狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

藤戸作品

2012年07月21日 | 道東紹介
もう一つ藤戸氏の作品を紹介します。木彫ではありません。
それは鹿の角で作った椅子なのです。一見すると拷問用の椅子にも思えましたが、座ってみると実にフィットする椅子なのです。藤戸氏は「これで椅子が出来ないだろうか」と思うとたちまち頭に設計図ができ、作ってしまうのですね。凄い人です。
とても売って下さいとは言えませんでした。

木彫家 藤戸竹喜氏を訪ねて

2012年07月21日 | 道東紹介
今回の旅で一番会いたかった人を訪ねました。藤戸竹喜氏です。
弟子屈の喫茶店三城に藤戸氏の作品があり、手に取ってみました。アイヌ熊の彫刻は土産物というイメージがあり高く評価していませんでした。ところが藤戸氏の作品には動きがあり、見ていても飽きが来ません。凄い人がいるなあ、驚きました。
それで阿寒湖畔にある民芸店「熊の家」に行きました。ご子息とその奥様に話ができました。「親父もバイクが好きだから、話が合いますよ」そう聞いて面会しました。
眼力の恐ろしい方でありますが、笑うと童顔になるまことに不思議な人です。古民芸のコレクションも見せてもらいました。樺太のアイヌが持っていたマキリは海老鞘の短刀拵えにそっくりで驚きました。収集はアイヌの民具に始まり火縄銃など広範囲です。そして玄関脇にあったインデアンのバイクにはさらに驚きました。現在は3輪のバイクで喫茶店へ行っているそうです。

旅の終わり

2012年07月21日 | バイク関係
そろそろ今回の旅も終わりです。この道は2月に走り「参った」と言ったアイスバーンの道です。今は万緑の中、快適な道です。
まあ、一服。この上は足寄峠です。
皆さんも走るばかりでなく、一服してはいかがですか。
あわてない、あわてない、一休み、一休み。

確認すると走行距離は3日間で963.1キロでした。

ラベンダー畑

2012年07月21日 | バイク関係
富良野町、美瑛町にはラベンダー畑がたくさんあり無料で見学できます。セブンスターの丘もあります。タバコのパッケージに使用された風景だそうです。
バイクでの旅行です。すっかり日に焼けてしまいました。それでも齢を隠し元気に走ります。対向するバイク野郎には敬礼の挨拶を送ります。すると90パーセントは返礼してきます。自衛隊のバイクも返礼して来ました。クールな隊員ですね。
この農園では恩師へのラベンダーを求めました。

天人峡へ

2012年07月21日 | バイク関係
今夜の泊りは天人峡の天人閣です。天人峡で最初に作られた温泉宿です。美しい柱状節理の岩肌を仰ぐ忠別川の畔にあります。登山客や湯治客に愛され、かの大町桂月も訪ね絶景と風呂を称賛しています。
坂を上ると駐車場で、川へテラスのように張り出しています。玄関には枯れ木の(?!)植木鉢が出迎えてくれました。ああ・・・・。
風呂は昭和の趣があり、小生はヌルイ風呂に20分入りました。いいですね。浴場への途中には大宴会場が暗くガラッとあり、ピンポン台が淋しく座っていました。聞けば、昔はボーリング場だった!!!そうです。山奥の温泉旅館とボーリング場、いやー参りました。従業員の方もなにか「おっとり」としていました。また訪れたい旅館です。
写真は途中一服した時に撮りました。ドンコドンコと50キロで走りました。