昨日の夜は、アニメーション映画『傷物語 II 熱血篇』のDVDを観ていました。
私立直江津高校に通う高校二年生の阿良々木暦は、春休みのある日の夜、四肢を切断されて血塗れになっている金髪金眼の美女に出遭う。
その美女キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは「うぬにわしを助けさせてやろう」と言う……。
暦は偶然知り合った学校一の優等生・羽川翼から「この辺りに最近金髪の吸血鬼が出没するという噂がある」と聞いていた……。
暦は自らの命を差し出してキスショットを助けようとする。
しかしキスショットは暦の血を全て吸うことなく、暦をキスショットの眷属としてしまう。
吸血鬼になった暦は、人間に戻してもらう代わりにキスショットの四肢を奪った3人の吸血鬼ハンターと勝負してキスショットの両手両足を集めることになった……。
西尾維新の小説「物語シリーズ」の第2弾「傷物語」を3部作に分けて映画化した作品の第二弾で、阿良々木暦が初めて怪異に遭うお話です。
物語シリーズの最新作を読んだ後にこの作品を観たからなのか、羽川翼というキャラクターが異質に見えます。
とても頭が良いという設定なのですが、頭の螺子が緩んでいるのではなくて螺子が抜け落ちているのではなくて螺子が最初っから無い。ぶっ飛んでる。
「傷物語」を読んだ時はそこまで変なキャラクターとは思えなかったのだけれども……。
映像になって生々しく感じるようになってしまったのかしらん?
この映画は、原作ファンやTVアニメファンをターゲットにしているので原作を読んでいない或いはTVアニメ版を観ていないお方は先に原作の小説を読むかTVアニメ版を観るかした方が良いです。
原作の物語シリーズの第2作目で時系列的には一番最初のお話です。しかしいきなりこの映画を観るとかなり戸惑うと思います。
面白かったですよ。
続きが楽しみです。