よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

事務所の風景

2011-02-10 17:28:17 | とりとめもなく

食材補充に近くのス-パ-に買い出しに、締めて4500円とちょびっと。
レジの前で5000円を準備・・・それ以下の金額によしよし!・・と。
娘は、買ってきたコロッケをかじりながら、キムチをみつけて・・キムチコロッケだとか・・「うん うまい!」・・・と気に入ったようだ。
何を作ってもうまいうまいと食べてくれ、作り甲斐はある。買い物に行った後は5日分のメニュ-は決まる、…そのあとはあるもので。

モカは散歩も終わり、監視の目を盗んで、コロッケをよこせと催促。
かけらを口に入れ満足したのか、ソファ-の所定場所でこちらと、あちらを ちらちらと伺っている。
娘が帰ってしまえば。遊び相手がいないのをしってるのか、眠りにつくのが日課。

以前買っていた アジが冷蔵庫に眠っていたため、これも何とかしなければと
昨日、背開きにし塩を振り一夜干しに。
ワンパック158円のを二つ、いつもは小ぶりなのが10匹以上入っているが
今は大振りなので頭からしっぽまで召し上がっていただかなければと、
一夜干しにし、それを素揚げに、・・それから南蛮漬けにすれば、香ばしく、骨も、頭も、尻尾もすべて美味しくいただける。

彼女等に美味しいものを食べさせてやろうと、せっせと作ってもう5年続いてるだろうか?
こんなご馳走の出る”まかない夫”の居る事務所はなかなかないぞ!・・と
自画自賛しながらも・・・料理好きだからできる事。

こうして我が事務所の一日は今日も終了。


回想-16

2011-02-10 08:27:40 | 回想

Kさんの要望を匠がまとめた設計図の枚数は多く、事細かに描き、図面としての価値を高めるため昔から枚数を増やす工夫をするのが設計事務所の特徴なのだろうが、図面の枚数を書けば書くほど予算は上がり、上がってしまった予算を調整する時、自分の書いた設計図により調整不可能に陥り、
自分の意見を押し通し、結局は誰の家か分からなくなってしまう結果を生み出す場合があるのだろう。

今回のK邸設計図も同じような見方ができ、予算が2000万円と伝えたにも関わらず50坪以上の延べ面積の広さと、無垢の化粧梁や柱をふんだんに使って設計されていた。
最初Kさんから設計図を見せていただいた時、内容を詳しく見るまでもなく
2,000万円では建てることはできない家であることはすぐに理解できた。

Kさんは、また一から設計図を描く費用は無いので、この設計図で本当に2,700万円が必要なのかどうか予算を出してほしいと言われ、業者を呼び積算を依頼し、出た金額は2,400万円となり、予算は2,700万円もかからないが結局この設計図では予算オ-バ-となり設計変更をしなければ夢は叶えられない事をKさんも認め、一から設計図を立ち上げる事となった。            つづく。