狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

トムラウシ山麓東大雪荘

2012年07月21日 | 道東紹介
トムラウシ、私はこう書いて(戸村牛)覚えた。バイクで軽快にカーブを楽しみ走ると最後に砂利道が待ち受ける。3㌔ほどだがロードのタイヤでは転倒防止に必死となり熊がいても気が付かない。
トムラウシは東大雪の主峰で3年ほど前に遭難事故が発生した山である。中高年の登山で9名が死亡したと記憶している。宿泊すると中高年の登山客オンリーである。スルメのような男性、女性は太・中・細があります。その賑やかな事、日本百名山の○○へ行った。ここの山が良い、孫と登った。自慢話は西国33ケ所巡礼の御山版です。寺巡りより名山巡りのほうがファッションもカラフルで善いようです。ビールをグイグイと飲み、明日の登山を語る顔にはバーゲンセールに出動する戦士の面影はありません。
まあいいか「24時間戦えますか」とCMで尻を叩かれた亭主のホローの半生でした。
建物手前には源泉があり湯気が上がっています。これで気分は高揚しますね。原生林を目隠しにした露天風呂は最高でした。
ただ一晩中「ドカン、ドカン」と窓より機械音が響くのには参りました。

富田ファーム

2012年07月21日 | 道東紹介
念願のラベンダー畑に来ました。門前には車の列ができその人気がうかがえます。入場無料!!イヤーありがたいです。園内はよく整備され美しい建物が並びます。そしてラベンダーは最盛期で、ええ香りがプーンとしてきました。香りに酔っていると足は売店へ向かいます。まあいいか、入場無料だものね。奥方と友人にラベンダーの枯花(ドライフラワー)を買いました。
さてこの農園は1903年に富田徳馬氏が開墾しました。15ヘクタールのラベンダー畑は何代もの努力の結果でしょう。
国鉄カレンダー1976年5月にラベンダー畑が紹介され、一躍全国的に有名になりました。ここを散策すると「さもありなん」と思います。ちょうど昼飯時でしたのでカレーライスを頂きました。やさしい味、野菜たっぷりのカレーでした。
ただ一つ眉を顰めたのは某国の観光客です。大声でわめき散らす、禁止箇所に平気で入る、見本の香水は全身にかける、某国はもうお分かりですね。娘を畑に入れてスカーフを掛けたり外したり、ファッションショーのようにさせ写真撮影です。
この間日本人は黙って立ち去るのを待っています。しかし、立ち去れば次にまた来ます。某国の公園に昔あった立札を立てねばなりませんね。
まあまあ、腹を立てず、ラベンダーを静かに観賞しましょう。目をつむると嫌なものは見えず、香りだけの世界になります。