狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

God knows...

2019年07月21日 23時25分20秒 | 曲名がタイトルの日記





 本日7月21日は、ヘロストラトスがエフェソスのアルテミス神殿に放火した日で、ローマ皇帝ディオクレティアヌスがマクシミアヌスを副帝に任命して帝国の西側の統治者とした日で、身延山に日蓮の庵室が完成した日で、天正遣欧少年使節の一行が長崎に帰国した日で、玉川上水が完成した日で、ローマ教皇クレメンス14世がイエズス会に解散を命じた日で、御所千度参りがはじまった日で、ピラミッドの戦いでナポレオン軍が勝利した日で、メキシコ皇帝アグスティン・デ・イトゥルビデが戴冠して第一次メキシコ帝国が成立した日で、操業中に遭難した土佐の漁師・万次郎(ジョン万次郎)がアメリカの捕鯨船に救助された日で、北海道開拓使長官・黒田清隆が官有の施設・設備を安値で払い下げる決定を行った日で、クラウス・フォン・シュタウフェンベルクら前日のヒトラー暗殺計画の実行犯が処刑された日で、北アイルランド・ベルファストでIRA暫定派による連続爆弾テロが行なわれて150名以上にのぼる死傷者がでた日で、ノルウェーのリレハンメルでイスラエル諜報特務庁が1972年のミュンヘンオリンピック事件の黒幕とされるアリー・ハサン・サラーマらしき人物を射殺するが無関係の人物であることが判明した日で、中華人民共和国の人民解放軍が台湾北方の海上へ向けてミサイル発射実験を開始した日で、オウム真理教を取り上げた番組でサブリミナル的手法を用いていたTBSに対して郵政省が厳重注意を行った日で、ロンドン地下鉄で同時爆破事件が起こった日で、TBSのニュース番組・イブニング・ファイブで放送された731部隊の特集の中で当時官房長官だった安倍晋三氏の写真が映し出されて(その際に「ゲリラ活動!?」というテロップが安倍晋三氏の顔写真に重なって表示された)安倍官房長官印象操作映像事件として問題となった日(←そりゃ問題になるよね)で、中国雲南省昆明市で連続バス爆破テロが発生した日です。

 本日も倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は三十度。最低気温は二十五度でありました。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。






 狐はやつとのことで十階の床を踏んで汗を払つた。
 其処の天井は途方もなく高かつた。
 全體その天井や壁が灰色の陰影だけで出來てゐるのか、冷たい漆喰で固めあげられてゐるのか分からなかつた。
 さうだ。この巨きな室に先輩はいるのだ。
 狐は一寸胸の何処かが熱くなつたか熔けたかのやうな氣がした。

 高さ二丈ばかりの大きな扉が半分開いてゐた。
 狐はするりと入つて行つた。
 室の中はがらんとして冷たく、背の高い先輩が手を額に翳してそこの巨きな窓から西の空をぢつと眺めてゐた。
 先輩は着物をまとつてゐた。
 そしてぢつと動かなかつた。
 窓の向ふには雲が白く光つてゐた。
 先輩が俄かに冷たい透き通つた聲で呟いた。



    乾いた心で駆け抜ける。
    ゴメンネ。何もできなくて。
    痛みを分かち合う事さえあなたは許してくれない。

    無垢に生きる為、振り向かず背中向けて去ってしまう。on the lonely rail

    私、ついて行くよ。どんな辛い世界の闇の中でさえ。
    きっとあなたは輝いて。

    超える未来の果て、弱さ故に魂壊されぬように。my way
    重なるよ。今、二人に。god bless...


    届けて熱くなる想いは現実溶かして彷徨う。
    会いたい気持ちに理由はない。
    あなたへ溢れ出す。love’n you

    せめて美しい夢だけを描きながら追いかけよう。for your lonely hearts

    やめて。嘘はあなたらしくないよ。
    目を見てこれからの事を話そう。
    私、覚悟してる。

    暗い未来だって強くなって運命変えられるかもね。my with
    叶えたいのに。全ては god knows...


    あなたがいて私がいて他の人は消えてしまった。
    淡い夢の美しさを描きながら傷跡をなぞる。


    だから、私、ついて行くよ。どんな辛い世界の闇の中でさえ。
    きっとあなたは輝いて。

    超える未来の果て弱さ故に魂壊されぬように。my way
    重なるよ。今、二人に。god bless...




 狐は空の向ふにある黒い雲を思つてゐた。
 先輩は又ぢつと額に手を翳したまま動かなかった。
 狐は堪へかねて一足そつちへ進んで云つた。
 「心中お察し致します」

 先輩は振り向いて冷ややかに笑つて云つた。「エンドレスエイトが観たい」
 まぢつすか?
 あの伝説のエンドレスエイトですか?
 私はあのお話は好きだからよいですけれどもね。


 其の夜、先輩と狐はアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「エンドレスエイト」のDVDを借りてきて夜通し観続けた。
 先輩は食い入るように観続け、狐は火酒入りのミルクを舐めながら観続けた。
 先輩と狐が「エンドレスエイト」を観終わった頃には夜の向うに夜明けが忍んでいた。



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中立の立場をとった場合、勝者にとっての敵となるばかりでなく、敗者からも助けてくれなかったという敵視を受けることとなる。

2019年07月21日 12時31分06秒 | その他の日記



 新冷戦の対立軸を米国は、「米国VS中華人民共和国」とはせずに、「自由主義陣営VS中国共産党と中国共産党に組する者達」と定義しています。
 Huaweiの問題は双方にとってジャブに過ぎません。
 この問題でどちらの側に付くのかはそのまま新冷戦下でどちらの側に付くのかを示すことになります。
 どちらの側にも付かない、どちらの側にも付く、中立を保ちつつ仲裁役を果たす、といった態度を取れば双方から攻撃されることになります。
 中立を保つ、というやり方はどちらの側からも信用されないということになります。


 大韓民国は自由主義陣営の枠組みから外れることが決まったようです。
 国家間の約束を破り続け決まり事を無視し科学的な根拠を無視し協定を無視し情報を横流ししておいて一切の責任を取らないのならば、フェアな貿易は不可能で安全保障の面でも協力体制を組むことは不可能です。

 在韓米軍の撤退の流れは加速化しています。
 在韓米軍の事実上の撤退が完了すれば、米国は大韓民国の事情を一切考慮することなく北朝鮮問題に取り組むことが可能となります。
 大韓民国の政府は在韓米軍の事実上の撤退を歓迎しているようなので、この流れは止まらないでしょう。
 自由主義陣営が共産主義覇権国家と対峙する場所は日本列島から台湾を結ぶラインが最前線となります。

 日米印豪という新たな安全保障の枠組みが提示されています。
 日米印豪という枠組みに欧州や台湾を加えて共産主義覇権国家と共産主義覇権国家に同調する国々の封じ込めを行うことが新冷戦の自由主義陣営の基本的な戦略となります。

 経済産業省が発した『大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて』というリリースは、韓国との外交という枠組みではなく対北朝鮮という枠組みでもなく、「自由主義陣営VS中国共産党と中国共産党に組する者達」という新冷戦での枠組みでの戦略と考えた方がよいでしょう。
 Huaweiの問題に関係があり、中国共産党の文字通りの軍産複合体に縛りをかける最初の一手となるようです。


 新冷戦下での枠組みが大枠で提示され、戦略の練り直しが活発に行われています。
 我が国は世界中で行われている戦略の練り直しに積極的に関わっていかなければ生き延びることが出来なくなるでしょう。
 無垢であり続けようとするなら世界中から攻撃を受けることになります。
 孤立を避ける為に旗幟を鮮明にし続ける必要があるのです。



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『ブレイブ・ストーリー』/宮部みゆき

2019年07月21日 11時47分52秒 | 小説・本に関する日記



 昨日の夜、宮部みゆきの小説『ブレイブ・ストーリー』を読み返していました。

 主人公の亘は小学5年の男の子。
 近所に幽霊が出ると噂されるビルの中を調べていると不思議な扉を見つける。
 扉を開けるとそこは……。

 ファンタジー小説です。




 男の子の冒険物語で良い成長物語です。
 この手の物語にありがちな明確な「敵」がいません。
 辛い試練や何らかの対決があったとしても、主人公の少年の心の在り方の問題に帰っていきます。
 大人でも解けそうにない問題に少年はどう答えるのか? というお話です。

 文庫版は上巻・中巻・下巻と分かれていて下巻は物凄い迫力ですよ。
 面白いです。
 堪能させていただきました。


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人々を結び合わせる全てのものは、善であり美であります。人々を分裂させる全てのものは、悪と醜悪であります。

2019年07月21日 11時02分41秒 | その他の日記




 韓国が青森と岩手と宮城と福島と茨城と栃木と群馬と千葉の各県の水産物を輸入禁止としている問題で、世界貿易機関の最終審に当たる上級委員会は禁輸を「不当」とみなした紛争処理小委員会の判断を取り消して、事実上、日本の逆転敗訴としました。
 世界貿易機関の最終審に当たる上級委員会は、韓国が青森と岩手と宮城と福島と茨城と栃木と群馬と千葉の各県の水産物を安全であると認めています。
 しかし放射線デマを信じてしまった韓国側に配慮しろというふざけた結論を出しました。
 事実は事実と認められましたが、事実を認めない阿呆どもに配慮しろというわけです。
 安全であることは立証されているけれども安全であることを認めない連中に配慮しろというわけです。
 阿呆どもが事実を認めなければどうすることもできません。



 大韓民国の原子力発電所が日本海の海中に放出していたトリチウムは2012年で79KCi/年(2京9230兆ベクレル)だそうです。
 フランスのラ・アーグ再処理工場からの放出量の実績値(2003年)はトリチウム水 1.2京(1.2×1016)Bq/年、トリチウムガスは 67兆(1.9×1013Bq)Bq/年だそうです。
 もし処理水を水で希釈して海中に捨てることで人体に影響が出るのならば、とっくの昔にもう世界中の人達の人体に影響が出ているはずです。
 そのような報告がなされたことがありましたか?
 そのような学術論文が発表されたことがありましたか?
 そもそも日本はまだ処理水を海中に廃棄すらしていないのです。

 
 デマが一度広まると誤解を解くことは非常に困難になります。
 今も世界中で放射線デマは拡散され続けています。
 そしてわざわざ海外に出て放射線デマを大いに広めてお金儲けをしている人がいます。
 朝日新聞社や毎日新聞社や東京新聞など各マスメディアグループは放射線デマを大々的に世界中に巻き散らかして大勢の人に被害を与えておいて一切責任を取ろうとしていません。
 放射線デマを散々拡散させて名前を売って大儲けをして地位を手に入れた人達は、放射線デマを放言した責任を一切取ろうとしていません。



 デマをデマであると主張し事実を述べると、朝日新聞は逆ギレします。
 朝日新聞は逆ギレして論点をすり替えて、『自由に考え、自由にものを言う。そんな当たり前の行為が、不当に制限されることがあってはならない――。社説でも折にふれ主張してきたことだが、民主主義の基盤を傷つける出来事が、最近も相次いでいる』と述べて、事実を主張する人達に圧力をかけて事実を主張する人達の言論を潰そうとします。
 それでも事実を述べる人達に対しては朝日新聞社は『ネトウヨ』とレッテルを貼って攻撃します。
 さらに、言論の場で勝負せずに嫌がらせの訴訟を仕掛けて裁判を長期化させて事実を述べる人達を潰そうとします。
 朝日新聞社の考えに反対する人達には徹底的にマスメディアの力を使って潰そうとする朝日新聞社グループは、自由に考えて自由にものを言うという当たり前の行為を不当に制限しようとする行為を行っています。

 朝日新聞社が世界中に広めた放射線デマは、もはやそう簡単には消せません。
 朝日新聞社が世界中に広めた放射線デマは、物凄い風評被害が発生しています。
 その被害額は莫大なものでしかも人命も失われています。
 しかし朝日新聞社はその責任を一切取る気はありません。
 騒ぐだけ騒いで人々を混乱状態にさせ不安な状態にさせ人々を分断させて、その状態にさせることで大儲けをする。
 被災地の人達をコケにし混乱状態にさせ不安定な状態にさせ分断させて、被災地の人達の味方をしているフリをして被災地の人達を食い物にする。
 デマを拡散させて民主主義の基盤を傷付ける行為を繰り返し繰り返し行う。
 その結果については一切責任を取らない。
 批判されると逆ギレし、情報をコントロールできる立場を使って批判者を徹底的に攻撃する。
 下種としか言いようがありません。

 このようなメディアが我が国の報道の中心部にいるのです。
 情報をコントロールできる権力者であるにもかかわらず、デマを率先して発信し続ける行為を繰り返し行うメディアが我が国の報道の中心部にいるのです。
 朝日新聞の主張を批判すると逆ギレする。批判者は絶対に許さない。逆ギレして論点をすり替えて批判者を攻撃して排除する。そのようなメディアが我が国の報道の中心部にいるのです。
 恐ろしいことであるよ。と思っているところなのでございます。




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