るるの日記

なんでも書きます

福田和子・第十五回公判・求刑無期懲役「真摯な反省の片鱗すら認められない」

2021-09-10 14:33:34 | 日記
■論告
被害者の遺族らの、被告人に対する処罰感情は、事件から十五年以上経過した現在もなお、少しも慰撫されておらず、その傷跡は極めて深く、被告人への怒りが高まりこそすれ、少しも和らぐことはないのである

本件の量刑に当たっては、極刑をもとめてもなお癒されることのない遺族らの感情を十分汲み取ることに、やぶさかであってはならない

本件は平穏な地方都市において、被害者が惨殺され家財を強取された上、山中湖に埋められたばかりが、被告人が長期にわたり、全国を転々として逃亡を続けたもので、関係者、周辺住民、地域社会に衝撃と不安を与え、社会的に与えた影響は甚大である

被告人の自己中心的で反社会的性格は根深く、これが本件犯行に発現したもので、法規範尊守の意識は著しく低い。真摯な反省の態度の片鱗すら認められない。その犯情は悪質極まりなく、被告人の刑事責任は極めて重大であると言わざるを得ない

福田和子・第十四回公判・【黙秘権】元国鉄職員の家に預けた恥ずかしいもの

2021-09-10 14:17:12 | 日記
元国鉄職員の男性の
出張尋問を前提とした
被告人質問

★児玉弁護人
「捜査中に作成された調書には、元国鉄職員の名前はもとより、その人が本件事件の関係者であることも、一切供述されていませんね」

はい、言っておりません

「それは、忘れていたのか、あえて言わなかったのか、どちらですか?」

わかっていましたが、名前を出したら迷惑をかけるし、事件そのものには関係ないと思うておりました

「あなたは、1982年8月19時間、被害者を訪ねる前人気、元国鉄職員の借家を訊ねたと言いましたね。間違いありませんか?

間違いありません

「あなたが1982年8月24日逃亡する時に、元国鉄職員の借家を訪ねて行ったと言いましたね
そして男性の車でH市まで乗せて行ってもらったと」

そうです

「その時、元国鉄職員の借家に何か、あなたが置いてきたものがあったと?」

はい

「それは何でありますか?」

、、、黙秘権

「あまり、人に知られたくないような、恥ずかしい物ですか?」

私のものじゃありません。けどそれは言えません

「言えないというのは、恥ずかしい品物、であったからですか?」

そうです

★木崎検事
「何でその事を言わなかったのですか?その後も言う機会はあったじゃないですか?」

裁判長にもお願いしたように、なるべくだったら上申書でお願いしたいと。本当は言いたくなかったんです。でも、、マスコミに知られたら、調べられる、、やっぱり嫌だったんです

「元国鉄職員の家に預けたというが、彼はないとゆうてましたね」

預けたんじゃありません。私が黙って置いてきたんです。彼は一人だと聞いておりましたので、押し入れに入れました。私も持ってるのが恐かったんです。24日まで持っていたのは、よう捨てられなかったんです







福田和子・第十三回公判・検察は被告人の反省を強く求める

2021-09-10 13:52:38 | 日記
■裁判長の被告人質問

★奥田弁護人
「本件犯行当日、あなたが訪ねて行った元国鉄職員の名前を、その後思い出しましたか?」

はい
〈名前を書き、調書末尾添付〉

木崎検事
「今紙に書いた人を特定する手がかりは?」

O市にいると思います

「どうやって探したらいいんですか?」

電話帳で探していただくか、エリカの景子さんのお客さまでしたから、景子さんが知っているかもしれません

「景子さんの本名は?」

知りません、、

「それじゃあ、裏が取れないから分からないね。それと最後に、、
これは前にも言ったんだけど、しつこいようだけど、もう1回言うけど、反省してるというのは、言葉じゃないですからね。態度ですから。まずは何といっても、真実を明らかにしてお詫びをすることが反省ですからね。本当にわかってるんですか?あなたは?」

★児玉弁護人
「今言われた元国鉄職員の方ね
弁護人の方で電話帳を調べて、電話をしてみたんです。現在もO市に住んでいて、M市に借家をしていたという証言をいただきました。それで、あなたのことも知っています。だからあなたの言ってることは虚偽ではありません」

【和子心中、、検事からは、犯行当日訪ねた元国鉄職員の存在は、嘘だ嘘だと厳しい追求をされていただけに、大粒の涙が出た】

■O市へ出張尋問
非公開
元国鉄職員の男性が出廷


福田和子・第十二回公判・裁判長に、明確な殺害動機を語りはじめる

2021-09-10 13:25:33 | 日記
■検察側情状証人
被害者の実弟が出廷

★木崎検事
「この法廷で福田和子の態度を見て、あなたはどう思いますか?」

反省の気持ちが、ひとつも見られませんでした

「被告人福田和子に関しては、どのような処罰を望まれますか?

、、死刑にして欲しいです、、

■論告
被害者は、子供の頃から優しく親思いの性格であり、弟妹の面倒をよく見て、家業の手伝いなども積極的に行い、両親に孝養を尽くしていた

近い将来ホステスをやめ郷里に戻り、両親の近くで暮らし、実弟らと喫茶店を経営することを夢見、開業資金を貯めるべく必死に働いていた

事件発生の直前である
1982年8月14日から16日にかけても実家に帰省し、元気な様子を見せて「お母ちゃんまた帰るからね、元気にしときや」と優しく声をかけてきたものである

被害者は事件当時はまだ31歳の若さであり、自らの努力で築き上げてきた生活や、将来の夢を一瞬にして奪われ、金や財産欲しさという被告人の身勝手極まりない動機により、一方的にその犠牲者とされ、狙われ、惨禍に遭遇させられたものであって、その痛恨の念は想像を絶するものがあり、被告人の刑事責任は極めて重大である

被害者の遺族、とりわけ両親においては、手塩にかけてきた愛娘を奪われたばかりか、見るも無惨な姿にされてしまったもので、その怒り、悲しみ、無念さは筆舌に尽くし難く、察するに余りあるものがある

■裁判長の被告人質問

「当日は、どんなことに君が腹を立てたわけですか?」

最初7月に彼女のマンションに行ったときは、もう店のことは、彼女に言っとったんです。8月19日に行ったのは、私も9月から働こう思ってましたので、彼女の返事次第では、働く場所を変えなきゃいけませんのでね。で、長い間行ってなかったしと思って、ふらっと行ったんが間違いでね、、、

「8月19日は、ふらっと行ったのか?」

はい、、

「被害者のどういうことに、君が立腹したのかね?」

無言(黙秘権)

「君が立腹したことは、間違いないんか?」

はい

「死体の梱包状態から見ても、これはただごとではないような梱包の仕方にしか、印象受けないものだったからね。君はどれほどの立腹を、どういう原因でしたんかな、ということを改めて聞いておきたいから」

■和子話し出す
最初に二人が話ししたのは、普通の会話と、お店の話の会話をしたんですが、その後は、、
ちょっと言えないです
で、その後彼女から「萩原さんのような、お金のない人といつまでも付き合わないで、早く別れたらどう?」って、、、
私はそのとき、「そんな話で来たんじゃないよ、お店の話で来たんだから」と言ったんです。そのときは彼女は私の横にいたんです(ソファーに二人が一緒に座っていた)

そして一緒に飲んだんです
そしたらその時、電話が鳴ったんです。花ちゃんは電話に出ませんでした。ベルが10回位鳴ったんですけど
二人押し黙ったままおったんです

で、花ちゃんに「私は今日はそんなんで来たんじゃないんだ。この前のお店の話の返事を聞きに来たんよ」
と言ったら、そしたら
「あんたも、お客さん持っとるんやから、一人でしたらいいやないか。私はママに義理もあるから、店はやめられんわ」って言って、鏡台の方に行ったんです

鏡台の方に行って私に背を向けましたので、私が「そんな言い方ないやろ。花ちゃんがこの前いい返事してくれたから、私がこうして訪ねて来たんであって、そんなんじゃったら最初に、いやや言うといてくれれば、自分でも仕事探しとったのに」と愚痴ったんです

そしたら、彼女は鏡台の引き出しから財布を出しましてね。鏡台の引き出しから。で、私の方に財布をぽんっと投げたんです。「車代ぐらいやったら、持って帰りっ」て、、

そう言って、また鏡台の引き出し開けて、ヘアブラシを出して、そして、私に背を向けたまま足組んで、ヘアブラシで髪をといて、髪を揺らして、頭を左右にゆらして、、
ふけを落としたんです
そのときにものすごく腹が立ちましてね。もう、、、、

それで目の前に、彼女がリンゴをむいた時の果物ナイフがあって、それをとったんです
私はあの時、彼女の後ろ姿を見とったら、もう体中が火になったような気がしましてね、、、

立ち上がって、、
すぐ花ちゃんが気付いたんです
「バカみたいな真似をして」って
そう言って、振り返って
私の持つナイフを取りに来たんです
そして、揉めた時に、手を怪我させたんです。ナイフは私の手にあったまま、彼女にティッシュをあげて、、

彼女は「こんなまねして、警察にゆうてやる」
私は困るので「ごめん、こんなつもりで今日来たんやないから。警察だけはこらえてください」ってソファーんとこで、土下座して謝ったんやけど、怒ってて、、

「あんたは、こんなことして!
私が警察に言うたら、西山部長や荻原やって、もう終わりや」
言うたんです、、

私はカッとして、彼女に
「あんただって人のこと言われんじゃない」って、掴みかかって行こうとしたんですが、私は下に正座して座っとったんで、彼女の方が早くて、右足で胸んとこ蹴られたんです。私は引っくり返って
そして、、、

あの時、あの子が
「お店をするんなら、あんたとなんかしないで、一人でするわ」って言ったのが、最後の私の聞いた言葉でした

帯締めは、床にありました
転げて、私が体を起こした時に左側に見えたんです。わたしがはって行って掴みました

【和子心中、、なんで、、あの日あの時、帯締めがあり、私の目にとまったのだろう、、】

■裁判長に遺族あての謝罪を諭される
「君は遺族あての謝罪とか、そうゆうものは一通もないんだけれども、それはどうしてですか?判決あってから出すんじゃなくて、遺族にどう思われようと、君に謝罪の気持ちが本当にあるのなら、出しても当然ではないかと思われますけれど。マスコミのことは頭に置かなくていいですよ。裁判所から見ればね」

【和子心中、、私が間違っていた】









福田和子・第十一回公判・嘘つきな検察官

2021-09-10 11:28:55 | 日記
■被告人質問

木崎検事

「あなたは、捜査段階で、羽賀(被害者の恋人)が二人いたと言ったことはないでしょうか?」
この後も検事は
共犯者がいると言い出したのは、福田和子で、供述調書も二転三転とさせ、反省の色が全くないと弾劾
【実際は最初福田和子は全て一人てやりました、と自白していたのを、刑事や検察官が、共犯者がいるはずだと取和子を誘導していた。なぜならメンツにかけて、犯行の関係者を挙げたかったから共犯者がいてほしかったのだ】