るるの日記

なんでも書きます

福田和子・第五回公判・逃亡先加賀の人たち

2021-09-07 11:40:17 | 日記
※逃亡先で働いていた
スナック能登のママ

※同棲していた野上

※野上が勤めていた会社の事務員

※内縁関係だった風間

の供述調書が提出された

スナック能登のママは、私を嫌々雇い、前借りをよくする奴だったと言い、

野上は私が女事務員の健康保険証でサラ金から70万円を借り、自分が親戚から借りてサラ金に払ってやり、そのため会社をやめ、退職金30万円で関西旅行をした、と言う

この大嘘つき!

女事務員は、私が健康保険証を勝手に持ち出し、サラ金から200万円借りたり、事務員が私にに3万円貸すと飲み歩いたと言う

絶句!

スナック能登の客の谷崎は、わたしが母が病気で金に困っているというので20万円あげたと

開いた口がふさがらない!
私は、あんなにも、こんにもしてあげたのに、のに、のに、、、
私の恩着せがましい愚痴ですか?
奥田弁護人は「わかってますよ」という風に頷いてくれた、、先生!

【ルルは思う。和菓子やさんのことは悪くは書いてないのを見ると、幸せだったんだな】



福田和子・第四回公判・ペラペラしゃべる被害者の女性の友人森川

2021-09-07 11:21:44 | 日記
■検察側証人
女性の友人・森川
被害者と同郷
勤め先は違うが、近くのマンションに住む

1980年11月
私が働いていたキャバレーで働くことになった被害者と知り合いました。
1981年1月
彼女はキャバレーをやめて武蔵の〇〇市に帰り、〇〇市で付き合っていたオーナーとうまくいかず、M市に帰りたい、また短期間でお金を稼いで、郷里で喫茶店でも開きたいと言うもんですから、
1981年4月
亜米利加亭を紹介しました

彼女に羽賀以外の恋人はいません
また彼女は誰でも部屋に入れる人ではなく、用心深く、私が昼間遊びに行ってもドアチェーンをかけており、知らない人を部屋に入れるような人ではありません

性格はおっとりと穏やかな人で、落ちつき、カーッとなる人ではありません。彼女が喧嘩したことも、見たり聞いたことはありませんでした

★辰巳検事
「あなたと被害者の関係は」

姉妹のように、毎日午前中に会っていました。ベッドの中の話までする仲で、羽賀はベッドの中で本を読みながらするので、私は愛されていないのかしら、、とか、、
嫌いな人との時とか、、

★奥田弁護人、児玉弁護人
「亜米利加亭であなたの日給は?被害者の日給は知っていましたか?」

私は1万3千円でした
その他歩合制で売上の20%のバックマージンがありました

彼女の日給は1万5千円
月収は80万円から100万円
もっと稼いでいたかもしれません

【和子心中、、うそぉー
日給は一律1万円て聞いていたのにぃ】

「亜米利加亭は売春していましたね?」

はい、、皆じゃありませんが、、

「それも売上になるんですか?」

いいえ、そのお客さんが後から来てくれるようになると売上になります
※亜米利加亭は事件後1983年1月下旬、売春防止法違反で検挙

「彼女とはベッドの中の話もする仲だと言うことですが、先程の嫌いな人とは?」

Bさんです。亜米利加亭のマスターの紹介です

「そうすると、羽賀とBさんとは同時進行ですか?」

はい。Bさんはパトロンで月50万円位はくれていたそうです。車も買ってもらい、家も買ってくれる話もあったとか
羽賀はケチで嘘つきで、くれても
1万円くらいです。それでも彼女は羽賀が好きで、早く店をやめ、結婚して羽賀の郷里のS市に行きたいと言っていました

【和子の心中、、女はこうもベラベラしゃべるものなの~

「あなたは和子を知っていますか?」

知りません!
和子を見たのは19日、事件のあった夕方7時です。エレベーターから男とキャアキャア言いながら降りて来ました
被害者の部屋にあった陶器のスタンドを持った男は、警察から写真を見せてもらった和子の夫や、従姉妹の夫とは違う。和子の付き合っていた人だと思います
和子の髪は肩より長めで、チリチリなソバージュ頭で、色の黒い女でした

【和子の心中、、なるほど、この女のでたらめな目撃証言のせいで、共犯者説が出たのか。ちなみに私がパーマをかけたのは事件後。被害者の家財道具搬出は午後8時はまわっていたはず。まして萩原は出張中でいない】

★裁判長
「あなたの記憶違いじゃありませんか?あなたの見違いじゃありませんか?あなたの記憶力はいい方ですか?」

私は記憶力は人よりいい方だと思います








福田和子・第四回公判(午後)・検察側の証人、和子の恋人だった萩原

2021-09-07 10:21:12 | 日記
■検察側証人
萩原

1982年4月頃、マンションを見に行きましたが、気に入らんということで契約はしませんでした。その後も家具を搬入したマンションに入居するまでの間、4、5回マンションを借りたいと聞きました

事件のことと、彼女の行動を私なりに思いますことは、マンションに家具を運び込む時私が居ては困るので、私が出張した際に運んだという点、どういう訳か、8月6日に急に一方的な命令口調で、マンションを契約したと言われた点などから、彼女が計画して事件を起こしたと思えて仕方ありません

事件後の23日に彼女に会うとパーマをかけ、お盆に海水浴に行った日焼けの跡がすさまじく、首と肩は火傷のように皮がむけ、体を動かすのも痛そうでした

★裁判長
あなたとお付き合いをしていた女性と、後ろの被告人は同じですか?振り返って確認して下さい

【和子心中、、振り返った荻原と私は、不謹慎ながら笑みをかわした。彼は15年前と少しも変わっていなかった
彼の供述調書を読んだ時は茫然自失。3日前に愛をささやいた男が一転して、警察に寝返るなんて、、
愛していただけに、夫の供述書よりショックは大きかった
でも、、裁判所で目が合った瞬間「あっ、供述は翻してくれる」と思えた、、、ええ、私の自惚れです】

★辰巳検事
「被告人がマンションを借りた理由は?」

O市から通うのも大変なので、気の落ち着ける場所が欲しいと言っていました

★奥田弁護人
「あなたが夏には転勤だということは、いつ頃から知っていましたか?」

大分前、早い時期に知らされました

「公訴時効が15年だということは知っていましたか?」

はい

「被告人が逃亡先から、あなたに電話で、事件は店の共同経営のトラブルからだと言っていましたか?」

はい、僕にそう申しておりました

【和子心中、、いつもあなたに「別れましょう」と言った。言葉の半分は本気。半分は嘘
M市近郊に転勤するならまだしも、摂津は遠いわー。ちょうどいい潮時だと思ったんだけど、、
動機の1つに私があなたに見栄を張っていたんだろうと、、
あなたは外見で判断する人じゃない、、私は質問に立った】

★被告人
「あなたはブランド物、流行の物を身につけていることで、人を判断しますか?」

いいえ、僕はしません

「あなたは、当時どこの方言でしたか?」

関西弁でした

「私がマンションを借りたいと電話した時の会話を覚えていますか?」

いいえ

「よく思い出して、間違っていたら言って下さい。あなたはマンションを借りる時にも、電話の時にも『あんたなぁ、僕はほんまに摂津に行くんよぉ、嘘やないんよぉ、僕はほんまにおらんなるんよぉ』と、あなたは何度も何度も言ったんですよ」

すみません、本当にもう覚えてないんです

★辰巳検事
「あなたは被告人にマンションを使われたことをどう思いますか?」

たまたま利用されたのだと思います

「あなたねぇ、それじゃあ口止めなんかする必要がないでしょう!。あなたの周りに2人のことを知られて困る人はいましたか?」

いいえ

【警察で夫は妻の不貞を知り、萩原は独身だと思っていた女に夫や子供がいたことを知った。15年を経て同じ日に法廷での前夫と愛人の姿。萩原はそれでも供述を翻してくれた。男の度量の違いですかねぇ】

■論告
被告人は
被害者方から奪い取った家財道具を搬入する場所を確保するため
1982年8月6日午前11時30分頃
萩原の勤務先に電話をかけ
「外から電話をちょうだい」と言って、電話をかけてきた荻原に
「すぐマンションを探して、明日には契約したい」など命令口調で依頼

被告人は
萩原が不信感を抱き、自己の犯行発覚に結び付くことを防ぐため、あらかじめ9日、10日、M市のホテルに宿泊した際に荻原に
「讃岐の実家には自分の部屋が1つあって、母が私の家具を買ってそこに置いてある。それを母が送ってくれる」と言い

13日には、「家具をいつ運ぼうか、8月22、23日にしようかなぁ、家が狭いから全部は入らないから、送ってもらうのは少しだけにするわ」と言った上
「あなたが出張から帰る22日頃にはもうマンションに家具が入っている」旨、嘘を言い
萩原に不審を抱かせないための予防線を張っていた

福田和子・第四回公判・検察側の証人(前)夫

2021-09-07 09:10:51 | 日記
■1982年8月19日
PM3時頃、伊予市Gマンション703号室において、知人を殺害し、事情を知らない夫、他1名と共に知人所有の現金、預金通帳、家財道具(時価合計約956万円)などを搬出して奪い、夫に指示し、伊予市山林に遺体を埋めて遺棄し15年間逃亡

1997年7月29日(時効まで後21日)
逃亡先の越前署に逮捕された

♦️1998年1月19日
午前10時
第四回公判

■検察側証人・(前)夫

最初に話を聞いたのは1982年8月5日か6日
店が終わって迎えに来てくれと言われ、迎えに行った車中で
「悪い男から逃げる女友達がおるけん、逃げる際は家財道具の引っ越しを手伝って欲しい」と言われた
この頃から、和子は誰かの荷物を運び出す計画をしていたのだと思う

家財道具を搬出する際に和子は、部屋にあった紙袋から軍手を取り出して、手袋をしてやってと言った

遺体を埋めたスコップは山道にさしかかる所で、和子が車を停めてと言い、車から降りて後ろに走って行き、スコップを2本持って帰り、後部座席にそのスコップを入れた


★辰巳検事
「この事件をどう思いますか?」

このバカのおかげで、私も子供も外に出られません!被害者のお墓参りに行きたくても行けません!

★奥田弁護人
「仕事で軍手を使いませんか?」

使いません

「和子は夕食をどうしていましたか?」

大体作っていました

「事件当日の19日の夕食は、あなたがインスタントラーメンを作って、子供達に食べさせたとありますが?」

作らない時もありました

「犬を飼っていましたね。その犬の糞の始末にスコップを使っていましたね。被害者を埋めたスコップは、それを持って行ったんじゃありませんか?」

違います!

「暗い山道でスコップを見つけることは難しいんじゃないんですか?」

道路工事現場ならあります!

「事件の日、自宅に帰った時、和子は何か持っていましたか?」

ええ、、持っていたような気がします

「逃亡先の和子から、電話がありましたね。どんなことを言っていましたか?」

警察には言わんといてぇ

【和子心中、、嘘、、】

★児玉弁護人
「和子から頼まれた引っ越しは、どんな引っ越しだと思いましたか?」

暴力をふるう、、男から逃げる女の引っ越し、、

「では、あなたの調書にある、刑務所からパトロンが出てくるから、逃げる女の引っ越しとは違ってきますが、どうですか?」

わかりません

「刑務所から出てくる、という引っ越しの話しなら、事前に逃げる話しになり、被害者の引っ越しとは全然違ってきますが?」

もう、わかりません!忘れました

「両方の話しがごちゃまぜになっているんじゃないんですか?」

もう気が動転して、わかりません

★被告人(前夫の右斜めに立つ)
「日曜・祭日などはよく山に連れて行ってくれましたね。あなたのお母さんも一緒に、木の芽や野生の花をとりに」

あったかもしれません、もう忘れました!

★児玉弁護人
「その時あなたは素手でしたか?」

軍手をしていました

「その軍手はどこに入れていましたか?」

車です

「助手席のダッシュボードに入れていませんでしたか?」

そうだったかもしれません、、

「家に、玄関から台所まで廊下があったでしょう?」

廊下なんかゆうもんあったかぁ!
(和子を振り返り、憎悪の目で)
【和子心中、あったでしょう、、】

もう、忘れました!

「廊下のところで、紙袋の中から果物ナイフを『どうしようか』と和子が見せると、あなたは『捨ててしまえ!』と言ったでしょう」

忘れました!

★奥田弁護人
「軍手は従姉妹の夫は、古かったと言っていましたが、どうですか?」

いいえ、新品でした

「事件当時、被害者の遺体が、非情階段の6階と7階の踊り場に置いてあったことは間違いありませんか?」

はい

【和子心中、、パパ、刑事さんと現場に行くと、刑事さんも不自然やゆうてたよぉ】

★辰巳検事
「和子からナイフを見せられ『捨ててしまえ』と言ったのか、記憶していないのか、忘れたのか、重要なことなのではっきり言って下さい」

気が動転していたので、ちょっと、、わかりません

「どちらかと言えば?」

なかったと思います

「事件の前に頼まれた引っ越しの話しは、従姉妹夫婦の夫にも頼んでいたことを聞きましたね?」

えーえーそうです。従姉妹の夫にも前もって引っ越しを頼んでいたことを警察で聞きました、、
逮捕されてから初めて計画的だとわかりました

【和子心中、、そう、、警察で聞いたの、、】

★裁判長
「今の被告人に対する気持ちは?」

この世から消えて欲しい。わしのためにも、、、子供のためにも、、

【和子心中、、この人の人生を変えたのも私。恨まれ、憎まれるのは当然だ。私はこれで想いでからふっ切れたような気がした、、】

■論告
被告人は
前夫に対しても引っ越しの依頼などしたことがなく、1981年の暮れ被告人の知り合いで、スナックの2階に住んでいたホステスの引っ越しの話はしたことがあると、すり替える主張をしている

前夫は
被告人と夫婦関係であり、かばいこそすれ、あえて虚偽の供述をなす事情は全く存在せず、付随事情や当時の心情は具体的かつ詳細なもので、迫真に富んでいる
(つまり、前夫は嘘をついていない。被告人は嘘をついている)

■弁論
8月に入って被告人を迎えに行った車の中で、運搬依頼を受けた旨の供述をしているが、被告人は8月は夫に迎えに来て貰った可能性がない旨、具体的根拠を挙げて明確に供述している。夫の供述自体を吟味する必要がある

夫は被告人が逃亡後、警察に厳しい取調べを受け、8月27日自白するまで、被害者の遺体を山中に埋めたことも一貫して否定していた

本来真面目で嘘などつかない夫も、時と場合によれば嘘をつくこともあるのである

1、2週間前に引っ越しを頼まれたという記載が8月25日の調書にあるが、この時点では、被告人が逃亡したことも否認していたのであって、あるいは自分が被告人に頼まれた家財道具の運搬の手伝いを正当化するために、嘘を言ったのかもしれないし、従姉妹の夫が運搬依頼を供述している旨、誘導されてそのような供述をしたのかもしれない

これ以外にも、自ら持参したスコップを被告人が見つけたと言ったり、6階と7階の中間の踊り場に死体が置いてあった旨供述した、という具合に、不合理極まりない供述を繰り返しており、事前の運搬依頼についても、前夫の供述を鵜呑みにするわけにはいかない
(前夫は嘘をついている)