まずは意味から見てまいりましょう。
『有道行其志』
道あれば、その志を行う。
君に道があるのか?
そしてそこに志はあるのだろうね?
まさか、道を求めているのに志がないって事はないよね?
志がないのなら、お天道様から隠れて道を進みながら、志を見つけるべきだ。
そんな厳しい言葉を浴びせかけられているような気がしてきます。
私は音楽と書道の道を歩んでいるわけですが、それぞれに志を持っています。
この年齢で志なく生きるわけにもいかないので(笑)
しかし、自分を追い込んでまで何かを絞り出したり、創造したりする迫力というか、厳しさと言うか、そう言うものがとっても希薄である事が私の問題です。
それを私のスタイルとすして押し通す事は簡単なのですが、孔子はそれを許しちゃくれないでしょうねぇ。
でも、老子は『ま、いいんじゃない』と言って、許してくれそう(^○^)
本来書きたい時に書くのが私にはあっているのですが、ここ10年近くは教場で真剣に書きまくっているわけです。
道を進みながら、志にも磨きがかかるわけです。
私のような凡庸な者には、ベストな環境である事は間違いありません。
ありがたい事です。
もっと高橋鵞翠の書法と書体を世に広めます。
そしてそこにある普遍的な美と書技を追求し、稽古して身につけていく中で、誰もが簡単に道と志を明確に感じるシステムを作ります。
それが私の書の道であり、志であります。
このブログ読んでくださっている和翠塾の諸君は全て、私と同じ道を歩みながら、同じ志を抱いている『同志』だと私は考えています。
よろピクね〰