狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ボケにはツッコミが必要だ。

2018年11月23日 23時31分17秒 | VSの日記





 本日11月23日は、朝鮮開化派支援計画が発覚して旧自由党指導者の大井憲太郎らが逮捕された日で、通信衛星による日米間のテレビ中継に成功した日で、第16期倉敷藤花戦で里見香奈女流二段が清水市代倉敷藤花を下して最年少記録で初タイトルを奪取した日で、北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃した日で、新嘗祭の日です。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は四度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





 私はボケ属性である。
 ツッコミスキルはまだ無い。
 いつからボケ属性なのかとんと見当がつかぬ。
 何でも幼稚園でぶいぶいいわせていた頃につまらない小ボケを繰り出していた事だけは記憶している。

 私は先日の夜に知人とお酒を呑んでいる時に久しぶりにボケ殺しの人を見た。
 しかもそのボケ殺しの人はボケ属性の人間にとって一番獰悪な天然のボケ殺しであった。
 天然のボケ殺しはボケ属性のボケを尽く潰してしまう恐ろしい人であるという話である。
 しかし私(と知人)はそのお方がボケ殺しの人であることが分かっていなかったので別段恐ろしいとも思わずそのお方とお話をしていた。
 ただひたすら私と知人(知人もボケ属性で法螺吹き)がそのお方相手にフワフワとボケを繰り出してお話をしていたのである。 
 お酒のピッチを緩めて少し落ち着いていたならそのお方がボケ殺しであることはすぐに分かったであろう。
 その時は妙なものだと思った感じが今でも残っている。
 第一に我らが繰り出す微妙なボケを素直に信じてボケをスルーされた。
 今までこれほどボケを尽く信じてスルーするお方に出くわした事がない。
 のみならずボケを信じたうえでお話を進める。
 そうしてお話はオチがないまま収拾がつかずに寒い笑いさえなく続いていく。
 どうも笑いで落とせなくて会話が噛み合っていなくて実に弱った。
 これが天然のボケ殺しの恐ろしさであるとこの時知った。
 私と知人はしばらくはよい心持でお酒を呑みながらそのお方とお話をしていたが、しばらくすると猛烈にそのお方を笑わせたくなってボケを連発し始めていた。
 失笑レベルなのか爆笑レベルなのか分からないが無暗にボケを繰り出す。
 それでもそのお方は素直なお方なのか尽く我等のボケを信じ込みボケを潰していく。
 到底そのお方を笑わせることは無理だと思った頃に、私の繰り出したくだらないボケに反応して拍手をして笑いながら私のボケの何が面白いのか解説を始めた。

 恐るべき天然のボケ殺しである。

 そこまでは記憶しているがボケの解説をされたあまりの恥ずかしさにその後のことはよく覚えていない。

 なのでこのお話にもオチはない。
 申し訳ござらぬ。



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『アルスラーン戦記』第10巻/荒川弘・著、田中芳樹・原著

2018年11月23日 23時13分06秒 | 漫画・ゲームに関する日記






 昨日の夜は、荒川弘・著、田中芳樹・原著の漫画『アルスラーン戦記』の第10巻を読んでいました。

 大陸公路の強国・パルスの王都エクバターナが一神教イアルダボート教を奉じるルシタニアによって陥落する。
 パルス軍がルシタニア軍に大敗した第一次アトロパテネ会戦に従軍していたパルス国の王太子・アルスラーンは、ルシタニアの手から逃れ東の国境の要衝ペシャワールに辿り着く。

 王太子としてアルスラーンは「ルシタニア追討令」や「奴隷制度廃止令」を布告する。
 ペシャワール城には、多くの兵を率いた諸侯や領主たちが集結する……。




 貴種漂流譚で王太子アルスラーンの王国奪還の物語。
 今巻では後方の憂いを排除しいよいよ王都奪還に向けてアルスラーン一行は動き出そうとしています。
 さらに、銀仮面卿やクバートの動きを追っています。



 原作の小説はどこまで読んだのか忘れてしまいました。
 第2部の最初の頃までは読んでいるはず。
 でも第1部もかなり忘れております。


 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。



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何事もノリとタイミング

2018年11月23日 21時51分44秒 | VSの日記




 或る夜。友人宅で遊んでいた時のこと。

 友人夫婦と友人のぼんくらなDNAを1/2引き継いでしまったにも関わらず良い子に育っているらしい小さき者と一緒に私・狐は寛いでいたのです。
 その最中に、友人のぼんくらなDNAを1/2引き継いでしまったにも関わらず良い子に育っているらしい小さき者が私・狐におねだりしました。「なにかおはなしして」
 おぉ。むちゃぶりだ。
 お子様は時々むちゃぶりを仕掛けてきます。
 お話かぁ……。お話をいきなりしろと言われてもなぁ。難しいですよ。orz。
 しかし、お子様の要請にはできるだけ応えなければなりません。




 狐    「今は昔、竹取の翁といふ者有りけり」
 お子様 「ありけり?」
 狐    「野山にまじりて竹を取りつつ萬のことに使ひけり。
       名をば讃岐造となむ言ひける」
 お子様 「なむなむ」
 狐    「その竹の中にもと光る竹なむ一筋ありける。
       怪しがり手寄りて見るに筒の中光りたり。
       其れを見れば三寸ばかりなる人、いと美しうて居たり」
 友人   「世紀末覇者っぽく」
 狐    「翁は云った。『我、毎朝毎晩見ている竹の中にいるので分かった。我の子となるがよい』
       そしてその子を掌の中に入れて家へ連れて帰った」
 友人   「そこで蝋人形の館」
 狐    「霧の立ち込む森の奥深く、少女を運ぶ謎の老人。
       誰も知らぬ秘密の館。
       生きたまま蝋人形の如く震えて眠れ。明日はもうないさ。
       今夜もひとり生贄になる。
       手足も口も動かぬままに。
       身の毛もよだつ悪魔の芸術。
       裸の少女に迫る惨劇。
       窓に映る殺人儀式。
       壁に飛び散る生き血の飛沫……」
 友人   「元に戻して」
 狐    「妻の嫗に預けて養はす。
       美しきことかぎりなし。
       いと幼ければ籠に入れて養ふ」



 う~む。
 何だかわけのわからないお話になってしまいました。
 友人のぼんくらなDNAを1/2引き継いでしまったにも関わらず良い子に育っているらしい小さき者がきゃっきゃと笑っていたので良しとしましょう。
 友人の旦那様は何故かおろおろしていました。
 聖飢魔Ⅱの「蝋人形の館」の歌詞はお子様には刺激が強すぎたでしょうか?
 大丈夫ですよ。このくらいは。逞しく育てるのです。



 友人は旦那様と仲が良くDNAを1/2引き継いだ小さき者もいて幸せそうです。
 仲良きことは美しき哉。
 何よりでございます。




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