狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

遠太渡船場を訪ねる

2012年06月24日 | 道東紹介
別海町郷土資料館主催の「ふるさと講座遠太(トオフト)渡船場を訪ねる」に参加しました。風連湖の河口付近(走古丹)に遺跡はあります。人家の跡は無く湖岸には陶器・金属製品などが散乱しています。陶器も高価な品ではなく庶民の日常器です。型紙摺りなど大量生産された食器が大半です。今日は漆塗りの汁椀を拾いました。
現在は砂浜のみで、釣り人が訪れるぐらいです。珍鳥がやって来るためバードウォッチャーの姿もあります。写真右端の方が講師の古渡主査です。
まもなく原生花壇に北の花々が咲き乱れるでしょう。

しらおいポロトコタン

2012年06月20日 | 道東紹介
題名で迷いました。「しらおいポロトコタン」にするか「アイヌ民族博物館」にするかです。内容を書いてから書くことにしました。
武田泰淳の「森と湖の祭り」を読んだのが中学2年生の頃と思います。たぶんこれがアイヌとの最初の出会いです。ベカンベ祭りなどの言葉を覚えています。しかし、ほとんど内容は忘れました。
次は萱野茂氏が国会議員になった時です。アイヌが民族としての問題と訴えていたことです。言葉、土地、文化すべて内地の人間に奪われた。
今回、初めて白老のアイヌ民族博物館を訪れました。萱野茂氏が長年収集した民具を基に作られたそうです。詳しくは此処で買った「アイヌの碑」で読みました。
写真も何を掲載するのか迷いました。それで一番美しかった被写体を掲載しました。
少々、重い博物館でした。

からまつの湯(養老牛温泉)

2012年06月17日 | 道東紹介
からまつの湯に行ってまいりました。まだ体はポカポカして汗が出ています。
養老牛温泉を突っ切り奥へと進みます。砂利道となりますがGoGo!やがて左折しますが、実に分りにくい。いゃ、わからない。何度も失敗して下さい、その方が達成感が得られます。
駐車場があります。10台ほど停められますが、お風呂のスペース上全員の入浴は無理です。源泉より沸き出でる湯は無限、川よりの水とミックスされ結構な湯加減です。脱衣所もありますが、山奥ゆえ素朴な設備です。後ろの渓流は清冽な流れです。
入浴中のオッサンは無視して下さい。撮影の邪魔と言っても出ないのです。

道東の殖民軌道

2012年06月16日 | 道東紹介
道東の殖民鉄道研究だけで本何冊かは出来ます。確実な記録も少なく戦争中に消えた線区が大方なので分りません。ただ知床博物館には殖民軌道の線路があります。小中学校のバクネットや自転車小屋になっているレールもあります。保存が望まれます。
斜里町で使われたレールは6kg/Mでした。携帯電話と大きさを比べて下さい。左下に青い変な物が写っていますが無視して下さい。

双湖台より

2012年06月15日 | 道東紹介
摩周湖を目指し走ると「双湖台」展望台があります。3回此処で駐車しましたが、雪と霧でまったく見えません。
今日は良く晴れていて、写真の通りです。皆さんは3回も来なくて、ワンクリックでこの景色が見られます。でも、エンジンを掛けると排気の赤ランプが消えません。30分ほど走行すると消えます。何かの予兆では、とヒヤヒヤです。