7月13日日曜日もう一週間もたってしまいました。
午前4時空はド~ンヨリ期待うす、しばし車の中に横になったまま・・・・・・・ボ~ンヤリ。
こんな空模様何時崩れるか知れたものでないってここで気づき(ちょっと遅かったが)顔だけ洗って登山口を目指し出発。
御用邸が有る土地柄か緑は多いし洒落た店や別荘が目につきちょっと垢抜けした風景、風は暑くも寒くもなく爽やか涼風。
上りにかかると道は曲がりくねり大きくローリングでもこの時間下って来る車がないので楽ちんロープウエイ駅を通過して最上部県営駐車場に到着。
オドロキ日曜日の朝6時15分駐車場には結構な数の車、既に出発した人たちも多そう(しまったノンビリして出遅れたわい)。
大急ぎで準備体操そして登山届を提出待望の山道へ、朝日岳を目指す地元の二人のおじさんと登山話に花を咲かせながら同行(小生より若干年輩者)。
森林を抜けると左前方に茶臼岳の右側には岩肌をむき出しにした朝日岳共に荒々しい山容、でも風はまったくと言っていいほどない。
茶臼岳
朝日岳
一昨年の吹き飛ばされるような風ありゃ~一体何なのよって感じ。
そして峰の茶屋跡(避難小屋)へ予定どうり到着ここでおじさんたちとお別れ、ひとり茶臼岳へ。
岩ゴロゴロの登山道、ロープと黄色のペンキのマーキングを頼りに進むこれがなかったら難儀しそう?
生憎ペンキの色がさめているのが少々気がかり風も余りなく暑くもなく寒くもなく絶好の登山日だって思っていたのですが・・・・・・・・。
山頂周辺に辿り着いた時大粒な雨「ギョッ」、火口を左回りに進んでいくと山頂の祠付近から霧が湧き出している「ギョギョ」。
「兎に角山頂を極め急いで記念写真を写さなくっちゃ・・・・」ってイチモクサン・・・・・・・既に周囲の展望はなし。
午前7時45分山頂に到着ここで先行する二人の登山者と合流でも二人は既に下山態勢、大急ぎで山頂標識と祠の記念写真。
そして下山開始、山頂火口跡付近にも霧が大分立ち込めてきた、ロープウエイ山頂駅をめざし先に下った二人の後を追うしかしまったく気配を感じない。
登山道の踏み跡がまったく認識出来ないそのうえペンキのマーキングがうすく見難い更に10メートル先はまったく識別できない灰色の世界、正直些か焦り気味。
こんなの初めて地形図や磁石は持っていたが役に立ちそうもなし・・・・・、間もなく登って来る男性3人と遭遇(ホッあ~あよかった)。
そして8時15分ロープウエイ駅と牛ヶ首分岐に到着、依然として先行した二人の姿は見えない茶屋の跡方向に下ったのだろうか?
ここでも周囲の展望はゼロ、ロープウエイ駅か牛ヶ首どっちに下ろか?しばらく迷った末?
予定通り牛ケ首を目指すことに展望はゼロだがこの辺りから足元見られるようになった植物を楽しみながら前進、風がないので時々硫黄のムッとするような強い臭い(こ
れが道不慣れ・視界ゼロの心細さに追い打ちをかける不安不安)。
それでも何とか牛ヶ首に到着、予定では姥ケ平へ下る予定だったが標識はあるがその方向は霧の中、道も?ナラクノの底に降るよう「ダメこんなところに入って行く勇気なんアリ~マ∼セン」。
取りあえずこの時点で一番安全と思われる峰の茶屋跡に向かって霧のはれるのを祈りつつ前進、硫黄の臭いは増々強くなり妙に温かな空気?酸欠の不安?
突然目の前に標識『無間地獄』ですって何と心臓に悪い標識。
暫くはすれ違いに不便な道幅そして道幅が広くなった頃からすれ違う登山者でも展望はマダマダダメ。
ベンチのある硫黄鉱山跡に到着ここで休憩、相変わらずの霧の中持参した粒入りアンパン味わう「いと甘し~」でした。
こ~ん~な状態でした
9時22分峰の茶屋跡(避難小屋)に着きました、まだ登り始めて3時間足らず「え~この先どうしましょう」。
展望は相変わらず・雨の心配もしばらくここで天候の回復(予報では期待はまったくできなかったのです)を待つか?
時間的にはまだまだ上って来る人が大勢いるんです?
霧の中を朝日岳方面に向かうか?
もう一度茶臼岳を目指すか?
体力的には余裕はあるのですが・・・・・・・・・・。
ここでまた大迷い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???
結局下山に決定
元気でいれば今回の経験を活かしまた来られるじゃ~ないのってことで
『次回は茶臼岳から朝日岳に挑戦しましょう』
午前10時過ぎに登山口戻りました。