「何だかわからねぇが、ただ者じゃねぇな!」短気なポルナレフがシルバーチャリオッツを出すと奇妙な男はトランプカードを投げ付けた! シルバーチャリオッツの剣で切断されたカードの切れ端を承太郎が掴んだ。「トランプ?」「私はダービーと申します」間髪入れず会話を続行する奇妙な男。シレッとしているが、ここ命掛けだった。「ダービー?」驚く承太郎。「はい、テレンス・T・ダービー。あなた方に再起不能にされたダニエル・J・ダービーの弟です」「兄貴への弔いの戦をしようというのか?!」アヴドゥルの言葉を鼻で笑い、浮いたまま道を開けるテレンス。
「とんでもないことでございます」仰々しく頭を下げるテレンス。「私の兄はあなた方に言いませんでしたか? 勝負とは騙されて負けた方が悪いのだと。その通りだと思います。敗北した兄は悪なのです。恨み何かこれっぽっちもありません。兄とは10歳離れています。それなりに兄を尊敬しておりましたが、兄とは世代が違うのでございます。兄はイカサマだとかペテンで勝つという古いタイプで、彼が勝てるのは古いタイプ、もしくは素人だけでございます」ペラペラ嬉しそうに『兄が劣っている点』を喋り続けるテレンス。
「DIO様もそれに御気付きだったようで、私の方を執事として側に置いて下さったのです。ん? 如何なされました?」どうでもいい話にリアクションに困るポルナレフ達!「私との勝負を御望みなら、館の中へ」誘うテレンス! アヴドゥル達は警戒したが「暇じゃねーんだ、とっととDIOに会わせな!」承太郎は今にも突っ掛かりそうだった。テレンスはスタンド『アトゥム神』を出現させた!「おい、こいつスタンド出したぞ」「最近珍しいな」「まともにスタンドを出すタイプは久し振りだな」
2に続く
「とんでもないことでございます」仰々しく頭を下げるテレンス。「私の兄はあなた方に言いませんでしたか? 勝負とは騙されて負けた方が悪いのだと。その通りだと思います。敗北した兄は悪なのです。恨み何かこれっぽっちもありません。兄とは10歳離れています。それなりに兄を尊敬しておりましたが、兄とは世代が違うのでございます。兄はイカサマだとかペテンで勝つという古いタイプで、彼が勝てるのは古いタイプ、もしくは素人だけでございます」ペラペラ嬉しそうに『兄が劣っている点』を喋り続けるテレンス。
「DIO様もそれに御気付きだったようで、私の方を執事として側に置いて下さったのです。ん? 如何なされました?」どうでもいい話にリアクションに困るポルナレフ達!「私との勝負を御望みなら、館の中へ」誘うテレンス! アヴドゥル達は警戒したが「暇じゃねーんだ、とっととDIOに会わせな!」承太郎は今にも突っ掛かりそうだった。テレンスはスタンド『アトゥム神』を出現させた!「おい、こいつスタンド出したぞ」「最近珍しいな」「まともにスタンドを出すタイプは久し振りだな」
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