ラクダの国からおとぎの国へ

3年間のラクダが住む国の暮らしから、おとぎの国へ・・・。
一度は住んでみたかった、あこがれの国。
沢山楽しみます🎵

ドイツ映画ウィーク

2016-12-15 06:54:29 | 生活

1ヶ月も前のことになりますが、お向かいのサラムさんが「Rストリートで、ドイツ映画祭があるから行きましょう」と

誘ってくれたので、一緒に行ってきました。

前回Rストリートへ行った時は歩きだったので、「もしかして、今回も・・・」と思いましたが

映画が始まるのは夜だったため、タクシーで向かいました。ホッ

ドイツ大使館主催で、映画は1週間上映され、無料でした。

入り口には、リンゴやスナック、お水などが用意され、これも無料でした。



日替わりで、7つの映画が上映されます。

パンフレットを貰い見ていると、1日目の映画は日本が舞台でした。

桃井かおりが出演していて、ドイツ人の女性が震災後の福島へ来て、桃井かおりと同居しながら生活するという内容でした。

これ観たかったわ~。

今回私たちが観た映画は、ドイツ映画ですが、サウジアラビアが舞台の映画でした。



主人公は10歳くらいの女の子。

幼馴染の男の子が乗っている自転車が羨ましくて、欲しくて、学校のコーラン暗唱コンテストに出て、優勝して賞金を貰えたのですが、、

先生に「賞金は何に使うの?」と聞かれ、正直に「自転車を買って、乗りたいです」と答えると、

先生が「自転車は男の子が乗るものです。そんなことに使うなら、賞金はあげられません」と言われ、

結局賞金がもらえなかったのです。

(なんて理不尽な・・・

でも、お母さんがそれを知って、ドレスを買うために貯めておいたお金で、自転車を買ってくれるというストーリー。

サウジアラビアの生活が垣間見られて、とても興味深い映画でした。

日本とは文化が違い過ぎて、軽くカルチャーショックを受けましたね。

中東でもサウジアラビアはイスラム教が厳しくて、お酒も飲めないし、女性は真っ黒の布で全身を覆わなくてはならず、

どこでも男女は別々です。

映画では、お父さんがたまにしか家に来なかったので、どういうことかサラムさんに聞いたら、

「サウジアラビアの文化で、お父さんには他に家庭があり、あの子の家には時々お父さんが訪れるのよ」と

教えてくれました。

ムスリムの文化とも少し違うそうです。

日本では、中東の映画はほとんど観る機会がないので、いい経験でした。

帰りは、サラムさんオススメのファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)のサンドイッチを買って、歩きながら食べました

美味しかった

夜のRストリートは、にぎわっていて楽しい雰囲気でしたよ。

カフェでシーシャ(水たばこ)を吸う煙がストリートまで来ていて、不思議な香とにぎわいとで、異国観光気分を味わいました。




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