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(上は阪急交通社の謝罪文)
阪急トラベルサポート(HTS)支部第7回団体交渉
9月13日(木)第7回団体交渉が午後5時30分から8時まで開かれました。HTS支部は6名、本部3名。会社からは上田東京支店長はじめ4名が出席しました。以下報告です。
<添乗員(HTS支部組合員)へのツアー中の客からの暴行事件への阪急交通社の謝罪文について>
前回の団体交渉でも報告しましたが、阪急交通社の不手際のせいで添乗員が客にお詫びをさせられ、しかも客から怒鳴られたあげく胸倉をつかまれるという恐ろしい暴行を受けた事件に対して、阪急交通社から阪急トラベルサポートに謝罪文が届きました。
阪急交通社謝罪文(要旨)は、
「貴社の大切な添乗員様に多大なご迷惑をお掛け致しましたこと、心よりお詫びを申し述べさせていただきます。ツアー運行において弊社の手配上の不首尾により、今回の苦情の原因に全く責任のない添乗員様にご迷惑をお掛けする結果となりましたことは、誠に申し訳なく存じます。手配上の問題が発生することについて、その対策が不十分であったためにかような事態となったと反省致しております。今後、お客様に対してはもとより、旅行管理のためにご同行いただく添乗員様にご迷惑がかかるようなことがないように、営業部署、仕入部署ともに細心の注意を払い業務に対処いたしてまいる所存です。」
と述べています。
私たちは、この率直な謝罪文の中身と姿勢を全面的に評価し歓迎するものです。
しかし、何故、この謝罪文の宛先が被害者添乗員宛てでないのでしょうか。また、謝罪主が何故阪急交通社ではなく、お客様相談室なのでしょうか。阪急交通社として、まず、被害者添乗員に謝罪文を出すべきではないでしょうか。私たちは、改めて阪急交通社に対して被害者であるわが組合員への謝罪文を求めます。
<暫定的深夜早朝手当てについて>
阪急トラベルサポート全社(東京・大阪・名古屋・北海道・九州・四国等)で8月15日帰着分より適用する。また、計算方法としては、例えば、朝4時スタンバイで夜10時30分終了の場合は、早朝手当て3000円と深夜手当て3000円計6000円を日当にプラスして支給することになる。ホテルでチェックインをする日はホテルに着いた後1時間後を終了時間としてカウントする。朝のスタンバイは朝食開始時間とする。飛行機発着帰着日だけは、ショーアップのスタンバイから飛行機の離陸後1時間までと空港到着前1時間からホテル到着後1時間までをカウントする。途中空港の中継ぎの場合もそれぞれの空港到着前1時間の合計をカウントしホテルに着いた後1時間後を終了時間とし、計8時間以上で深夜早朝にかかった場合は日当プラス3000円、計8時間以内の場合は日当プラス500円支給する。との回答でした。
<みなし労働・雇用保険・有給休暇について>
今後、労働基準監督署、ハローワーク、社会保険事務所などの是正指導が出たら、会社は必ずそれに従うとの答えでした。また、6月22日に、JATA・TCSA・サービス連合労組の3団体連名で厚生労働省に対して、「今後、国内日帰りバスツアーはみなし労働時間はやめる」と届けたという話は実は、「国内の日帰りツアーはみなし労働時間を廃止するから、その代わり他の国内宿泊ツアーと海外ツアー全部は今までどおりみなし労働時間を認めろ」ということであり、「厚生労働省の見解を待っている」という回答でした。とんでもない話です。私たちは、旅行業界や会社がこれからも社会的に糾弾されてからようやく動くのではなく、明らかな法律違反の是正は、自ら決断すべきだと強く抗議しました。
<車内販売>については、会社は、「バス走行中立ち上がっての車内販売は止めるように阪急交通社に要請する」との回答でした。<違法ガイド>については、会社は、「きちんとガイドや通訳をつけるようにしたい。正当な対価やオプションには同行しなくてもいいかどうか、今後検討する」と答えました。支部は旅行パンフレットに「添乗員はガイドや通訳でありません」と掲載することをあらためて強く求めました。<旅日記>については、強制でなくなったというのに、いまだ日報には「旅日記」のチェック欄がある。即座の削除を求めました。会社は「すぐに調べる」と答えました。<対客電話>については、今後、対客電話は会社事務所からだけとする。それも「あいさつコールのみ」とする。自分の携帯電話、自宅や公衆電話からの対客電話は厳禁とする。客の留守の時は、FAXか留守電。後は出発日に空港でごあいさつをすることとする。この説明は旅行パンフにも記載した。との回答でした。<自宅労働>については「労働時間の一部であることは間違いないので検討させていただきたい。」「その他、交通費、ヨーロッパでの夕食代、スーツケース購入費等は検討中。」との答えでした。
また、支部は新たに<パスポートの増刷代>は業務上で発生した費用であることは明らか。会社が負担すべきと要求しました。また、<前泊ホテルでの夕食・朝食代の支給>も求めました。またその他<社会保険加入>など何点かの職場改善の要求を提出しました。
同時に<アンケート問題>について、次回団交で支部の考えを提案したいと伝えました。
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阪急交通社と阪急トラベルサポートで働く全ての添乗員の皆さん!
みなさんの多くの要求・意見・感想をお寄せ下さい。
また、全国の添乗員の皆さん!
今、HTS支部を孤立させてはなりません。
ぜひ、皆さんの職場でもHTS支部に続こうではありませんか、
粘り強い闘いでひとつひとつ改善を勝ち取っていきましょう。
> 1日単位で企業に派遣される「日雇い派遣労働者」に対し、厚生労働省が雇用保険を適用する方針を固めたことが13日分かった。適用されるのは、日雇い労働者向けの「日雇い労働求職者給付金」(アブレ手当)で、複数の派遣会社に登録して働いていることが条件。新しい働き方として浸透しつつある日雇い派遣に雇用保険への道が開かれたことで、生活を守る安全網が広がることになりそうだ。
関係者によると、日雇い派遣への適用を今年2月に申請していた派遣大手フルキャストに対し、14日に手続きに必要な通帳が交付され、早い人では11月中に受給資格を得る見通し。
厚生労働省が発表したそうです。
アンケートや旅行社手配ミスの責任を押し付けられ不当な登録解除を受けた派遣添乗員さん達
ハローワークや東部労働組合へ堂々とかけこもう。
法律で決まったんですから。
アンケートが一枚あるだけで毎回反省文を書かされ
ているんだ。
当然 当事者である派遣添乗員に謝罪するべきだ。
お客様から暴力を受けたり セクハラを受けたり
しても泣き寝入りしろと派遣会社から言われている
添乗員だって今まで沢山いるんだ。
苦情に関係の無い添乗員様に・・なんて
画期的な事です。
だって、なんでも添乗員の責任、
やや不満一枚で反省文かかせて、怒る方々です。
対客電話、自宅まで持ち帰ってしなくて良いことに
なりましたが、やっぱりアンケートが怖いので、
私は、します。
しなくて良いのに、するので、通信費は自費になってしまいます。
やっぱり、諸悪の根源はアンケートですね。
掲載されています。
本当に最近のお客様、ちょっとしたことで「アンケートに書くからいいわ」なんて脅しともとれることを平気で仰られます。
添乗員は人気商売じゃないはず。もちろん接客業の側面もあるのだから、心を尽くした対応は添乗員ならば誰もが心がけているはず。人気添乗員って何なのでしょうかね?そこまで望むならば、本当に日当数十万単位でお支払いいただきたい。大体、誰がどうやってどのような基準で決めているのでしょう?そこのところも不透明です。
本来、人間が人間に評価を下す・・というのは、物凄く大変なことだと思います。それを僅か1日、長くても2週間程度、しかも限られた時間を一緒に過ごしただけの他人に好き勝手言われるのは、本当に勘弁してください!です。しかも無記名で、容姿のことまでアンケートに書かれる時代です。まるで〇ちゃんねるですよ、これでは。
先のJTBのセクハラアンケートを見てもわかる通り添乗員の人権なんて、全く考えていないのがこの業界です。お客様の個人情報の取り扱いには過敏なほどに添乗員に指示するくせに、添乗員の携帯番号なんて勝手にあちこちにバラ撒いてる。
どこを取っても、おかしいことだらけの違法業界!どこから手をつけていいのかさえもわからないほど混沌としてるけれど・・私も絶対に添乗員辞めませんよ!正しいのは私達だから。そして、こんなに大勢の仲間がいるから。どこの会社に所属してたって思いは同じです。HTS支部に続きましょう!「正しいのは、添乗員だ!」「目覚めたのは、添乗員だ!」
私も闘います!添乗員という素晴らしい専門職のプライドを取り戻すために!
航空会社は フライトアテンダントに乗客がセクハラをしたり、暴力や逆らったりっしたら 最大約50万円位の罰金(航空会社によって異なると思います)です。
旅行会社もそういう決まりを作り 公式文書を発行し、添乗員達を守ってほしいですね。雲泥の差なのは
給料だけじゃないです。旅行社の添乗員の扱いもひどいい。なにか考えないと添乗員不足に拍車がかかり
ますよ。
航空会社と同じように添乗員にセクハラや暴力をふるったら最大罰金50万位いただきますと各旅行会社もお客様向けに公式文書を発行してほしいです。
アンケートにも「添乗員の容姿は対象外、記載不可。」と記載したらどうですか?
実際 旅行社は何の断りも無く添乗員の携帯電話番号は流出させ、お客様は添乗員の服や髪や容姿に至るまで好き勝手に書き放題。特に阪急の添乗員さんは、お客様からアンケートにかくよ!とお客様からよく脅されています。実際この耳で言われているところを目撃しました。それも添乗員さんの落ち度でなく、キャンペーンツアーのお部屋の事でね。
特に阪急はお客様の言う事ばかり聞き 添乗員の
意見に耳をかさない。わざと苦情を言い 何かもらえると思っているお客様も阪急は多い。
旅行社の態度が 一因です。それを一人でまとめて
くる添乗員の苦労や苦悩を想像してください。
ほとんどが20代から40代の女性です。あなたの
娘に派遣添乗員をさせる事ができますか?
素朴な疑問なんですが、「手配ができずに、予定していた観光地に行けなかった」っていうのは具体的にはどういうことなんでしょうか。
帰りの新幹線が早すぎて、予定観光地を見学していると乗り遅れるからカットしたとか、そういうことでしょうか。
だとしたら、旅行業法違反ですよね。賠償金をお客に支払わねばならない事例です。
労基署の前に国土交通省が業務改善命令を出すべき事案では?
正直、労組がすごいというより貴東部労組がすごいと思います。東部労組の本「ひとのために生きよう」の中に、「今まで私たち労働者には、泣き寝入りしてガマンして働く。けんかして会社をやめてしまう。という二つの道しかなかった。もう一つ第三の選択肢がある。泣き寝入りもしなくていい、やめなくてもいい第三の道、それが労働組合だ」とあります。この間のHTS支部やコナカ支部やブログで紹介される東部の支部の活動をみると本当にそう思います。
サービス連合も労働組合なら、いいかげん経営陣、旅行業界との一体化はやめなさい。「みなし労働認めろ」の政府への要望書を取り下げなさい。労組として第三の道を選びなさい。
私も職場では泣き寝入りの毎日ですが、何時の日かHTS支部のみなさんと手をつなぎながら第三の道をあゆめればいいなと心中密に思ったりしています。
我々コナカ支部も、次回団体交渉にむけて、準備中です。
人生の大半を仕事で取られるのならば、仕事が楽しいかどうかで、人生が楽しいかどうか決まります。
楽しい人生になるようにコナカ支部も支援します! 共に頑張って行きましょう!!