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平成最後の桜は、〜 醍醐の花見 〜

2019-04-10 10:20:00 | おでかけ(ツーリング)
4月 3日 (水)☁️のち☀️
新年号は、「令和」
ジムのラウンジで見ました。1200年前に編成された万葉集から選んだというのが、叙情的でいいですね。頭文字がRというのも素敵です。私は令和何年まで生きるのでしょう(笑)
という事で、今回のお花見が平成最後の桜となるわけで、二泊三日で京都へお花見に出かけました。夫がリタイアして、念願の平日の京都へ。
ホテルも食事処も早めに予約済み👍
もちろんツーリングです🏍σ^_^;
日本上空を強い寒気が覆う寒の戻りの中、324キロ走ってやって来ました。
大井川・木曽川・揖斐川を渡る時は、横風に煽られ、ぶっ飛ばされるかと思いました🌀
数ある京都の桜の名所の中から「醍醐寺」を選びました。
豊臣秀吉が、正室・側室らをはじめ自分を支えてくれた女性たちをねぎらうために、自らも8回の下見をし、700本の桜を植え、1300人を招いて開かれたという「醍醐の花見」枝垂れ桜が美しいと聞きました。
事前に調べると、拝観料1500円。あれあれ、コレ、ランチの値段ですよ💦京都のお寺の拝観料は高い❗️
拝観料に値する桜なのでしょうか?建造物・造形物など数々の国宝と共に味わいたいと思います。
醍醐寺に着いたのは午後1時。係りの人に案内されて、黒門前に停めます。駐車料400円なり。
黒門(国宝)
豊臣秀吉が皇室から賜った金ピカの桐紋が、当時の勢力を誇示するかのように光っています。
受付でチケットを購入。
醍醐寺は、下醍醐、上醍醐に分かれ、下醍醐の「三宝院」「伽藍」「霊宝館」の3つのエリアを拝観します。
まず「三宝院」へ入ると、いきなり見事な枝垂れ桜が、伸びやかに枝を伸ばして迎えてくれます。
ほら貝の音が聞こえて来たので振り向くと、沢山の僧侶たちに囲まれて歩いて来る人たち。解脱を終えた方々だそうです。皆さん、無事に煩悩を払い終えたのでしょうか?
三宝院の大玄関と枝垂れ桜🌸
三宝院は、秀吉が醍醐の花見をする時に整備され、庭園は秀吉自ら設計したもので、国の特別史跡・特別名勝に指定されているそうです。
庭園
この庭園全体を見渡せる表書院は国宝なのですが、しつこいくらいに「撮影禁止」の張り紙🙅‍♀️
表書院は、壁一面が書院造となっていました。残念ながら、この庭園の枝垂れ桜は、まだ蕾でした。
庭園の先に、普段非公開「仏師 快慶作の弥勒菩薩坐像」が特別拝観できるのですが、拝観料500円なのでやめました。いったいいくら拝観料を取れば気が済むんだ?
次は、桜に囲まれた仁王門(重要文化財)を、
くぐり、「伽藍」エリアへ。
紅白の横断幕が、「醍醐の花見」の雰囲気を醸し出します。
満開の桜が、枝を誇らしげに飾ります🌸
五重の塔(国宝)
951年、醍醐天皇の菩提を弔うために建てられました。応仁の乱で伽藍のほとんどの建造物が焼失した中で、唯一焼失を免れた京都府内最古の木造建築だそうです。どっしりと安定感のある荘厳な五重塔です。
金堂
醍醐寺の本堂です。本尊は、薬師如来坐像。これも中は撮影禁止🙅‍♀️目を凝らして見ると、左手に薬瓶を持っていましたから、薬師如来なのだと分かります。
金堂から見渡す桜🌸
さらに奥へ進むと、いろんな種類の桜が、満開を迎えていました。こうして見ると、桜の色も様々🌸
観音堂
西国三十三観音霊場第十一番札所。子授けの観音様だそうです👶
弁天堂
弁天池に映る桜
若もみじも、初々しい🌱紅葉の時期も綺麗な庭園になることでしょう🍁
上醍醐への入り口
本当は、上醍醐へ行きたかった💧ここから歩いて1時間ほどで行けます。参道は、2018年の台風による倒木のため整備中。今月6日から開通なのだそうです。
最後に「霊宝館」へ。
ここにも見事な枝垂れ桜🌸
滝の様に地面にまで枝を伸ばし流れる様に咲く枝垂れ桜🌸
霊宝館には、国宝・重文だけで4万点も収蔵されているそうです。
もちろん撮影禁止🙅‍♀️
彫刻や絵画を見る中で、醍醐の花見の絵図や、秀吉直筆の短歌なども見ました。
中でも話題を集めていたのは「平成最後の大発見」と、言われている「水晶宝龕(ほうがん)入り阿弥陀如来立像」
わずか5.cmの水晶のハスの中に、阿弥陀如来をおさめてあります。快慶作ではないかと言われています。水晶の屈折でスッキリと見えるように、中の阿弥陀如来は、取り出すとでっぷりと作られていました。
八重桜🌸
小ぶりの桜🌸
たくさんの桜に魅了されました💓
一見仲よさそうなワタシタチσ^_^;
その実、桜をろくすっぽ見もせずに、先をどんどん歩いて行ってしまう夫に、ワタシ、怒っていました😠
参道のソメイヨシノは、まだ蕾。開花すれば桜のトンネルになることでしょう。
見事な桜を堪能し、醍醐寺を後にしました👋
今宵の宿は、「ホテルルートイン」五条にあるので、夜、徘徊するのに便利です(笑)今年の6月に閉館するそうです。新しいルートインが、既に隣に建てられていました。
ひと休みしたら、祇園へ繰り出します🏮🏮
🌸つづく🌸
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2 コメント

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醍醐の花見は (Sora)
2019-04-12 11:40:14
>数ある京都の桜の名所の中から「醍醐寺」を選びました~
私は醍醐寺を知りませんでしたが、秀吉のあの大花見をした処だったのですか。それはいい選択でしたね。

ウィキによると、この大花見会のあと5か月後に秀吉は没したそうですよ。秀吉も死期が近づいていることを知っていたのでしょう。大花見会は、自分の女をねぎらうためという面もあるかもしれませんが、満開の桜が象徴する栄華の中で、桜が散るようにパーッと死にたかったのではないでしょうか。それを世の人に見せつけたかったのでは。水呑百姓から太閤まで上り詰めた権力者秀吉がやりたかったことは、最後まで今で言うところの「社会的承認」「自己承認」を得ることだったのでしょう。いいのか悪いのか、これも儚(はかな)いですよね。
生き方は死にざまに表れると教えてくれる。拝観料のことをごちゃごちゃ言っている場合ではありません (でも高いですね・笑)。

>沢山の僧侶たちに囲まれて歩いて来る人たち。解脱を終えた方々だそうです。皆さん、無事に煩悩を払い終えたのでしょうか?~
あはは、修行された方にそういう皮肉を言ってはいけません(笑)。無理でしょう。

>その実、桜をろくすっぽ見もせずに、先をどんどん歩いて行ってしまう夫に、ワタシ、怒っていました~
いやあ、ご主人様はjunさんのジム・ウォーキングのご指導よろしきを得て、体力がついてきて、どんどん歩きたいのですよ。この調子なら・・と、考えましょう(^^)。

見事な、由緒ある桜で良かったですね。
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Unknown (1118junejun)
2019-04-12 22:29:55
soraさん、こんばんは^ - ^
醍醐寺の拝観料は高かったですが、それなりの価値はありました。桜の時期ですからなおさらです。
soraさんのおっしゃる通り、秀吉は、桜の花を象徴するかの様な人生でしたね。醍醐の花見では、女性一人に付き3着の着物も用意し、今のお金でいうと35億円もかけたそうです。お世話になった女性のなんと多い事よ!ねねに子どもが出来ていれば安土桃山時代も、もう少し続いたかもしれませんね。
醍醐寺を散策しながら、大河ドラマ「軍師官兵衛」や「真田丸」の秀吉を思い出していました。竹中直人や小日向文世は適役でしたね。百姓の小せがれが、太閤にまで上り詰め、秀吉直筆の短歌を見た時には、栄華を極めた秀吉の姿が浮かんでくる様でした。とても綺麗な筆使いでしたよ。

数年前、タクシーの運転手さんに勧められて秀吉のお墓を訪れた事があります。醍醐寺は、たいそう賑わっていますが、この「豊国廟」と言われる秀吉のお墓は東区の阿弥陀ヶ峰にあり、閑散としておりました。なんだか可哀想になるくらい儚さを感じました。

〉修行された方に皮肉を〜
うふふ、ホントですよね。信心が無いものですか(笑)おっしゃる通り無理ですよね!

はい、今回の夫は、ジム通いの成果を見せました。ですから、上醍醐も行きたかったのですが、通行止めで残念でした。この花見の時期に合わせて開通して欲しかったです。拝観料も高いのですから(まだ言ってる笑笑)

京都で拝観したのは醍醐寺だけ。ここだけで充分のお花見が出来ました🌸
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