狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ピンクッションその9。

2019年09月29日 23時04分58秒 | お花に関する日記


 本日9月29日は、百年戦争のオーレの戦いでシャルル・ド・ブロワが敗死してブルターニュ継承戦争が終結した日で、東京地裁がリヒャルト・ゾルゲ・尾崎秀実らに死刑判決を下した日で、朝鮮人16名による新潟日報社襲撃事件が起こった日で、中国共産党が甘粛省全域を支配下に置いた日で、日中共同声明が調印されて日本と中華人民共和国の国交が成立した日で、大平正芳外相が日本と中華民国との間の条約は失効と表明した日で、ダッカ日航機ハイジャック事件で日本政府が超法規的措置により犯人グループで新左翼・日本赤軍の要求通り獄中の9人を釈放した日です。

 本日の倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は二十九度。最低気温は二十三度でありました。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。




 上の写真に写っているお花は、ピンクッションです。
 ピンクッションのお花に関しては、2018年9月29日の記事2016年9月4日の記事2015年9月6日の記事2014年9月11日の記事2013年11月3日の記事2012年5月22日の記事2011年9月13日の記事2010年10月26日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2018年と2016年と2015年と2014年と2013年と2012年と2011年と2010年のピンクッションのお花の記事です。



 ピンクッションのお花の花言葉は、「艶やかな人」です。


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自由とは好き勝手やっても人に迷惑をかけず自分で責任をとること。放埒とは周囲を悪い方向に巻き込み苦しめ自分のやりたい放題をやり責任をとらないこと。自由と放埒は、似て非なるものです。

2019年09月29日 16時15分04秒 | その他の日記



 日本共産党の委員長の志位和夫氏は、Twitterで『世界の民衆は「科学」を直視せよと訴える。今の各国目標ではパリ協定(1・5℃に抑制)は達成不可能、21世紀末に3℃上昇する。大幅の目標引上げが必要な時に、石炭火力の新設・輸出という逆行を恥じない安倍政権。「科学」に背を向ける「反科学」の政権は退場せよ!』と述べていますが、日本共産党こそ科学を無視し事実を無視していますよね? 
 豊洲の騒動を私達は覚えていますよ。
 科学が示す根拠を日本共産党は尽く無視しましたよね? 
 それで莫大な被害が生まれましたが、日本共産党はそのことを無視していますよね?

 日本共産党は科学が示す根拠を尽く無視して放射線デマを散々吹聴しましたよね? 
 そもそも石炭火力を新設しなければならない状況を作ったのは日本共産党をはじめとした反原発派ですよね? 
 科学的な根拠を無視して感情を煽って原発即停止を訴えた共産党をはじめとした反原発派ですよね? 
 嘘とデマでイデオロギーの実現を図る日本共産党は科学に背を向けていますよね? 
 共産主義者なのに科学に背を向けておいて他者には科学に背を向けるなと述べるのは滑稽でしかありません。
 そして自分達が行った活動の結果で火力発電が増えたことを他者の所為にするような無責任な人間がトップにいるような政党は信用できません。
 志位和夫氏の発言は、無責任極まる発言であるとしか思えないのですよ。


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『炎の陽明学―山田方谷伝』/矢吹邦彦

2019年09月29日 15時44分39秒 | 小説・本に関する日記

 昨日の夜は、矢吹邦彦著『炎の陽明学―山田方谷伝』を読み返していました。
 幕末期の儒家・陽明学者である山田方谷の伝記であります。

 山田方谷は、総額10万両を超える巨額借金の為に破綻寸前にあった幕末の備中松山藩の財政をたった8年で返済して尚且つ10万両の蓄財を成し遂げた人物です。

 山田方谷が藩主・板垣勝静に述べた「事の外に立つ」という言葉は難しいなぁ。
 よく分かっていないけど意訳してみる。
  「財政再建を果たす為には財政再建を第一義に考えては成功しない。
   政治も経済も大局観を持たなければならない。
   何の為に備中松山藩はあるのか? 
   政治の姿勢を正し大義を示し方針を明確化しそれを実践すれば民は安心する。
   民を安心させることが出来れば自ずと財政状況は好転する。
   小手先の理論で財政再建を優先させると状況は悪化する」
 これは言うのは簡単だけど実践するのは物凄く難しいだろうなぁ。

 経済学や財政学は不確定なパラメーターは排除して計算するので、案外不確かなもの。意味はあるけどね。
 指針にはなるけど固執すればしっぺ返しを食う。
 「何を最優先にするのか・助けるのか・行うのか?」は哲学であって政治の領域。
 机上の計算に振り回されずに政治家ならまずは何を最優先にするのかを明確にして実践せよ。ってことかな? 

 山田方谷が行ったことや言ったことを現代の人が行おうとするのは難しい。
 机上の空論ではなく実践の為の学問を学びそして実践する知行一致。
 利を求めずやるべきことを行って結果として利を得る。む、難しい。
 観念論でなく精神論でもない。経済の重要性をきちんと認識して富を蓄えその富で多くの人を救う。

 備中松山藩の大義を明確にし、それを基に抜本的な方針を整え、基本方針を基にして個別の案件に対処するので筋が通り信頼を得る。

 例えば、中級武士以上の士分と豪農・豪商には厳しい節約令を出すが、農民には出さない。
 そして飢饉に備えて義蔵を設置する。
 餓死者が出なくなったので農民一揆が無くなり生産性も上がる。
 さらに義蔵に集まる米を機に応じて売却して利益を得る。
 さらに倹約するばかりではなく同時に積極的な投資策を行う。
 なので産業が起こる。
 産業が興れば民が潤う。民が潤えば経済が活性化する。経済が活性化されると余力が生まれる。
 財政再建の為の方策のみを考えるのではなく民が潤うことを考える。
 結果として経済が活性化し財政再建が果たされる……。

 でも「何を最優先とするのか?」という問いに明確に答えるのはすごく難しい。
 口先だけでは駄目なのだ。
 述べるだけならなんとでも言える。
 机上の空論になってはならない。
 述べて尚且つ行動に移してそして成功しなければ意味が無い。
 しかしそれは難しい。
 でも難しいと言っていては駄目なのかもしんない。

 等々、つらつら考えながら昨晩は読み返しておりました。




 筆者の矢吹邦彦氏は山田方谷のことが大好きなんだろうなぁ。
 贔屓の引き倒しの部分は若干有り。
 でも膨大な資料を基に見事に山田方谷の生涯を描いています。

 面白いですよ。
 お勧めであります。


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