るるの日記

なんでも書きます

水の思想を持つ人は、他者に多大な影響を与える

2021-09-25 14:43:48 | 日記

水の思想

水は、円い器に入れれば円くなり
四角な器に入れると四角になる
万物に恩恵を与えながらも
けして相手に逆らうことなく
常に低いところへと位置する
そのあり方たるや、極めて謙虚
それでいて急流ともなれば、硬い岩でも打ち砕いてしまう力を秘めている
つまり、一見、主体性がないように見えながら、強力な主体性を奥に秘め、何も為していないようで実は為している。臨機応変、自由自在の思想のことである
この極致を【無為自然】
自我を克服した【本然の自性】

今までずっと求めていた本然の自性は、自分自身の本心、本性
本然の自性で生きれば
心の中には何の束縛もなくなり
苦しみも怒りもない
つまり無心、無私の境地
あるがままの姿を
あるがままに楽しむ境地

金はあればあったでいいし
無ければ無いでいい
晴れてよし、雨でもよし
という状態

この状態を絵で描くと「○」のみ
「円(まどか)なること無為と同じ。欠けることなく余ることなし」

何の塵も汚れもない清浄無垢な
本然の自性に返ったら
ただニコニコと笑う存在になり
人はその存在だけで心救われる
言葉はいらない
振る舞いに滲み出る水の主体性が
人を救う
何も為していないようで、為している






物事の視点・価値観の違い【暗さを歌う石川啄木・楽しみを歌う橘曙覧】性分

2021-09-25 13:30:23 | 日記
貧しい生活の中で
石川啄木はその暗さを歌う

「はたらけどはたらけど、
猶わが暮らし楽にならざり
ぢっと手を見る」

「友がみな、我よりえらく、見ゆる日よ、花を買い来て、妻としたしむ」

「わが心、けふもひそかに、泣かむとす、友みな己が、道をあゆめり

この悲哀にみちた心情こそ石川啄木の真骨頂である
「どうして、自分だけが不幸なのか?」と、常に友と比較して自分の不遇を嘆いている

だが、橘曙覧はけしてこのような歌は歌わない。その貧しい生活のなかでも楽しみを発見し、ユーモアを見いだしている。生活苦や、たわいのない日常の何事でも楽しみに変えてしまう。

他人と比べず
あるがままの状態を、あるがままに歌い楽しむ。その視点に感嘆する



息をするのも楽しみになるような生き方

2021-09-25 12:57:58 | 日記
私は楽しく生きたい
だが、、、
「もっと楽しい生活がしたい」
「私の人生これでいいのか」
「無意味、つまらない」
と思いながら暮らしていることが多い
そのような思いになる時
歌人・橘曙覧(たちばなあけみ)の生き方を書いた本「『たのしみ』な生き方」を読み返す

橘曙覧は幕末に福井で生まれた
ただの歌詠み。名利を求めず、ひたすら歌だけを歌い、人生を過ごした人
だが歌詠みの才能は天才で
福井藩主・松平春嶽が、仕官することを再三要請したが、そのたびに断り
巷でひっそりと、自然を愛し、家族を慈しみ、孤高に生きた人だった
人柄は普通の穏やかな人

橘曙覧が何より素晴らしいのは
生活のすべてを「楽しみ」に変えてしまう心を持ち、人生を楽しく充足して生きたということだ
その生き方はまさに「人生の達人」と呼ぶにふさわしい

橘曙覧の歌【独楽吟】の中から、、
★たのしみは、つねに好める、焼豆腐、うまく煮たてて、食わせけるとき

★たのしみは、雪ふるよさり、酒の粕、あぶりて食いて、火にあたる時

たのしみは、門売りあるく、魚買いて、煮るなべの香を、鼻にかぐ時

★たのしみは、昼寝目ざむる、枕辺に、ことことと湯の、煮えてある時

★たのしみは、昼寝せしまに、庭ぬらし、ふりたる雨を、さめて知る時

★たのしみは、世に解きがたく、する書の、心をひとり、さとり得し時

★たのしみは、空暖かに、うち晴れし、春秋の日に、出でありく時

★たのしみは、朝おきいでて、昨日まで、無かりし花の、咲ける見る時

★たのしみは、心にうかぶ、はかなごと、思いつづけて、煙草すふ時

★たのしみは、こころにかなふ、山水の、あたりしづかに、見てあるく時

★たのしみは、庭にうえたる、春秋の、花のさかりに、あえる時時

★たのしみは、物知り人に、稀にあいて、いにしえ今を、語りあう時

★たのしみは、珍しき書、人にかり、始め一ひら、ひろげたる時

★たのしみは、そぞろ読みゆく、書の中に、我とひとしき、人を見し時

★たのしみは、草のいほりの、むしろ敷き、独り心を、静めおる時

★たのしみは、人もといこず、事もなく、心をいれて、書を見る時

★たのしみは、いやなる人の、来たりしが、長くもおらで、かえりける時

★たのしみは、田づらに行きし、わらわ等が、すき鍬とりて、帰りくる時


ひらめきを待つのは時間の無駄

2021-09-25 07:59:31 | 日記
「アイデアが一瞬にしてひらめく」
という考えは危険な嘘

その嘘を信じてしまうと
アイデアが浮かばないうちは
何も身動きができなくなってしまう

取り組んでみて初めて明確な形が見えてくるものです。だからとりあえず始めてみる必要があります

頭の中で考えているだけでは完成形にたどり着くことはできない。ひらめきを待つのは貴重な時間の無駄にしかならない。重要なのは行動すること

原因があり結果を生む【村八分提訴】背景は何か?

2021-09-25 07:42:57 | 日記
京都府南丹市園部町の曽我谷地区

村八分のような扱いを20年以上に渡って受けたとして、住民の男性が元区長らに対し340万円の損害賠償と、その男性が区民であることの証明を求め京都地裁に8月13日付で提訴したことが24日分かった

男性は京都府長岡京市に住んでいた男性は、1975年に結婚し、曽我谷地区に住む妻の両親と養子縁組し
1983年に地区へ転居
農家組合長などを歴任し、地区の行事にも参加していた

2001年に離婚、妻の両親とも離縁
その後も地区で暮らしているが
挨拶は無視され
男性が出したゴミは回収されず
地区の行事連絡や配布物を受けられなくなった

男性は「組織ぐるみで孤立させられ、人格権を侵害された」と訴えている