戸幕府が江戸町火消を「いろは47組」に再編成した日で、文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約に署名がなされた日で、中国共産党の毛沢東などが湖南省や江西省の辺境地域で指導した武装農民暴動・秋収起義が起こった日で、中国大陸の支那派遣軍総司令官岡村寧次大将が南京で降伏文書に署名し無条件降伏して日中戦争が終結した日で、ソ連による朝鮮の占領が終了して朝鮮民主主義人民共和国が成立した日で、タジキスタンがソビエト連邦から独立した日で、カーネル・サンダースのお誕生日で、一遍上人がお亡くなりになった日で、井原西鶴がお亡くなりになった日で、重陽の節句で、ジークフリード・キルヒアイスがお亡くなりになった日です。

 本日の倉敷は雨でありましたよ。
 最高気温は二十六度。最低気温は二十度でありましたよ。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。




 上の写真に写っているお花は、「弁慶草(ベンケイソウ)」です。
 弁慶草のお花に関しては、2017年9月9日の記事2016年9月3日の記事2015年9月3日の記事2014年9月2日の記事2013年9月27日の記事2012年9月9日の記事2011年09月16日の記事2009年10月5日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2017年と2016年と2015年と2014年と2013年と2012年と2011年と2009年の弁慶草のお花の記事です。

 弁慶草のお花の花言葉は、「静穏」です。


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『レイチェルの結婚』

2018年09月09日 16時17分07秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『レイチェルの結婚』のDVDを観ていました。

 主人公のキムは麻薬中毒者の更生施設の入退院を繰り返している。
 姉のレイチェルが結婚することになったので結婚式に参加する為に実家に帰ってきた。
 姉の結婚を祝福するつもりなのに、キムは家族達と衝突してしまう……。

 監督は、ジョナサン・デミ。
 出演者は、アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、デブラ・ウィンガー、トゥンデ・アデビンペ、アンナ・ディーヴァー・スミスなど。




 物語っぽい物語を構築する気は全くなかったのかな? 
 淡々と壊れているのに何とか取り繕おうとする家族を優しく残酷に描いています。
 観ている者に気持ちよくカタルシスを与えないのはリアルを追求したってことでしょうか? 
 家族なのに家族だからこそ思っていることが伝わらない。
 それ故に傷つけあい憎しみ合い、でも許しあう。
 痛々しくって切ない。

 ラストシーンは好きです。
 ああでないと嘘っぽくなってしまう。

 面白かったですよ。
 楽しめました。




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In the big dream. We are brothers, we are sisters of the big dream.

2018年09月09日 15時13分51秒 | VSの日記






 狐は死ぬのだと思つた。
 目の前が暗くなつて周囲の人の啜り泣く声がだんだん遠い所へ消えてしまう。
 さうして眼に見えない分銅が足の先へ付いてでもいるように体が下へ下へと沈んで行く……、と思うと急にはつと何かに驚かされて思わず眼を大きく開いた。
 すると枕元には依然として、お師匠様が座つている。
 お師匠様の炊いでいた芋も、未だに熟さないらしい。
 狐は青磁の枕から頭をあげると、眼を擦りながら大きな欠伸をした。
 邯鄲の夏の午後は、木々の梢を照らす日の光が煌めいている。

 「眼が覚めましたね」
 お師匠様は笑みを噛み殺すような顔をして云った。
 「ええ」
 「夢を見ましたね?」
 「見ました」
 「どんな夢を見ました?」
 「何でも大変長い夢です。始めは奥深い山奥で生まれこんこんと鳴いていました。街に出てきて街中をうろうろとうろつき職を得ました。そこで讒を受けて追い出され別の町に流れました。其処にかれこれ数年年もいましたろう。やがて冤を雪ぐことはできましたが其の儘その街に住みました」
 「それから、どうしました?」
 「死にました。確か八十を越していたように覚えています」
 お師匠様は「ふむ」と頷きました。
 「では寵辱の道も窮達の運も一通りは味わつて来た訳ですね。それは結構な事でした。生きると云う事は、あなたの見た夢といくらも変つているものではありません。これであなたの人生の執着も熱が冷めたでしょう。得喪の理も死生の情も知つて見れば、つまらないものなのです。そうではありませんか?」
 狐は、じれつたそうにお師匠様の語を聞いていましたが、相手が念を押すと顔を上げて眼を輝かせながらこう云った。
 「夢だから尚生きたいのです。あの夢の醒めたようにこの夢も醒める時が来るでしやう。その時が来るまでの間、私は真に生きたと云えるほど生きたいのです。お師匠様はそう思いませんか?」
 お師匠様は狐の眼を見詰めたが、然りとも否とも答えなかつた。



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人間は真実を見なければならない。真実が人間を見ているからだ。

2018年09月09日 14時03分16秒 | その他の日記




 関西電力が数十年にわたり、大阪市に無償で貸していた土地を利用した公園が少なくとも2カ所、閉鎖しているそうです。
 保有する不動産を整理して経営体質の改善を図りたい関電が土地の返還を求めたのに対し、大阪市が買い取りや有償での借り受けができないと判断したからだそうです。
 今まで利用してきた公園が急に使えなくなった地域住民からは困惑の声が上がっているらしいです。
 しかしお金が無くなればこのような事態に陥るのは当然です。

 民主党政権下で菅直人元首相が法律を無視して超法規的処置で政治的圧力を民間会社である各電力会社にかけて手続きを無視して原子力発電所を全停止した影響は確実に各電力会社の財政を蝕んでいます。
 菅直人元首相は法律を無視し超法規的処置で政治的圧力を民間企業にかける立憲主義とは真逆の政治手法をとりました。
 耐用年数を過ぎた火力発電所やメンテナンス中の火力発電所を無理矢理稼働させるという危険な状態を続け、電力供給の安定を最優先させた結果、莫大な資産を各電力会社は消費しています。

 数十年をかけてゆっくりと原子力発電所を停止させていくプランを取ったドイツもエネルギー問題で苦しんでいます。
 いきなり原子力発電所を全停止させれば問題が発生するのは明らかです。
 現に弊害が出ています。
 電気料金が以前と比べて跳ね上がっています。
 それでも今の電力料金は将来的に原子力発電所を稼働させる予定であることを見込んで実際よりも安く設定されています。
 原子力発電所を今すぐ恒久的に全停止状態にすることを決定すれば、電気料金は高騰することになるでしょう。
 そうなれば産業界が打撃を受けることになります。

 太陽光パネルによる発電システムは、災害に物凄く弱いことが判明しました。
 災害時に稼働できない状態になる発電システムを主軸に置くことは、災害時に何もできなくなることを意味します。
 そして太陽光パネルは災害時に太陽光パネルによる災害を引き起こす可能性があります。
 さらに太陽光パネルには廃棄の問題が存在しています。
 太陽光パネルの廃棄の問題は何も解決されていないのです。


 現行で火力発電システムに頼り切るのは危険です。
 原子力発電所を全停止した後から日本が余分に化石燃料の入手の為に支払ったお金は膨大なお金です。
 各電力会社の経営が悪化すれば、廃炉にしなければならない原子力発電所の撤去作業の為のお金さえも無くなってしまいます。
 廃炉に関する研究費用も足りなくなってしまいます。
 さらに老朽化した火力発電所を無理矢理稼働させたりメンテナンスを行わなければならない火力発電所をメンテナンス無しで稼働させ続けるのは危険です。
 しかし現状はそうしなければ電力が圧倒的に不足してしまいます。
 老朽化した火力発電所を無理矢理稼働させ、メンテナンスを行わなければならない火力発電所をメンテナンス無しで稼働させ続けて、ようやくギリギリの綱渡りの状態で電力供給が可能になっているのです。
 このような状態で何かが起こったら……。
 何もない状態でギリギリの綱渡りの状態です。余裕が全くありません。
 余裕がない状態で何か起こったら……。




 原発反対派は何故に即時原発停止という危険なプランを唯一の方法としているのでしょうか?
 原発稼働派も新規原発建造には反対している人達がいるのです。
 そして現存している原発の耐用年数は長くても60年のはずです。
 既存の原発は使いつつも新規に原発を作らない。というやり方で脱原発を図ることもできるのですよ?
 そのプランならば様々な人と手を組める可能性はあるのです。
 緩やかに原子力から別のエネルギーに変えていくというプランを模索する時間も得ることができるのです。


 「自分達の意見に賛同しない人は心の病である」とまで述べる原発反対派のコアの人達は、他者の意見を無視し他者の考えを尊重しない独善的で傲慢な人間であると見做される可能性があります。
 原発反対派のコアの人達は自分達の意見に反対する者に対して「死ね」とか「殺す」とか述べました。
 何故にわざわざ敵を作ってその敵を攻撃するようなことをするのですか?
 敵と見做された人達が味方をするとお思いですか?

 そして何故にデマを拡散させるのですか?
 反原発派が流したデマは世界中に拡散されて日本に甚大な被害を与えています。
 反原発派が流したデマで被害を受けた被害者を反原発派は一切助けようとしません。
 そして今も反原発派はデマを流し続けています。
 何故にそのようなことをするのですか?
 エネルギー政策は国の根幹にかかわることです。
 経済や外交や社会福祉にも直結します。
 デマを流して有利に立ち回ろうとする勢力には賛同できません。

 デマは流さないでください。
 脱原発に関するプランは無数に存在していますし事実をもって論を展開することは可能です。

 デマは流さないでください。
 お願いします。



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