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全国一般東京東部労働組合の記録

「コミュニティ・ユニオン全国交流集会in北海道・とかち」に参加

2009年10月28日 10時47分22秒 | Weblog

10月17、18の両日、北海道・十勝で開かれた「第21回コミュニティ・ユニオン全国交流集会-全国ネット20年とこれからのコミュニティ・ユニオン運動」に私たち全国一般東京東部労組から3人が参加しました(上の写真)。

集会を主催したのは「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」(略称・全国ネット)。パートでも派遣でも、外国人でも、だれでも1人でもメンバーになれる労働組合の全国組織です。現在、北海道から鹿児島まで30都道府県、75ユニオン、約1万5千人の仲間で構成されています。

集会は1989年以来、日本各地で毎年開催され、今年で20年が経過していますが、東部労組が参加するのは今年が初めてです。集会には全国のユニオンから340人以上が結集しました。九州や関西など遠距離の地域からも多くの仲間が駆けつけました。とくに女性の参加比率が高く、名簿上で129人が参加し、全体の38%を占めていました。

1日目は全国ネットの定期総会、全国ネット顧問の中野麻美弁護士による「ユニオン運動から学んで時代を拓く」と題した記念講演、レセプション。2日目は13の分科会に分かれて活発な討論が展開されました。2日間とも終始、熱気のある集会でした。

集会には福島瑞穂消費者・少子化担当大臣(社民党党首)も来賓として出席(下の写真)。「派遣法抜本改正を来年1月からの通常国会で成立させたい。3党(民主・社民・国民新党)の合意を後退させず、小泉改革を転換したい」と発言しました。

中野弁護士は記念講演で「パート女性の買い叩きの差別に人権問題として取り組んできたのがコミュニティ・ユニオンだった。その闘いが現在の派遣法抜本改正の運動につながっている」と熱く語りました(下の写真)。


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1 コメント

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神戸での非正規労働者の闘い (奈労連・一般労組 上田)
2009-10-28 23:39:52
全国一般東京東部労組様

貴労働組組合の活躍に敬意を表します。

首都圏青年ユニオン・連合関係(青年ユニオン)、全労協、路線・立場の違いを乗り越え
ての集会、これが労働組合の本来の姿だと思います。

これからの活躍にも期待しております。

神戸での闘いも知ってください。

バンドーいっぱん
連合の正社員組合に門前払いを受け、兵庫労連のもと単独労組を結成。日本人6名、日系ブラジル人7名、日系ペルー人1名男性6名、女性8名計14名のポルトガル語、スペイン語、日本語の3カ国語が飛び交う労働組合です。
東証一部大証一部上場で神戸市兵庫区にある神戸工場が創業の地であるバンドー化学(創業103年)は神戸工場閉鎖により「足利に転勤するか、10月31日をもって契約を終了するか2つの選択肢しかありません」と契約切れ解雇を通告してきました。団体交渉も一切の歩み寄りも無く、交渉の日程もずるずる引き延ばし、解決に向けた誠実な態度が一切ありませんでした。9月8日から10月8日までの31日間に及ぶストライキを通し多くの市民の賛同と指示を得て全国的な注目を浴びるなか派遣法改正へのステップとなる闘いとなっています。
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