狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

段菊(ダンギク)その6。

2019年09月23日 22時02分31秒 | お花に関する日記



 本日9月23日は、神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世とローマ教皇カリストゥス2世がヴォルムス協約を締結した日で、ビスマルクがプロイセン首相に就任した日で、明治政府が散髪脱刀令を布告した日で、加波山事件が起きた日で、上海日本人水兵狙撃事件が起きた日で、第二次国共合作が成立した日で、日本軍がヴィシー政権との協定に基づき北部仏印に進駐した日で、アウシュヴィッツでガス室実験が初めて行われた日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は二十七度。最低気温は二十三度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



 上の写真に写っているお花は「段菊(ダンギク)」です。

 段菊のお花に関しては、2018年9月24日の記事2017年9月23日の記事2016年9月19日の記事2015年9月22日の記事2014年10月11日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2018年と2017年と2016年と2015年と2014年の段菊のお花の記事です。


 段菊のお花の花言葉は、「魅惑」ですよ。


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『鱈目講師の恋と呪殺。 桜子准教授の考察』/望月 諒子

2019年09月23日 15時42分06秒 | 小説・本に関する日記



 昨日の夜は、望月諒子の小説『鱈目講師の恋と呪殺。 桜子准教授の考察』を読み返していました。

 主人公の桃沢桜子は立志舘大学准教授。
 出世争いには興味はなくそれ故に大学内での足の引っ張り合いや出世争いの派閥抗争に巻き込まれることもない。
 合理的な性格で冷めてる。 

 ある日、立志舘大学の周囲で、「呪」と「殺」と書かれた落書きが見つかる。
 その落書きは立志舘大学の周囲を囲むように多数見つかる。
 それは徐々に増えていって輪が狭まる。
 立志舘大学の正門の前で殺された猫が見つかり、さらに女子学生が同じく正門前で刺殺体で発見された。

 被害者が桜子のゼミに出入りする平泉講師の恋人だったのでは? という噂が流れる。
 平泉講師が立志舘大学に赴任してきた直後に立志舘大学の周囲で「呪」と「殺」の落書きが現れたことと平泉講師の研究が「呪いと密教」だったことから平泉講師に疑う者が現れ始める。
 桜子を慕う勤勉実直な講師・鱈目小雪が平泉講師に恋をしているらしいことを知った桜子は、ゼミの大学院生達を使って事件を調べ始める……。

 『田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察』の続編で、大学を舞台にしたミステリです。



 犯人は誰なのか? という謎より、何故に奇怪な事件を起こしたのか? という動機面に主眼を置いています。
 登場人物達は犯人を捜そうとしているのですが、物語は動機面の説明をせっせと行っています。
 挿入される様々な無関係に思えるエピソードが、犯人の動機面にちなんでいて説明となっています。
 そこが強引で不自然ならば読む人は戸惑ってしまうのですが、不自然さは無くて上手いですねぇ。

 面白かったですよ。
 楽しめました。


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お金というものは交換のシンボル或いは手段として見るべきです。お金は欲望からの解放を意味しています。それは美や豊饒や優雅や贅沢や良い生活を意味しています。

2019年09月23日 15時05分44秒 | VSの日記



 或る夜のこと。
 狐は知人のお宅でディナーをいただいていた。



 「安く買える方が良いといったところでだ、君は100円の宝石を人から貰って嬉しいかね? どんなに美しい宝石であろうとも100円の値になってしまったら100円の価値しかなくなるのだよ。そして100円の価値しかなくなったなら100円分の技術しか投入されなくなり超絶技巧の宝石は作られなくなるのだよ。全てのものには適正な価格がある。その適正な価格を無視して低価格競争に陥ったならば価値観が値段が高いか安いかだけになったならば多くのものが消え去ってしまうのだよ。そして自分達の価値も低下してしまうのさ。100円の宝石をありがたがる人間になるのさ。そして貴金属店に入って『100円で宝石をください』と述べるような馬鹿になるのさ。一つの宝石が売り出せるようになるまでにどれだけの人が携わりどれだけの人が特殊な技術を習得する為にどれだけ努力したのかどれだけの人が尽力をしたのか、そのようなことを一切考えない馬鹿が増えることになるのさ。人の努力や人の技能や人の才能に一切敬意を払わない傍若無人な人間が増えることになるのさ。デフレとはそういうことだよ。人をさもしくする」
 「どうしました? 何かありましたか?」
 「スマイル0円とは、どんな阿呆な客でも無礼で酷い客であってもぎりぎりまで笑顔で対応しますよという店側の心意気を示したもので店員が何をされても笑顔でいるというわけでもないしサービスというわけでもないぞ。そもそも誰にでも笑顔で対応するということは出来ない人は訓練しないと出来ないぞ。その努力を当たり前のように考えるのはおかしい!」
 「接客業はストレスが溜まりますからね。分かりますよ」
 「適正な価格であるならばその価格となっている理由はあるのだ。それを無視して高いと感じるのはそれはその人の価値観なのだから構わない。でもそれを店内でわざわざこれ見よがしに声高に述べる客は何を考えているのかさっぱり分からない。私達を馬鹿にしているのか? 私達を侮辱しているのか? もしかして私に何故にその価格となっているのか説明させようとしているのか? 説明してもよいけれどもそのタイプの客は説明しても絶対に納得しない。価格を決める価値観はたくさんのベクトルがあってたくさんのベクトルの絡み合いの中から価格は決まっているのだけれども、そんなことを理解しようとしない。そしてそのような人はこちらに喧嘩をふっかけてくるケースが多い。だから無視してにこにこしているのだけれどもそんな時は凄く疲れる」
 「貴女は基本的に率直で感情が顔に出るし行動にも出るタイプですからね。感情を押し殺さなければならない時は大変でしょ?」
 「うん。後で何かに八つ当たりしたくなる」
 「確かにそんな時はありますよね」
 「分かってくれるの?」
 「はい。よく分かりますよ」
 「では今宵は私は心置きなく君に八つ当たりをしよう」
 「は?」
 「分かってくれるのでしょう?」
 「いやいやいやいやいやいやいやいや。何を言っているのですか?」
 「大丈夫。優しくするから」
 「いやいやいやいやいやいやいやいや。何を言っているのですか?」
 「怖くない怖くない。優しくいただくから。ね」
 「いやいやいやいやいやいやいやいや。ま、待ってください。いただくって何ですか? 何を言っているのですか?」
 「問答無用。潔く観念なさい」
 「ふぎゃぁぁぁぁぁ」





 其の夜。
 知人の甘美で苛烈な八つ当たりは深夜にまで及びました。
 軽い気持ちで述べた言葉は災いを招くこともある。
 知人の八つ当たりを受けた後、狐はふらふらの状態で知人の御宅から退出したのでありました。

 無念であります。


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善人はこの世で多くの害を成す。善人が成す最大の害は人々を善人と悪人に自分勝手に分けてしまう事だ。

2019年09月23日 11時27分23秒 | その他の日記



 事実を無視して嘘を述べデマを世界中に拡散させることでお金儲けをし名声を手に入れ仕事を手に入れ地位と名誉を手に入れた連中は、絶対にその利権を手放そうとは考えません。
 事実が世に広まろうとすると、その利権を守る為にさらにデマを拡散させていきます。
 遥か昔からこのような輩に私達は成功体験を与え続けました。

 嘘を述べデマを世界中に拡散させてお金儲けをし名声を手に入れ仕事を手に入れ地位と名誉を手にした連中は、デマの賞味期限が切れると別のデマを生み出しそのデマでお金儲けをする。
 嘘に引っかかる人は一定数必ず居るのでデマ屋はあるデマの賞味期限が切れると別のデマを拡散させる。
 事実は無視され歴史は捏造され問題が発生する。
 デマで被害が発生すると気に入らない者に責任を転嫁して責任を取らない。
 自分達に批判が集まると、「差別だ」とか「少数の意見を大切にしろ」だとか「話し合え」とか「平和を追求しろ」とか「戦争反対」とか関係ないことを大声で喚いて批判の論点をズラして被害者面して自分達を批判する人達を悪と規定して批判を無視する。
 悪と規定した人達に対しては罵詈雑言を浴びせスラップ訴訟を起こし脅迫を行う。
 このような輩に私達は成功体験を与えてしまったのです。成功体験を与え続けてしまったのです。
 このような輩はデマを是正し事実を世の中に伝えようとする動きがあるとその動きを徹底的に邪魔します。
 デマの所為で被害が拡大されていっても、デマ屋は知らん顔をしたまま一切責任を取ることがありません。

 私達はこのような輩を内包した社会で生きていかなければなりません。
 我が国は共産主義国ではないのですから。明確な犯罪行為がない限り私達の社会はデマ屋を内包しなければなりません。
 しかしデマ屋を信用するかと云うと話は別です。
 デマ屋は話し合いをする気はありません。
 話し合いをする気のない連中と話し合いをする必要はなく、無視すべきです。
 手続きに則って様々なことを進めればよいのですよ。


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