12月から1月末にかけて
小木港に水揚げされる深海のマダラは、身がしまって卵が小さく、味がよい。高級魚の扱いである
2月には産卵のために磯に近づくが、卵は大きくなり、身も味が落ち値段も安くなる
ブリより安価に入手しやすく
こつけ
たたき
こぶじめ
煮つけ
ちり鍋
タラ汁
たらこ煮
たらこなます
たらこの寒天よせ
白子の酢の物
白子の味噌汁
などなど、さまざまに料理してよく食べる
★タラのこつけ
雄のタラは厚めに刺身にする
雌のタラの卵を茹で、冷えたらパラパラにほぐし、刺身の一切れずつにたっぷりまぶす
昆布と鰹節の出汁と、醤油を半々に混ぜ、みりんを少し加えてタレをつくり、こつけにかけて食べる
★タラの昆布締め
タラの身を一口大のそぎ切りにする
昆布は汚れをとり、酢でふいて、タラの切身を並べる
三列程並べたら昆布をぐるっと巻き、残りの切身も並べて、巻く
最後に軽く押しをする
翌日には食べられる(わさび醤油、しょうが醤油で)
★白子の酢の物
水で洗って、食べやすい大きさに切り、酢・醤油・砂糖で合わせた三杯酢をかける。ゆず・もみのり・もみじおろしを添える
★たらこのなます
たらこは茹でて、冷めたらほぐしておく。大根をせん切りにして塩で軽くもみ、ほぐしたらこを混ぜて二杯酢をかける。なんばやゆずを刻んで散らしたり、いしりを少し加えたりすると格別の味がする