コナカ経営陣の非常識な回答に抗議

コナカ経営陣の非常識な回答に抗議！
経営者は社員と労働組合の意見を聞いてください！

コナカで働くみなさん、コナカ経営陣が予定している１月９日からの全店の営業時間短縮に対して私たち全国一般東京東部労組コナカ支部が抗議文と団体交渉申し入れ書を送ったことは昨日（１月６日）のブログで報告したとおりですが、これへの回答が昨日夜になって会社から届きました。

ところが、会社側の回答は極めて不誠実なものでした。営業時間短縮を強行するための体裁を取り繕うだけのものでした。

そもそも経営陣のやり方は、大みそかに突然１月９日から営業時間を変更すると通達する、社員の収入にかかわる労働条件を変更する、パート社員には「覚書」という名の変更の同意を急いで取り付ける、などなど、すべてが非常識で一方的です。

コナカ支部は本日（１月７日）、以下の「抗議および要請書」を送りました。

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２００９年１月７日

株式会社コナカ
代表取締役社長　湖中　謙介　殿

全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合
執行委員長　岸本　町雄
同コナカ支部
執行委員長　松田　慎司

抗議および要請書

　貴社は昨日（１月６日）夜、次回の団体交渉について連絡するファックスを当労組に送付しました。これは私たちが昨日送付した文書「抗議および団体交渉申し入れ」に対する回答のようですが、当労組と支部は以下の点から強い抗議を表明します。

　貴社が団交の日時に指定してきたのは、驚くべきことに「今日（１月７日）か明日（１月８日）の午後５時１５分から」というものです。
　昨日の申し入れ書で私たちは団交日時を「２月３日の午後２時以降」と申し入れました。それは支部執行役員が休日・休暇を利用して団交に出席でき、なおかつ労使双方が今回の中心的な議題である「営業時間の変更」について打ち合わせるなどの時間的余裕を確保するためでした。
　これに対する貴社の回答が「団交は明日か明後日だ」というものです。貴社の人事部から当労組にファックスが送付されてきたのは「１月６日午後８時３２分」です。あまりに非常識で一方的ではないでしょうか。
　私たちの抗議を受けてあわてた貴社が、１月９日にすでに予定している営業時間の変更前に「労働組合とも協議を尽くした」あるいは「会社は団交を開こうとした」というポーズをアリバイ的にとろうとしているとしか考えられません。こうした対応自体が労働組合法違反の不当労働行為に該当します。

　従って当労組と支部は以下のとおり重ねて要請します。
（１） 昨日の申し入れ文書で記載した日時（２月３日午後２時以降）での団交に応じること。
（２） 団交が開催され労使の協議が整うまでは、社員および組合員にとって重大な労働条件の変更につながる営業時間の変更は保留にしておくこと。

※ 上記要請について２００９年１月８日（木）午後５時までにファックスで次の連絡先まで回答してください。

全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合・担当　須田光照
ファックス　０３－３６９０－１１５４

以上